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2011年7月21日 (木)

明日館での蓄音器コンサートのご案内

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21日、今日は7月に続き池袋明日館で開催の蓄音器コンサートのご案内。今回は今から80年前の日本での第1次チェンバロブームの頃、有名なランドフスカ女史以外にも沢山の優秀なチェンバロ奏者が日本に紹介されていたという事実を検証していきたいと思います。歴史の中に隠れてしまった実力派チェンバロ奏者の貴重な演奏を当時のレコードと蓄音器でお聴きください。昭和初期の日本人の古楽器への興味を示す多くの文献も同時に展示させていただきます。
紹介するチェンバロ奏者
★ マルグリット・レスゲン・シャムピオン
ランドフスカに続くフランスの実力派チェンバロ奏者 戦前日本でも大人気だったようで多数レコード発売
★ ヴァイオレット・ゴードン・ウッドハウス
ヨーロッパではランドフスカのライバルと言われた英国出身のドルメッチの秘蔵っ子的存在
★ イェラ・ペッスル
ウィーン出身 幼少から欧州チェンバロ界で大活躍 30年代から米国を基点に活躍
★ ポール・ブルノール
フランス出身 パリのサンジェルヴェ教会オルガニストで音楽学者  もしかすると録音にオリジナル楽器を使用かも?
★ ルドルフ・ドルメッチ
有名なドルメッチ一家の長男 彼が早世していなければヒストリカル楽器の奏者として戦後大活躍だった?

82 その他も興味深いレコードを多数聞いて頂く予定です。

今回の大きな目玉は、ランドフスカに隠れてしまった実力派チェンバロ奏者を多数聴いて頂けることもありますが、何よりももしかすると最初のヒストリカルチェンバロでの録音かと思われるポール・ブルノールの盤でしょうか。
果たしてどんなチェンバロを使っていたのかを皆様と一緒に検証しようと思っております。
なお、このコンサートの収益は東日本大震災の復興支援のために寄付させていただきます。
是非この珍しい蓄音器コンサートにお越しいただけますでしょうか。
詳しくは専用HPをご覧ください。
また7月14日の第1回蓄音器コンサートのレポートはこちら
 
東日本大震災支援コンサートwith明日館
「日本最初の古楽ブームを検証する」
~SPレコードと蓄音器で味わう昭和初期の古楽演奏~

第2回 2011年8月2日(火) 

   自由学園明日館 Room1925 19時開始

 (18時頃から蓄音器を鳴らしておりますので早めにお越しいただいても結構です)

出演 梅岡 俊彦(音盤解説)

料金: 2000円(当日精算)

蓄音器: 英国EMG社MarkⅨ(1930年)

主催・連絡先 目白古楽ネットワーク 

梅岡  umeoka-gakki@nifty.com    

共催: 自由学園明日館  重要文化財   明日館 HP
     〒171-0021 東京都豊島区西池袋2-31-3

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