堅牢なようで繊細
11日。西の某音大のチェンバロの御機嫌伺いに出動。楽器部屋はまだ肌寒く冬仕様の加湿器作動のままながら数日前の春の陽気のお陰か湿度は急上昇しておりチェンバロは湿気を吸い込みパンパンな状態、ピッチが20Hz近く上昇しており(!)何度も調律を繰り返す羽目に。この時期連日湿度が乱高下しているようで(数日前には湿度一桁という恐ろしい日もありましたね)楽器管理が難しい日々なので要注意。現代ピアノ並みに堅牢と思っていたモダンチェンバロが意外にもヒストリカルと同様に湿度の影響を受けておりやはりデリケートな構造だったと判明。ところで関西にいると地震も無く桜満開ののどかな日々ながら夕方東京に戻るといきなり強い余震連発の緊張した雰囲気に逆戻り。東西の震災への温度差は予想以上・・・。
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