« 2010年7月 | トップページ | 2010年9月 »

2010年8月

2010年8月31日 (火)

再び猛暑の中へ

100831_13 31日、奥多摩の標高1000m近い霊山の宿坊で心地良い目覚めでスタート。この夏東京都内でこんなエアコン要らずの涼しい場所があるなんて・・・。

100831_18涼しい山上から下界に戻ると今度は北関東食文化の研究のため(笑)上州(武蔵野?)饂飩圏で評判の鶴ヶ島のお店でランチ。讃岐顔負けの打ちたての腰のある(アゴが疲れる程か?)麺と意外にサッパリしたダシの組合せが素晴らしい!(麺が400gから2kgまでオーダー出来るにはビックリでしたが)

100831_44 続いて日本近代産業史の勉強のため明治5年創業開始という群馬・富岡の製糸場跡を見学。明治維新直後に海外の技術を導入し作られた日本初(?)の100mを越える支柱無しの大工場には脱帽。(昭和末期まで現役だったとは・・・) 創業当時絹糸という数少ない輸出品で世界の仲間入りを果たそうとした先人の苦労を垣間見れた1日。それにしても下界に降りると群馬も東京も相変わらず暑い!

2010年8月30日 (月)

寒い!

6 30日、余りの猛暑続きに堪らず今日は都心を脱走、涼しさを求めてまずは奥多摩の秘境にある鍾乳洞へ。(目白から車で2時間で到着、便利になったものです)入口からは冷気が噴出しており中はナンと気温9℃! 余りの寒さに上着を羽織って震えながらの坑内見学。キツイ階段の連続も汗もかかずでしたね。

41 続いて奥多摩で評判という古民家蕎麦屋の座敷でユッタリとせいろを賞味。ツユ無しでも鮮烈な味を楽しめそうな打ちたての蕎麦が素晴らしい。

39 お酒は呑めないのが残念ながらアテの沢蟹の唐揚げも美味し。

87 涼を求めて今度は標高1000m近い霊山・御岳山の山上へ。多少暑いものの日陰で風が吹けばヒンヤリ快適。夜は遠くに見える都心の夜景を眺めながら肌寒い山上の宿坊で一杯。

2010年8月29日 (日)

拍子抜け

Photo 29日、昨日に続き新百合での合唱団公演本番にポジティフオルガンで出動。昨日の大渋滞に懲りて相当早く出発するも夏休み最後の日曜なのに今日は何故か渋滞は少なめで予定より1時間半前にホール到着してしまい拍子抜け・・・。今日の公演、大人数の合唱あり、ダンスありと多彩なプログラムなので舞台転換が結構ハード(休憩15分で合唱台の撤去などという慌しさ)ながら、ハマの有名ホールの元精鋭スタッフ陣が今日も見事は仕切りで大活躍。

2010年8月28日 (土)

今日は・・・

Photo 28日、今日は川崎新百合での地元合唱団のリハにポジティフオルガンで出動。何も考えず首都高に乗るとナンと渋滞50kmの表示が・・・。今日は夏休み最後の週末でしたね。慌てて一般道に降りてあちこち迂回路を走り回るもどこも行楽客で激しい渋滞。冷や汗かきながら約束時間ピッタリにホールに到着。イヤ焦りました。初めてという年季の入った区民ホールに行くと長年お世話になったハマの某大ホール名物ステマネ氏がお出迎えでビックリ。この4月から転勤でこのホール勤務になられたとか。帰りも渋滞でグッタリの1日。

2010年8月27日 (金)

新兵器敗北か

2 27日、厳しい夏をナンとか越せそうなフォルテピアノ3台の調整・調律の1日。都留音楽祭で湿気を吸い込んだデュルケンは未だに水分が抜けず相変わらずピッチ上がりっ放し(モダンピッチ一歩手前のまま・・・)。2~3日では簡単に水分は抜けないのか。スタジオで箱入り娘だった2台、ワルターは1ケ月前の調律がほとんど崩れておらずそのまま舞台に出せる位の安定度! 新入り180歳のグレーバー爺も冷房除湿完備の完璧な環境にご機嫌なのか僅かにピッチが下がった程度でほとんど変化せず一安心。このまま夏は越せそうです。先日ブルージュで見つけてきた特殊形状のフォルテピアノ用調律ハンマー、再びグレーバーで試してみるもオリジナルの調律ピンにはどうも上手くフィットしない・・・、結局以前使用していた小型ハンマーの方が使い易いと判りガッカリ。(結構高かったのに)

