現代古洋琴界の重鎮、英国式を弾く
30日、午前中ここ数日出動予定の楽器6台の入れ替えでバタバタ。やっと3台を車に積込みすぐに西へ移動、6時間のドライブで何とかギリギリ開演直前にナニワの某ホールに到着。今日は米国のフォルテピアノの重鎮(開祖?)Mビルソン氏のレクチャー&コンサートにお客で参加。前半は作曲当時から現在までの楽譜や楽器の変遷を中心としたレクチャー、後半は日本では珍しい19世紀初頭のオリジナルの英国式6オクターブフォルテピアノ(山本コレクションのブロードウッド1816年)を使っての演奏。現代フォルテピアノ復興の開祖様が語る40年に渡る歩みは歴史的な転換の現場にいた当事者だけに中々興味深し。またオリジナル楽器を知り尽くした楽器コントロールにも感嘆! 明後日に開催予定のフォルテピアノワークショップではウチの2台のフォルテピアノを提供予定。20年振りの再会(最初ビルソン氏の持ち物だったのを現在私が所有)というデュルケンモデルをマエストロはどう料理するのか楽しみ。
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