今度の蓄音器コンサートはガンバ特集
6日、池袋の明日館で開催しております蓄音器レコードコンサート9月の明細をご案内。
明日館 蓄音器コンサート
9月の特集
「ヴィオラ・ダ・ガンバ特集」
~まだ見ぬ古楽器に夢を託した日本人~
ドルメッチ、ヒンデミットなど昭和初期日本で聴かれていたガンバ演奏
の音盤を色々紹介いたします
1921年建築の洋館で
1930年代のSPレコードを
1930年の蓄音器で聴く!という贅沢!
今回は今から80年前の日本での第1次古楽器ブームの頃、まだ当時の日本には到来していない古楽器のひとつ「ヴィオラ・ダ・ガンバ」の演奏が実はレコードを通して多くの愛好家には知られていたという事実を検証いたします。今や聴く事が出来ない古樂復興の先人達のガンバ演奏を是非お聴きください。録音当時の蓄音器での生々しい音色もお楽しみいただけるはずです。
昭和初期の日本人の古楽器への興味を示す多くの文献も同時に展示させていただきます。
紹介するヴィオラ・ダ・ガンバ奏者(予定)
アーノルド・ドルメッチ一家 (ガンバコンソート)
Richard Dering 6つのヴィオールのファンタジー
巴里古典樂器研究會 (カザドシュ一家) (Vg+Cem)
モンテクレール 田園の歓喜
Paul Grummer + Anna Linde(Cem)
ヘンデル ガンバとチェンバロの喜遊曲
Antonio Tusa + Isabelle Nef(Cem)
J・S・バッハ ガンバソナタ1番 ト長調
R.Hindemith + Alice Ehlers (Cem)
ヘンデル ガンバとチェンバロのためのソナタ 他
ガンバ特集の後は同時代の様々なジャンルの珍しいレコードもお聞かせする予定です。
なお、このコンサートの収益は東日本大震災の復興支援のために寄付させていただきます。
是非この珍しい蓄音器コンサートにお越しいただけますでしょうか。
詳しくはHPをご覧ください。
第3回 2011年9月27日(火)
自由学園明日館 Room1925 19時開始
(18時頃から蓄音器を鳴らしておりますので早めにお越しいただいても結構です)
出演 梅岡 俊彦(音盤解説)
料金: 2000円(当日精算)
蓄音器: 英国EMG社MarkⅨ(1930年)
主催・連絡先: 目白古楽ネットワーク
梅岡 俊彦 umeoka-gakki@nifty.com
共催: 自由学園明日館 重要文化財 明日館HP
Address: 〒171-0021 東京都豊島区西池袋2-31-3
第4回 蓄音器コンサート 予告
「チェンバロ特集 其の弐」
~チェンバロ復興はこんな音色から~
ドルメッチ・ランドフスカから始まるチェンバロ復興の一役を担った
各チェンバロメーカーの音色を聴き比べ
(Pleyel Steingraeber Maendler Schram 他)
10月25日(火) 19時 明日館 Room1925
« 岡山でフォルテピアノコンサート | トップページ | 入手困難と思っていた稀少盤が・・・ »
「チェンバロ」カテゴリの記事
- タッチ修正(2025.01.24)
- 蓄音器 チェンバロ オープンリールテープ(2025.01.23)
- 国産楽器3台が御相手(2025.01.22)
- ハプニング連発の千秋楽(2025.01.21)
- 勉強会(2025.01.20)
こんにちは、森塚です。次回蓄音器コンサート期待しております。
ちょっと宣伝させて頂きますと、9月10日(土)15:00~鎌倉のカフェサンスーシで第三回蓄音器茶論を開催いたします。今回はモーツァルトのピアノ協奏曲第9番他です。クレデンザとEMGinnベビーで掛けます。ご興味のある方は是非お越し下さい。
投稿: 森塚秀人 | 2011年9月 7日 (水) 16時37分