孤軍奮闘
5日、ナニワの老舗ホールでの人気Vn奏者のリサイタルに白フレンチで出動。てっきり室内オケかピアノとご一緒かと思っていたら伴奏はチェンバロのみと聞いてビックリ。会場は1700席の大ホールの上にお相手の楽器は音量豊かなモダン仕様の銘器ストラド(近年まで完全にオリジナルの状態だったという奇跡のような楽器だったとか)、果たしてチェンバロがちゃんと聴こえるか心配するも(演奏家が一番心配されてましたが)、幸い鳴りっぷりではウチで一番の独逸製のチェンバロは8f1本でも充分銘器のお相手が出来た様子。
人気奏者の公演とあって補助席まで出る大入り満員で裏方にも大入り袋が・・・(久々に頂いたかも)。無事公演が終わり搬出の際にチェンバロの底板に1本のクラックを発見。どうやら先日の10%台の異常乾燥だったリハーサル会場に3日間お泊りしていた時の名誉の負傷の様子。(幸い音には全く影響が無いようで一安心でしたが) タフな独逸製もなぎ倒す冬の日本の強烈な乾燥の怖さを改めて実感。
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