チェンバロ2台で初台へ
29日、今日はフレンチとジャーマン2台を持って初台へ。昼夜2公演まずはリコーダーとガンバ・チェンバロの3人によるオールドフレンチピッチでのフレンチプログラム。持ち込んだ2台のチェンバロの内まずは鳥の羽根フレンチが登場。(お客様はジャーマンは予備の楽器と思われたかも)
今回の通奏低音のNaoki氏とフクチャンの2人、実は小・中学校からの幼馴染との事(Naoki氏が1年先輩とか)。主役が吹くリコーダーの中にもフクチャン作があるとの事でこの公演、色々な縁がある様子。 舞台は相変わらず凄い乾燥でいつトラブルが起こっても不思議ではない環境ながら2台のチェンバロ共に踏ん張ってくれました。
夜公演は昼の3人に歌が加わり独伊プログラムでジャーマンチェンバロが登場(こちらはバロックピッチ。ちなみに両公演ともに調律法はアレンジされたミーントーンでした)。主役2人の人気なのか開場前から大行列という大入り公演(何故か和服姿のご婦人多し)。 異常乾燥の中満員のお客様の人息で湿度が上がるかと期待するもたった2%の上昇のみ(意外に上がらないもんです)、それでも先日の極寒と異常乾燥の中での録音に比べると今日はまだマシだよと皆言っておりましたが・・・。
今回の公演、チェンバロ関係者にとって一番のインパクトはやはりNaoki氏の奔放自在な演奏では。彼の素晴らしいタッチコントロールによる迫力の演奏を聴けば我々の興奮をお客様にも判っていただいたのでは? 終演後「フレンチでまた演奏したいですね」との事でもしかすると3月のリサイタル、ジャーマンとフレンチの2段鍵盤2台という豪華な組み合わせになるかも・・・。乞うご期待!
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