2010年8月26日 (木)

バッハ・フルートソナタ録音

726日、都内のホールでのフルートのCD録音のためジャーマンで出動。チェンバロ使用はバッハのフルートソナタ1曲のみ。若手実力派とピアノ界の大御所との組合せは万全の演奏でほとんどTake1でOKでは?という順調な録音セッションになり音出し1時間半でもうお役御免に。こんな短いセッションは初めてかも・・・。

2010年8月25日 (水)

水抜き

2 25日、朝神戸で雑用を済まし再び東へ移動。高速は最後の夏休みを楽しむ家族連れで満杯。夕方都心の渋滞にハマリながら何とか目白に帰還。首都高山手トンネルは慢性的な大渋滞、折角便利なものが出来たと喜ぶもコリャ使えない・・・。スタジオに戻り早速都留音楽祭から戻った楽器のご機嫌伺い。5日間凄い湿気の中で頑張った楽器陣(最後は色々トラブルも出始めていましたが)、スタジオで2日間乾燥させるも簡単には水分は抜けてくれない様子。焦りは禁物なので(昔の都留で慌てて乾燥させて響板割れた事あり)しばらくはノンビリ水抜き作業です。

2010年8月24日 (火)

地蔵盆

1 24日、前夜都留から東京に戻るもチェンバロを積込み深夜西へ移動。早朝愛知県でチェンバロのお届け。厳しい階段上げもチビチェンバロで楽勝。昼に久々に神戸に帰還。ヨーロッパから帰国後「和食食べたい!」と地元のご贔屓蕎麦屋を勇んで訪問。荒挽きのシャキっとした蕎麦とトロトロの蕎麦湯を頂き「やっと日本に帰ったゾ」と実感。

10

久々に実家に帰ると今日は地蔵盆。今は御詠歌を歌う程度の静かなお盆ながら子供時代は自宅前の道の真ん中にある有名な松に櫓を組んでの盛大な盆踊りが夏の楽しみでした。(踊りの最後にもらうお菓子が嬉しかった!) しかし名古屋も神戸も相変わらず猛暑!ヨーロッパ~都留と涼しい(寒い?)夏を過ごしてきた身には初めて遭遇する記録的な暑さにマイッタ!

2010年8月23日 (月)

都留音楽祭 最終日

6 23日、都留音楽祭も最終日。恒例の受講生コンサート、まずは地元リコーダーアンサンブルの演奏。毎度ながら子供達の演奏の上手さに感心。

7 講師陣の演奏をバックにバロックダンス組は豪華な衣装をまとってのダンス。

3

最後は受講生全体によるドゥランテ作曲のマニフィカート。(多分日本初演ではとの事) レッスンの成果を披露して最後はランチタイムにまたまたフリーコンサート。バスの出発時間直前までタップリ皆さんの熱演を楽しみ今年の音楽祭も無事終了。今年の音楽祭は25周年ということもあって盛り沢山。例年以上に古楽漬けを楽しめた5日間だったのでは・・・。戦い終わって楽器部隊はまた沢山のチェンバロなどを積込んで渋滞の中を縫って5日振りに帰京。(ヤレヤレ) 私はその後新座でチェンバロを積込んで再び西へ移動。

2010年8月22日 (日)

都留音楽祭4日目 大宴会

15 22日、都留音楽祭4日目。レッスン最終日、そして恒例の山梨古楽コンクールの入賞者コンサート。今回は14歳で初入賞、今年18歳で3位獲得と大活躍だった韓国のウンチョ・ヨム嬢のリコーダーリサイタル。(共演桜井茂Vg・寺村朋子Cem) 驚異のテクニックと表現力で圧倒された舞台、ただ熱演のあまり大幅に時間オーバー、後は音楽祭最大のお楽しみ宴会タイムなのでアンコールも出来ない・・・(宴会時間が削られると皆に恨まれる?)

16 そこで「宴会の冒頭でアンコールをやろう!」と演奏家お客様同時に会場を移動し宴会会場で再び演奏。演奏家の飛び入りもありノリノリの演奏に大喝采の中で無事アンコール終了。

22 宴会部長つのだ氏(今年はサンタ姿で登場)の司会でいよいよ宴会開始。(エマ公演、タブラ公演と連日連投のため少々お疲れの様子でしたが)

28

最初は兄弟3人で受講という熱心な一家の姉弟でまじめなモーツァルトのVnソナタ演奏。なんだただの表芸かと思いきや少しでも間違えたらそこで演奏終了という懐かしいゴングショースタイル。皆からのプレッシャーを受けながらも長い時間演奏に成功は凄い!

