明日の蓄音器コンサートはチェンバロ特集
1日、いよいよ明日開催の蓄音器コンサートのご案内。第1回のクラヴィコード特集に続いて今回の特集は「知られざるチェンバリストたち」。昭和初期に実は日本で一大古楽ブームが起こっており、有名なランドフスカ女史以外にも沢山の優秀なチェンバロ奏者が日本に紹介されていたという驚きの事実を検証いたします。当時日本で聴かれていた実力派チェンバロ奏者の貴重な演奏を当時のレコードと蓄音器でお聴きください。昭和初期の日本人の古楽器への興味を示す多くの文献も同時に展示させていただきます。
紹介するチェンバロ奏者
★ マルグリット・レスゲン・シャムピオン
ランドフスカに続くフランスの実力派チェンバロ奏者 戦前日本でも大人気だったようで多数レコード発売
★ ヴァイオレット・ゴードン・ウッドハウス
ヨーロッパではランドフスカのライバルと言われた英国出身のドルメッチの秘蔵っ子的存在
★ イェラ・ペッスル
ウィーン出身 幼少から欧州チェンバロ界で大活躍 30年代から米国を基点に活躍
★ ポール・ブルノール
フランス出身 パリのサンジェルヴェ教会オルガニストで音楽学者 もしかすると録音にオリジナル楽器を使用かも?
★ ルドルフ・ドルメッチ
有名なドルメッチ一家の長男 彼が早世していなければヒストリカル楽器の奏者として戦後大活躍だった?
なお、このコンサートの収益は東日本大震災の復興支援のために寄付させていただきます。
詳しくは専用HPをご覧ください。
また7月14日の第1回蓄音器コンサートのレポートはこちら
東日本大震災支援コンサートwith明日館
「日本最初の古楽ブームを検証する」
~SPレコードと蓄音器で味わう昭和初期の古楽演奏~
1921年建築の洋館で
1930年代のSPレコードを
1930年の蓄音器で聴く という贅沢!
第2回 ~知られざるチェンバリストたち~ チェンバロ奏者はランドフスカだけじゃない!昭和初期の日本で知られていたチェンバロ奏者たち 2011年8月2日(火) 自由学園明日館 Room1925 19時開始 (18時頃から蓄音器を鳴らしておりますので早めにお越しいただいても結構です) 出演 梅岡 俊彦(音盤解説) 料金: 2000円(当日精算) 蓄音器: 英国EMG社MarkⅨ(1930年) 主催・連絡先 目白古楽ネットワーク 共催: 自由学園明日館 重要文化財 明日館 HP
〒171-0021 東京都豊島区西池袋2-31-3
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