年貢納め終了
8日、恒例の年貢納めがやっと終了(やはり震災の影響で厳しい数字になっておりました)。久々に時間が出来たので御近所のまもなく閉店というお店2軒を訪問。ますは創業90年という老舗古書店、御主人急逝のため今月末までで閉店との事で日頃静かなお店も大入りの様子。いつもバッハの音楽が流れる中多彩な古書をノンビリ拝見出来る居心地の良い古書店が無くなるのは残念。
次に向かったのは30年続いた中古LPレコード店。このデジタル時代にもアナログ一筋にコダワった経営方針で頑張っておられたものの82歳の店主ここらが潮時との事で惜しまれつつ閉店とか。ウチの膨大なLP盤の多くがこのお店でお世話いただいたはず・・・。
私も思い出深いお店だけに今日は久々にエサ箱(レコード棚をこう呼んでましたね)漁りに精を出しLPレコードをまとめ買い。古楽復興ブームの立役者の貴重な録音を結構発見し大満足。
今個人的に熱中しているタンゲンテンフリューゲルの貴重な録音LP(この希少楽器は録音が少ないのでは)を見つけ大興奮。実はこの鍵盤楽器こそモーツァルトの鍵盤曲を語る上には絶対外せない重要な存在だと思うのですが・・・。
今回一番喜んだ収穫は、甲府のチェンバロコンクール審査員でも来日したノルウェーのチェンバロ奏者シェティル・ハクサンド氏の若かりし日の録音(Louis Marchandの作品集という渋い盤でしたが)。写真を見ても若い!その他オリジナル楽器での演奏を収録したLPを「大人買い」し大満足の1日。厄介な年貢納めも終わったので今夜遅くの便で久々に海外に出張の予定。乞うご期待!
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