オルガンで四季
14日、今日は都心のホールでのVivaldiの四季をチェンバロの代わりにポジティフオルガンを使った公演に出動。重量感ある低音や自在に延ばせる持続音などチェンバロとは一味違った魅力もあり意外にオルガンはこの名曲に合いますね。2段重ねのクラヴィオルガノでの通奏低音だとさらに強力かも・・・、誰かやりませんか?
ホール入り前に御近所の神保町のSP盤店を冷やかすと、昭和7年発売のランドフスカのイギリス組曲の日本盤を発見。彼女の日本での初のBach演奏盤と言う事で(もしかすると日本盤最初のBachのチェンバロ演奏かも・・・)当時話題になったでしょうね。今まで洋盤をメインに収集していたものの見方を変えると日本盤も興味深いもんです。
こちらは1906年ウィーン生まれで亜米利加で活躍したチェンバロ奏者Y・ペッスルの日本盤。彼女も戦前に何枚も日本盤が発売されたようなので日本でも知名度が高かったチェンバロ奏者だった様子。今日入手の盤はJOAKのシールが貼られているので某国営放送局の放出品ですね。この盤で全国にチェンバロ演奏がラジオ放送で流れたかもしれないと思うと「お宝ゲット!」かも・・・。
これが今日入手した中で一番の目玉盤! 昭和26年の某記念式典の録音盤(?)で、解説パンフの中に式典の中でハイドン「天地創造」も演奏とありますね。もしかすると指揮者はS藤秀雄先生の可能性大なのですが・・・。これは近々また蓄音機コンサートやらないといけないですね。乞うご期待!
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