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2011年7月 1日 (金)

80年前の古楽ブームを当時の音で再現!

8_2 1日、昨日発表した池袋明日館での東日本大震災復興支援コンサート、まずは3台の楽器が連続して登場するフォルテピアノコンサートの企画からスタートしますが、並行して昭和初期の我が国最初の古楽ブームを当時のレコードと資料で検証する「SPレコードと蓄音器で味わう昭和初期の古楽演奏」というレコードコンサートも開催することになりました。1921年建築の素晴らしい音響の洋館で、1930年の高級蓄音器(英国EMG社MarkⅨ)を使って1930年頃のSPレコードを聴いていただくという何とも贅沢なコンサートとなります。古楽ブームの源流を是非当時の音で味わってみてください!

第1回 2011年7月14日(木)19時開始 
 自由学園明日館 Room1925 

蓄音器コンサート

 〜ドルメッチのクラヴィコード演奏を特集〜

★今から約80年前、昭和8年(1933年)に古楽器復興の開祖A・ドルメッチがクラヴィコードによるバッハの半音階的幻想曲と平均律の演奏のレコード7枚組が日本でも発売され洋楽愛好家の間で大きな話題となりました。(音楽雑誌などでは特集が組まれレコード会社も宣伝に熱心だった様子) バッハの平均律の録音ではEフィッシャーのピアノ演奏が有名ですがその1年前にもう日本で古楽器による平均律が聴けたという事は余り知られていないでしょう。昭和8年にランドフスカのチェンバロと共にドルメッチのクラヴィコード演奏が日本で相当人気だったという事を実際にレコードを聴きながら検証いたします。雑誌などの資料も多数展示予定。レコードだけでなくクラヴィコードの生演奏も聴いて頂く予定。

特別ゲスト) クラヴィコード生演奏 筒井一貴氏

第2回 2011年8月2日(火)19時開始

自由学園明日館 Room1925

 蓄音器コンサート 

 〜知られざるチェンバリストたち〜

★ 昭和初期のチェンバロの大スターと言えばランドフスカ女史、しかしその頃実は沢山のチェンバロ奏者が日本に紹介されていたようです。当時どんなチェンバロ奏者が人気だったかをレコードと多彩な資料で検証していきたいと思います。

出演: 梅岡 俊彦(音盤解説)
料金: 2000円 (収益は震災復興へ寄付させていただきます)

主催:目白古楽ネットワーク (梅岡)

共催:自由学園明日館

申し込み)  Email  umeoka-gakki@nifty.com

蓄音器コンサート HPはこちらをご覧ください。

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