フォルテピアノで復興支援
4日、池袋明日館でのフォルテピアノによる復興支援コンサート第2回はワルターモデルが登場。小ぶりな会場だけに至近距離で味わうフォルテピアノの音色は迫力満点(特に低音の豪快さは特筆ものでした)。1921年築という重要文化財の建物の贅沢な素材の内装が豊かな音響の源には違いないものの(修復時に大正時代の漆喰壁の技法を忠実に復元したとの事)、聞けばこの部屋だけ90年前の床材で使える部分を丁寧に集めて張り込んだ床だそうで、壁天井床すべてが贅を尽くしただけにそこらのホールでは味わえないようでダイナミックで芳醇な音色を存分に堪能出来た次第。今回も試奏希望者が結構お越し頂いたので復興支援のカンパも予想以上に集まりました。ありがとうございました。このシリーズ第3回は9月3日(土)14時から(夜ではありませんのでお間違いなく!) 1820年製のオリジナルの6オクターブフォルテピアノJohann Georg Grober (Insbruck)が初登場! 190年前のピアノに触れる貴重な機会ですのでお聴き逃しなく!(お弾き逃しなくと言うべきですね)
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