29

つのだ部長も出だしは中々マジメな演奏でしたが・・・

32 こちらも宴会常連の山口氏のまずは歌謡曲バンド(フォルテピアノ入り!)で奥様が岩崎宏美を熱唱。我がフォルテピアノも宴会の常連になった様子。

41

次も山口組で謎の空中奏法楽器マトリョミン大活躍の和洋古今楽器混成部隊(チェンバロ入り!)でのバッハ平均律第1巻24番プレリュード。

43

今年は爆笑ネタよりもホノボノ系のネタが多かったような。

45

トリはやはり浜中組。最初は伊藤氏のチビチビヴァイオリンの曲芸弾き。これが無いと都留の宴会の気分が出ない?

49

これにはビックリ! 途中サプライズでエマ&睦美のコンビで「浜辺の歌」。エマの日本語の情感溢れる歌が素晴らしかった!

52

今年の浜中組のメインは御馴染みのメンバーによる渾身のボディーパーカッション演奏。皆さん練習のし過ぎで膝が真っ赤に腫れ上がって歩くだけでズボンに擂れて痛かったとか。宴会芸に体を張る講師陣素晴らしい!

59

浜中組が無事終了しお開きかと思いきや大トリとらせてと突然の乱入あり。ところがつのだ、山口、渡邊各氏が伴奏で舞台に上がるも誰も何の曲をやるのか誰が歌うのか何も知らず大混乱。(最後の頃はもう皆さんベロベロでしたし) どうやら有村親衛隊の酒の勢いでの舞台ジャックだった様子(?) 制限時間一杯まで大騒ぎの宴会は無事(?)終了。来年はいかに?

2010年8月21日 (土)

都留音楽祭3日目 タブラ来襲!

1 21日、都留音楽祭もはや折り返し。都留ではレッスンの合間のランチタイムに受講者によフリーコンサートを開催、初日にもう申し込みで満杯になる盛況振り。音楽祭で色々なアンサンブルを組める事を楽しみにされている方が多いのでは。

7 記念開催の今年は毎日コンサート開催という豪華版、今日は人気者タブラトゥーラが登場。古楽テイストのダンスバンド(?)と化したノリノリの演奏に最後は皆が舞台に上がり乱舞状態。夜も皆興奮冷めやらず深夜まで宴会部屋は盛況(調律スタッフは今年も寝不足気味です・・・)

2010年8月20日 (金)

都留音楽祭2日目 歌姫登場

1 20日、都留音楽祭2日目の今日からレッスン開始。今回は25周年ということで英国古楽界の大物が講師で参加、受講生と共に聴講生も大勢参加で活気あるレッスンに。

4 午前午後の充実したレッスンの後は受講生による大編成のアンサンブル練習。今回もチェンバロ2台とオルガンも使用する贅沢な楽器編成。この演奏の成果は最終日に披露の予定。

12 夜は今回のメインゲストエマ・カークビーリサイタル。山梨県の山奥(失礼!)での開催ながら東京からお越しのお客様が多いのにはビックリ。さすが古楽界永遠の歌姫の人気は凄い! つのだ氏のリュート伴奏でしっとりと聴かせるダウランドでまずはノックアウト!、後半は波多野さんとイタリアからかけつけたチェンバロの松岡友子さんが加わり華やかなステージ。この組合せの感動的な演奏がたった一夜限りとはナンと贅沢な音楽祭!最後拍手が鳴り止まなかったのは納得でした。夜の宿舎での宴会も相変わらず盛況。中には怪我で急に欠席した某技術者から電話による宴会乱入という荒業も飛び出し深夜までワイワイ。

2010年8月19日 (木)

第25回都留音楽祭開幕

2 19日、今年も夏の名物都留音楽祭が開幕。今回はいきなりのハプニング発生。早朝技術者仲間から急に参加不可能になったとの連絡が入りビックリ仰天。楽器が足りない!と急遽車に4台もの楽器(ポジティフオルガン、フォルテピアノ、チェンバロ2台)を無理やり積込む羽目に・・・。他のフォローもあり無事楽器は勢揃い。舞台に並べるとまあ壮観です。

9 今回は第25回の記念開催ということでゲスト講師は古楽界の「永遠の歌姫」Eカークビー女史をイギリスから招聘。オープニングは25回を祝うビックリパフォーマンスからスタート。

11各講師陣の演奏を次々に楽しめる恒例のリレーコンサート。ウチのチビイタリアン都留デビューしました。170cmのチビ君階段上げも楽で今回は大活躍。

17 ところで今年の都留は涼しい様子。このまま5日間続いて欲しい!

