英国の銘器
10日、昨日到着したばかりの英国製チェンバロのお届け作業。事前の下見では狭い玄関からの搬入は「ほぼ無理」との見立てのためレッカー車を手配して外から吊り上げの大掛かりな作業を予定。それでもまずは駄目元で玄関から入れてみようと試すも普通の入れ方では全く入らない・・・、そこで「捻り回しの術」(その場で思いついただけでしたが)を使うとギリギリで難関を通過。結局レッカーを使わず搬入に成功しホッ。
今回お届けのチェンバロ、英国製ながら大陸側でも銘器として評判高い楽器で(この製作家の楽器は日本では2台目?)、その格調高い木工の仕上げや力強いサウンドは正に噂に違わぬクオリティの高さ。まだ日本に到着したばかりでヨーロッパの香り高い鳴りっぷりのままというのも嬉しい限り。海外の素晴らしい楽器も日本に持って来て数ヶ月経つともう日本訛りになってしまうのが困ったもの。管理には細心の注意が必要なのですが・・・(特に湿度管理が重要では)。
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