オリジナルフォルテピアノついにコンサートデビュー
3日、オリジナルの6オクターブフォルテピアノのJohann Georg Grober (Insbruck 1820) がついにコンサートデビュー。台風接近で天気を心配するも「晴れ男(私です)」vs「台風」(演奏家がどうも雨男だそうで・・・)との対決は激戦の末に際どく晴れ男が勝利。(搬出入では辛うじて濡れず) 雨のお陰で蒸し暑く古楽器にとっては辛い環境の中でのデビュー戦となるも191歳のフォルテピアノは安定したコンディションで堂々の鳴りっぷりを披露。演奏家の極上の楽器コントロールも伴ってお客様の反応も上々、このオリジナルのフォルテピアノの今後のコンサートでの活躍が期待出来そうで何より・・・。コンサートの前後にオリジナルのフォルテピアノが試奏出来るとの事で沢山の方に楽器に触れて頂く事が出来これまた貴重な機会となった次第。次回のこのフォルテピアノの登場は11月16日(水)同じく明日館講堂での筒井一貴フォルテピアノリサイタル、今年メモリアルイヤーのリスト特集ながら若き時代の作品をウィーン式ピアノで演奏というユニークなプログラム、乞うご期待!
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