2010年8月18日 (水)

越冬ならぬ越夏かも

Photo 18日、帰国後の残務処理の1日。勇気を出して外出するも余りにも凄い猛暑に倒れそう・・・。先日まで「上着が無いと寒いなあ」と言ってた身にはコタエマス。スタジオの楽器陣を半月振りにご機嫌伺いするも留守中も空調コントロールが上手くいったようで(子守役の皆さん有難う御座います!)、どの楽器もご機嫌な様子で一安心。厳しい越冬ならぬ越夏にまずは半分成功した様子。しかし意外に湿度の振幅が大きい様子で油断ならないのですが・・・。ブルージュで入手の新兵器の調律ハンマーを早速試すもまだその癖を掴みきれず少々難航気味。研究熱心な工具製作家が色々な要望を取り入れた高性能な工具だけに後はこちらの慣れが問題か。明日から第25回都留音楽祭に参加のため再び東京から離れます。今年は記念開催でバロック界の永遠の歌姫エマ・カークビーが参加です。皆さんお楽しみの宴会は8月22日夜の開催予定。そう言えば先日のブルージュコンクールの公式結果発表がこちらに出てましたね。(フォルテピアノ入賞者の経歴だけですが・・・ チェンバロの方はどうした!)

2010年8月17日 (火)

暑さに仰天

57 17日、2週間の旅からやっと帰国。成田空港で飛行機から出た途端あまりの熱気に倒れそうになりましたが・・・。日本はエライことになっていたのですね。アチラでは昼は暑くて(?)ジャケット無しでも過ごせるが朝晩は結構寒かった・・・なんていうと怒られそう。帰宅したらもう電話とメールの嵐、旅行中何故かメール不調でずっと音信不通気味。皆さんにご迷惑をお掛けいたしました。もうメール電話共に大丈夫です。ところで東京は暑い割には乾燥気味でしたね。除湿器慌てて止めました。

2010年8月16日 (月)

まもなく帰国

2416日、オランダのスキポール空港で出国待ちです。相変わらず14ユーロのラーメン屋健在でした。日本はまだ暑いのでしょうか?

2010年8月15日 (日)

アントワープへ

11 15日、戦いすんでブルージュを脱出。広場では祭日なのか様々な衣装を着た面々の大行列が続きバスが全然やって来ない・・・。ギリギリで駅に到着すると帰国のお仲間②大勢遭遇。

17 最後の訪問地アントワープに到着するとこちらも広場に市が立ち大賑わい。売り子は皆さん昔の衣装をまとっての芝居掛かった楽しいマーケット。タンカ売いの威勢の良いお店は見物人で溢れんばかり。

85 今回最後の楽器博物館訪問は通称「肉屋のギルドハウス」。ルッカースの御本家ながら他に比べると少々寂しいコレクションかも・・・。ご自慢のグラーフは現在修復中で不在、同じく看板のひずめ足のデュルケンも木喰い虫の被害でフタを閉めて休眠状態。ルッカースは数えるほどしかないし・・・。昔インマゼール氏がいたころの勢いが懐かしい。

ブルージュ速報。チェンバロ部門で郡司氏トップ獲得!

39 ブルージュチェンバロ・フォルテピアノコンクールファイナルの速報です。チェンバロ部門では郡司和也氏が見事トップを獲得!おめでとうございます!

チェンバロ部門

第2位 Kazuya Gunji (JP) 

     Maxim Emelyanychev (RU)(聴衆賞)

第3位 Paolo Zanzu (IT)   

     Stanislav Gres (RU) 

フォルテピアノ部門

第1位 Petra Somlai (HU) (聴衆賞) 

第2位 Olga Pashchenko (RU)   

第3位 Ksenia Semenova(RU) 

第4位 Anthony Romaniuk (AU)   

チェンバロ部門での日本人の最高位獲得は86年の桒形亜樹子さん&高橋美由紀さんのダブル受賞以来ナンと24年振りの快挙! しかし今回ロシア勢の勢いの凄さを改めて思い知った次第。しばらくはフォルテピアノもチェンバロも上位独占が続くかも? 

