斧振旋風上野直撃!
29日、上野にチェンバロオルガン2台で出動。「リハはたっぷりやるよ」と言っていた伊国一座、結局通常より遅いリハスタートに変更となり(やっぱりイタリア時間でした)楽器搬入後ノンビリアメ横散策。今日はまた残暑が戻ってきた「暑い1日」ながらお店はもう秋一色、何語を話すのか不明ながら(笑)1000円からウン万円までの松茸がズラリと店頭に。
今日は福岡音楽祭で大暴れし大好評だった斧振氏率いる伊国一座(和娘・杉田嬢も参加でしたが)の唯一の東京公演。その卓越したテクニックとダイナミックながら緻密な表現力には初体験のお客様は度肝を抜かれたのでは・・・。最初は食い入るように演奏を聴き込んでいたお客様もコンサートが進むに連れてどんどんヒートアップ、最後は熱狂的な拍手でフィナーレ。
プログラムはアンサンブルの他にVnのソロ(Bachのオルガン曲トッカータとフーガニ短調の編曲版なんてユニーク!)や曲冒頭でマエストロ自身の歌(雰囲気満点!)が突然登場などどれも意外性充分、アンコールでは熱演のあまり弓が吹っ飛んでしまう劇的なエンディング(ヴァイオリンを首に吊っていたスカーフに引っ掛かってしまったそうな) いやはや圧倒的な演奏に酔いしれた2時間でした!
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