ブルージュ到着
9日、いよいよ今回の旅の本命ブルージュ音楽祭に参加のためパリからブルージュに移動。幸いパリより少し涼しく日陰に入れば肌寒い位。早速楽器展示会場を覗くと何故か場内は閑散。聴けば一般のお客の見学も少なく、コンクール参加者も何故か練習にもやってこないので静かだよとのこと。大幅に運営が変わり様変わりした老舗古楽音楽祭も先細り状態なのか活気が無いのが心配。
楽器見学の合間に今回からチェンバロ審査員に加わったブリュッセルの若手教授F・ハース氏のフレンチプログラムのリサイタルへ。今回注目のブレーメンの製作家の楽器を使っての演奏は緊張気味だったのか(実は自分が審査する側なのに・・・)少々物足りない出来に。銘器エムシュ(一時期南仏のお屋敷にあり皆こぞって録音に使った楽器ですね)を所有すると言う恵まれた環境の方なのですが何故?
この展示会は沢山の楽器を弾けるという他に珍しい工具や資料、部品などを入手出来ることも大きな楽しみ。今回は長年探していたフォルテピアノ用双頭調律ハンマーのスグレモノを見つけてすぐに入手。ピンサイズの違うヘッドを交換出来るのもアリガタイ。
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