2010年8月14日 (土)

ブルージュファイナル

8 14日、激戦が続いていたブルージュコンクールも今日が最終日。午前中はホール前の広場でのマーケットを散策。肉やチーズは豊富ながら魚は種類も少なく魚喰いの日本人には物足りない品揃え。それでも観光地の名物なのかどこも凄い賑わい。

11 コンクール本選はまずはフォルテピアノから。今回楽器はP・McNultyとC・マーネの2台のワルターが用意され、4人の出場者が選択。演奏はほぼ実力均等の大激戦の様子。ダイナミックな演奏を聴かせるロシア勢にニュアンスに富んだ演奏を聴かせる豪とハンガリー勢という様相か。本選は3時間を越え終了はチェンバロ部門の開場直前。審査員は交代で休めるものの2部門合計6時間半という長丁場を聴き続けた聴衆は食事も出来ずハードな1日に。

20 チェンバロ部門はドイツの製作家Volker Platteのジャーマン1台のみが登場。今回も10台ほどの候補から出場者が選べると聞いていたものの1台に絞り込んだ様子。こちらもロシア勢2人と伊日の対決。コンチェルトのアンサンブルには中丸まどかさんが参加。両部門ともにいつもより聴衆が少なかったのは古楽ブーム衰退の兆候なのか・・・。昔は大ホールは満杯、ヨーロッパ在住の日本人演奏家が大結集の様相で賑やかだったのですがナンとも残念。

2010年8月13日 (金)

老マエストロ健在なり!

10 13日、ブルージュ音楽祭もファイナルまであと1日。今日は45年前の第1回のコンクールから審査員を務める古楽界の至宝(もう生き仏という存在かも?)レオンハルト氏のチェンバロリサイタル。今回初登場のブレーメンの新人製作家のフレンチでの相変わらず渋いプログラム。このチェンバロの数日前の若手審査員の時からは見違えるような豪快な鳴りっぷりには驚嘆!御歳80歳を越えるご老体からは信じられないエネルギーに満ち溢れた演奏に観客は感激の嵐、最後は総立ちでこの老マエストロに感謝の拍手を送ってました。来年の来日公演も元気な姿を見せてくれるのでは?

42 午後はブリュッセルの楽器博物館へ。今回は博物館内のホールにあるコンサート用楽器を特別な許可を得て試奏。地元の名工アルーやフランスの名工アンセルム(私の楽器とほぼ同じ時代の作でした)などの充実したチェンバロ陣、R・ブラウンのフォルテピアノ、プレイエルなどの多数のアンティックピアノ陣など素晴らしいラインナップ。コピー楽器でも現代のトップクラスの製作家に依頼するなど贅沢さは羨ましい限り(パリの博物館もそうでしたね) コレクションの中には下鍵盤は通常ながら上鍵盤は左が高音、右が低音という逆配列の不思議な2段鍵盤のモダンピアノもあり(どういった用途で作られたのか判らないのですが・・・)。 通常コレクションも貴重な16f付きチェンバロのハスやクーシェ、豪華な装飾のティボー(弦が新しいのはもう演奏可能なのか?)など銘器が充実。最後は名物の屋上カフェでブリュッセルの市内を見渡しながらノンビリとビールで締めくくり。

ブルージュ予選速報。郡司氏ファイナル進出!

13_2 ブルージュコンクールの二次予選の速報です。審査が長引き(1時間半遅れ!)発表は深夜となる長い1日に。

チェンバロ部門はロシア二人を含む4人がファイナル進出。日本勢は郡司和也氏が見事進出となりました。おめでとうございます。躍進目覚ましいロシア勢の中にはチェンバロ・フォルテピアノ両部門で二次進出というツワモノまでいた様子。(フォルテピアノではファイナル進出とか) 日本勢2人目の吾妻優子さんは残念ながら2次進出まで。

Paolo Zanzu (IT)  Kazuya Gunji (JP)  Stanislav Gres (RU)  Maxim Emelyanychev (RU)

フォルテピアノ部門はロシア二人を含め4人がファイナルに進出。日本勢唯一進出の羽賀さんは残念ながらファイナル進出ならず。

Olga Pashchenko (RU)  Anthony Romaniuk (AU)  Petra Somlai (HU)  Ksenia Semenova(RU)

ファイナルの結果発表は8月14日深夜の予定。

2010年8月12日 (木)

