蓄音器で聴く珍しいチェンバロ演奏
2日、明日館での蓄音器コンサート無事終了。ランドフスカと同時代に英仏米などで活躍したチェンバロ奏者達の珍しい演奏の聴き比べはその演奏スタイルや使用楽器、録音などの違いがはっきり認識出来て我ながら貴重な体験に。「もしかすると録音史上初のオリジナルチェンバロでの演奏では?」と注目の仏国の大御所ブルノールの演奏盤での「使用楽器はオリジナルかモダンか?」の判断は皆で審議するも残念ながら結論は出ず。(当時は録音によって音色が相当左右されるようです) 本編終了後の「お楽しみタイム」ではエルマン(Vn)やカルーソー、シャリアピンなどのSP盤時代の主役からタンゴやジャズ(相変わらずCパーカーのSavoy盤が人気)など多彩なジャンルをリクエストを交えて演奏、おまけに演奏家当てなどのクイズもあり盛り沢山の楽しい2時間でした。(SP盤に録音しながらまだ存命の日本人歌手は誰?というクイズまで飛び出しましたが誰か判りますか?) 次回(まだ時期未定)の蓄音器コンサートは昭和初期のガンバ演奏の特集を予定中。また明細決まりましたらお知らせいたします。乞うご期待!
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梅岡さんこんにちは、第二回目も楽しく聴かせて貰いました。チェンバロの音はボイシングで大きくかわりますから、ひょっとしたら爪が堅い皮か何かなのかもしれませんね。それにマイクを接近して採っているんでしょう。一見華麗(?)ですが、今風の音ではありませんな。それでも私もランドフスカのSPレコードはだいたい揃いました。音は別として、クープラン、ラモーとかフランスものの解釈はなかなかいい線いってます。
投稿: 森塚秀人 | 2011年8月 8日 (月) 10時57分