ハマの洋館で古楽祭
12日、毎年恒例のハマの洋館での古楽祭、今年は千秋楽のフォルテピアノ公演のお手伝いで参加。まずは昼本番の大御所2人のデュオ公演のリハを少し拝見(この公演はノータッチでした)。オリジナル楽器の魅力はやはり圧倒的で素晴らしい!
この古楽祭の大看板といえばこの方!今回も古楽への愛情溢れるトークで会場を盛り上げてくれました。昨日は本番に楽器を持って乱入したそうな・・・。
今回の古楽祭、どの会場も満席の盛況だったとか。年々雰囲気音響共に素晴らしい会場で間近で聴く古楽器の演奏に惹かれるお客様が多くなってきた様子。特にこの会場は首都圏の洋館の中でもトップクラスでは・・・。夜本番はハイドンの交響曲からスタート。
次にモーツァルトのOb四重奏曲。冬場の晴天で外はカラカラ、会場は古い建物だけに室内も乾燥が激しくリード楽器には辛い環境だった様子。
同じくモーツァルトのFg協奏曲。満席なら本番で少しは湿度は上がるかと期待するもそれ程上がらず・・・。
トリはモーツァルトのPf協奏曲18番。厳しい乾燥でフォルテピアノもメロメロになるかと心配するもタフな楽器だったようで(奏者所有のHoffmanのコピー)大崩は無く調律師としては一安心でした。やはり古楽器演奏は味気ない現代のホールより古い洋館で聴く方が魅力は倍増するのでは・・・。会場が広く無いだけに来年もチケットは争奪戦になるのでは?来年も乞うご期待!
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