ブルージュ二次予選

9 12日。今日はブルージュコンクール2次予選。参加人数が減ったお蔭で開始は午後と余裕のスケジュール。朝はルッカースのチェンバロなどが展示されていたグルートゥーズ博物館を久々に訪問。最近改装されたとかで貴重なオリジナルのチェンバロ陣は展示から外されてしまいヴァージナル1台とフタのみという寂しい状態で残念。

3 昼はフォルテピアノ審査員のC・Chevallerによる1905年製のエラールによるフランス近代作品のリサイタル。昔は年代物の楽器を恐る恐る弾いていたものですが、今やダイナミックなフォルテを存分に出せる健全なアンティックピアノがコンサートで使える時代になった様子。その迫力には圧倒されました。演奏後に日本なら花束贈呈の場面ではこちらはお酒(高級ワイン?)を手渡すのが習慣みたいですね。その方が良いという演奏家も多いのでは?

Photo  午後からいよいよコンクール2次予選開始。フォルテピアノは楽器が総入替で、M・Walkerのシュタイン、1820年のベームの6オクターブオリジナル、Cマーネのワルターの3台を使用。調律がすぐ狂うのか演奏中にも調律手直しのためストップが掛かるなど調律師受難の様相に。日本人は羽賀美歩さんが8人中唯一二次予選進出。

5

同時スタートのチェンバロ部門は一次予選の楽器3台にイタリアンが加わって4台に。初期物から現代曲まで楽器を何台も弾き分けないといけないタフなプログラムとなった様子。チェンバロの日本勢は郡司和也氏と吾妻優子さんの2名が二次予選進出。

2010年8月11日 (水)

オリジナルチェンバロ

3 11日、早朝ブルージュの街を歩くとマルクト広場にマーケットが! 新鮮で美味しそうなモノが並びゆっくり見学したいところだが今日は遠方までお出かけのため残念ながらスルーし駅へ。

5 今日は古楽界の至宝、R・コーネン氏のご自慢のコレクションを拝見するため彼の家を訪問。まずはブリュッセルのお宅で銘器「D・Dulken1755」に久々に再開。30年以上も数多くのコンサートや録音で活躍した現存するオリジナルチェンバロの中でも屈指の銘器の音色は相変わらず輝かしく力強い!後期フレミッシュながらどんなレパートリーでも弾けてしまうその表現力の素晴らしさには改めて脱帽!まるでリサイタルのように熱心に弾いてくれるロベールの演奏を一人で独占出来るという至福の時間。この銘器を大切にしてくれる方なら譲っても良いよと言われましたがどなたかいかが?(お問合せは私まで)

137 次にベルギーの山奥にある別荘に移動し最近修復したという17世紀フレンチのオリジナルチェンバロと初対面。初期フレンチ特有のシャープで力強い音色や全身を覆う豪華な装飾を丹念に蘇らせたフランスの製作家A・アンセルムによる見事な修復仕事に感嘆! (まだこれから外装の修復をするとの事ですが) 最初修復は2年という予定がナンと6年も掛かってやっと音が出たとの事。完全な修復にはまだ時間が掛かる様子(私もチェンバロを注文し納期が大幅に遅れてヤキモキしましたが完璧主義者のアンセルム氏の仕事は本当に遅い!) オリジナルチェンバロの魅力を存分に堪能出来た至福の1日。

ブルージュコンクール予選速報!

Photo 2010年度ブルージュ国際コンクール予選の結果速報です。チェンバロ部門のセミファイナルへは日本人では吾妻優子さん、郡司和也氏の2名が見事進出!お二人とも2009年山梨古楽コンクールチェンバロ部門の本選出場者でしたね。 セミファイナル出場者 11名 国別 RU 3  FR 3 JP 2 BE 1 CA 1 IT 1 ロシアとフランスが3人でトップ

Photo_2 フォルテピアノ部門では、日本人は羽賀美歩さんが見事セミファイナル進出。  セミファイナル出場者 8名 国別 RU 3 JP 1 CH 1 AU 1 DE 1 HU 1   皆さんオメデトウゴザイマス! チェンバロ・フォルテピアノ共にロシア勢が一大勢力ですね。将来の古楽大国になるのか? セミファイナルは8月12日夜に結果発表の予定。

2010年8月10日 (火)

ブルージュコンクール予選

8 10日、ブルージュ音楽祭のチェンバロ・フォルテピアノ部門の一次予選が終了。今年はエントリー者が激減している上にキャンセルも多かったようで少々寂しいコンクールに。盛況だった昔は朝から夜まで終日演奏が続いていたのが今回は14時から夕方まででアッサリ審査終了(お蔭で審査員達は元気に連日コンサート聴きに来ていましたが)

