100歳のプレイエル
10日、パリで長年仏蘭西系ピアノの修復やフォルテピアノの調律などで活躍され去年帰国された技術者の方が最近日本で修復されたという1911年製のプレイエルを見学にさいたま市のピアノ工房を訪問。(共同で修復されていたとか) 製作当時のアイデアを尊重した丁寧な修復で蘇った100歳のピアノの華やかで艶っぽい音色が素晴らしく、独逸のピアノと人気を張り合っていた全盛期の仏蘭西製ピアノの魅力を存分に味わう事が出来る仕上がり具合でした。これからは古き良き時代の仏蘭西製ピアノを積極的に修復されるとの事で今後の活動が楽しみです。 余談ながら今日初めて訪問した工房の近くには、人気大衆食堂が並ぶ卸売市場や新鮮で安い魚が売り物のスーパー、ワインがマニアックな品揃えの酒屋など個人的に「過ごし易そうな」ところの様子。羨ましい!
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