主役はファゴットペダル
8日、池袋で1820年製のオリジナルフォルテピアノのコンサート。試奏希望のお客様が結構多く、皆さんこの時代のピアノに興味深々のご様子。プログラムはお馴染みシューベルトから没後175年のフムメル、没後200年のドゥシークまで。この時代のピアノならではの5本ペダルを駆使して様々な音色変化を披露するも今日一番受けたのはやはり強烈な音色のファゴットペダルでした。
今日のもうひとつの目玉は譜面代りに最新電子黒板を見ての演奏だったのでは(私は初めて見ましたが)。まだソフトが不完全で譜めくりが少々難しいとの事ながらいずれかには主流になるスタイルかも・・・。 コンサートで使う度に手を入れ直し調整を続けていたこのオリジナルのフォルテピアノ、やっと合格点が出せるレベルまで仕上がった様子。次はあちらやこちら(どちらも世界的名手クリスティーヌ・ショルソスハイム女史が演奏)、そしてそちらに出動の予定。乞うご期待!
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