16 チェンバロ予選の楽器は何故か新作ではなく相当古いW・ダウドのフレンチ(懐かしい!)、同じく古いP・ウモーのフレンチ、比較的新しいJ・カルスベックのジャーマンの3台。70年代、80年代、90年代と3世代のチェンバロの音色を聴き比べ出来たので興味深かったもののコンクール参加者にとってはある意味やりにくかったのでは。

3 フォルテピアノ部門の楽器は何故か常連のP・McNultyが不参加(別の録音があり今回彼は姿を見せず)、M・Walkerの5オクターブ半とC・マーネの5オクターブの2台。「弾きにくかった!」と参加者から不満が出てましたがまあコンクールは「平等の悪条件」が常なのでどんな楽器でも涼しい顔で料理出来るタフさが必要では。

8_2 昼は1998年のチェンバロ部門の覇者B・Martiaリサイタルへ。ムイタリアンとルッカースの2台の楽器を巧みに弾きわけ、初期伊仏の渋いプログラムで見事な演奏を披露。(某審査員の演奏よりも安心して聴けました(笑)) 

60 今年のブルージュは楽器の展示会がコンクールの前半のみで閉幕という変なスケジュール。相変わらず沢山のチェンバロ・フォルテピアノ・クラヴィコードが勢揃い、今回はジャーマンと初期フレンチ2段が多かった様子。(その時の流行があり面白いのですが) 毎回お楽しみの爆笑ネタになるような楽器は残念ながら激減、16フィート付きイタリアン2段や複雑な分割鍵盤などユニークな楽器は結構あり、オリジナルのフォルテピアノが増えてきたのも収穫でした。

4 展示会は今日で終了とのことで最後は100台もの楽器の撤収で大賑わい。本場(?)の運送風景を見る貴重な機会とばかり熱心に見学するも、このように大勢で持つだけという芸の無い(苦笑)運び方もあり

57 重量級のフォルテピアノをカバーも掛けず(外は小雨なのに)1人で軽々と運ぶ猛者もいたりと色々勉強になった次第。

2010年8月 9日 (月)

ブルージュ到着

10_2 9日、いよいよ今回の旅の本命ブルージュ音楽祭に参加のためパリからブルージュに移動。幸いパリより少し涼しく日陰に入れば肌寒い位。早速楽器展示会場を覗くと何故か場内は閑散。聴けば一般のお客の見学も少なく、コンクール参加者も何故か練習にもやってこないので静かだよとのこと。大幅に運営が変わり様変わりした老舗古楽音楽祭も先細り状態なのか活気が無いのが心配。

11 楽器見学の合間に今回からチェンバロ審査員に加わったブリュッセルの若手教授F・ハース氏のフレンチプログラムのリサイタルへ。今回注目のブレーメンの製作家の楽器を使っての演奏は緊張気味だったのか(実は自分が審査する側なのに・・・)少々物足りない出来に。銘器エムシュ(一時期南仏のお屋敷にあり皆こぞって録音に使った楽器ですね)を所有すると言う恵まれた環境の方なのですが何故?

Photo この展示会は沢山の楽器を弾けるという他に珍しい工具や資料、部品などを入手出来ることも大きな楽しみ。今回は長年探していたフォルテピアノ用双頭調律ハンマーのスグレモノを見つけてすぐに入手。ピンサイズの違うヘッドを交換出来るのもアリガタイ。

2010年8月 8日 (日)

パリ最終日

164

9日、パリ3日目は久々に楽器博物館を訪問。相変わらず素晴らしいチェンバロコレクションを誇るものの、装飾が素晴らしい初期フレンチのデリュイソーが展示から消えており代わりに17世紀リヨン?の2段鍵盤が展示。展示のオリジナル以外にも館内演奏会用の楽器としてE・ジョバン、I・アルー、D・ライトという現代のトップクラスのチェンバロをズラリと揃える姿勢には感心。(他の博物館は演奏用の復元楽器は余りお金を掛けないようですが) ショパンイヤーなのに愛用のプレイエルがヒッソリと展示してあったのにも少々ビックリ。(もっと大騒ぎしていると思っていたのですが)

21_2

夕方はパリ市内のショパン所縁の場所を探訪。ショパンの元住居は今や超高級ブランドショップ街のど真ん中。(日頃絶対近づかないエリアかも) 葬儀をおこなった教会も観光客で賑やか(現在も有名人の葬儀が良くおこなわれるとか)

