アンプ内蔵チェンバロ
28日、昨日の続きですが、昭和42年にエタ・ハーリッヒ= シュナイダーが日本に持ち込んだアンプ内蔵のモダンチェンバロ、一体どんな姿だったのか興味津々。そう言えばベルリンの博物館でも同様の楽器を見た事がありました。 (メーカー未確認ですが) 一見普通のモダンチェンバロのような姿ですが・・・。
やたら沢山あるつまみが実は音量ボリューム。全体の音量だけでなく各レジスターの音量を細かく調整出来るとはいかにも独逸らしい芸の細かさか。
内部を覗くと響板に2つもスピーカーが埋め込んである様子。これではエレキギターと一緒で生音は随分小さいはず。シュナイダー女史の大阪公演でアンプ不調で電気増幅無しの生音で演奏したら随分小さな音量だったというのも頷ける話では・・・。写真の楽器はカラヤンが実際に弾き振りで使ったモノだったとか。
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