2010年8月 7日 (土)

蚤の市

6 7日、晴れると少々蒸し暑く日が陰ると肌寒いナンとも着るものに困るお天気が続く。朝からパリの蚤の市を散策。以前に古びたヴァイオリンケースから見つけた古い音叉がピッチを測るとA=430と約200年前の物だったり、オリジナルのフォルテピアノのハンマーを見つけたりと古楽器関連の掘り出し物を探すのが楽しみと勇んで出陣。まずは蒐集ネタのSPレコードの山を発見するも盤質悪く購入を断念、次に古本屋で楽器の資料を見つけで購入、さらに出物は無いかと広いエリアを徘徊していると、ナンと昨日お会いしたサイディ氏とばったり遭遇。市のオープン直後に見て回るとは流石アンティック好きは筋金入りのご様子。

14 午後はサイディ氏の最新作を拝見に個人宅を訪問。現在の楽器ながらオリジナルのような威圧感が漂うのには感心。遅作の製作家ながら手間を掛けて精魂込めて作られた楽器は作り手にはいつまでも我が子のような存在だよと言っているそうですがその楽器に対する愛情には頭が下がる思い。

2010年8月 6日 (金)

パリチェンバロ工房訪問

20_4  6日、パリ到着後はチェンバロ工房2件を続けて訪問。まずはオリヴィエ・ファディーニ氏(ミラノの重鎮エミリア・ファディーニ女史の甥とか)の工房を訪問。チェンバロ製作家ながらフォルテピアノやアンティックピアノの収集・修復にも精力的で、特に今年のショパンイヤーで注目が高まるプレイエルピアノのコレクションが素晴らしい!オリジナルの状態を丹念に研究し慎重に修復された彼のプレイエルは他で聴いた同時代のプレイエルとは全く違った魅力的な音色を持ち、その秘密はハンマーの素材だよとの事。(他にも秘伝が色々ある様子) またマジョルカ島滞在中に愛用していたアップライトの小さなプレイエルの表現力の豊かさにも驚嘆。(ピアノーラというタイプの魅力を彼は熱く語ってくれましたが) 他にもオリジナルのフォルテピアノやチェンバロ(!)もお持ちの様子でナンとも羨ましい! 最近製作中のチェンバロはブラス弦とガット弦をミックスした不思議なチェンバロを拝見(修復したオリジナルのコピーとか) そう言えばミラノのレステッリ氏とは旧知の仲だそうですね。国をまたいでハイレベルの製作を競い合っておられる様子。

次に名工アンソニー・サイディの工房を訪問。中々頑固な方で滅多に面会してくれないと伺っていたものの(私も以前に何度か断られましたが)今回は幸いにも工房訪問の許可が出たので勇んでパリ中心街の下町にある工房へ。しかし面会はたった30分のみ、見れたのは最近レオンハルト氏がパリ公演で使ったジャーマン(ここ10年位多数の演奏家がCD録音で使っている人気楽器ですね)のみ。結局工房の作業場には入れてくれず少々残念。しかし噂のジャーマンの気品溢れる作風と驚くほど遠くに届く芯のある魅力的な音色には驚嘆。トップの演奏家に人気なのも納得でした。(でも彼の楽器は驚くほど高額なのですが) 工房には何故かフォルテピアノやアンティックピアノ、そして骨董品などが溢れており古い物への愛着が相当高いご様子。

2010年8月 5日 (木)

久々の夜行寝台

4 ミラノ楽器探訪を済ませ(たった25時間の滞在でした)夜行寝台でパリに移動。バカンスシーズンのため安い席しか取れず3段ベッドでの窮屈な9時間の旅。(久々に若かりし頃の極貧旅行を思い出しましたが) 男女相部屋ながら時差ボケのお蔭か隣の野郎の盛大なイビキや下のカップルの妙な騒音(?)も気にならず熟睡。朝パリ(Bercy駅という外れたところで降ろされましたが)に無事到着。

ミラノ楽器探訪続き

45_2 ミラノ最後は現在スイスに工房をかまえる名工David LEY氏の最新作を拝見。数年に1台しか作らないという頑固な製作態度は相変わらずとのこと(今回も注文から約10年待ったとか) 隅々までこだわり抜いた作りは流石現在のチェンバロ界の最高峰と改めて驚嘆!その輝く宝石のような音色と共に、様々な文様を描きこんだ響板の装飾が素晴らしい!絵画の一部は持主がご自分で描かれたと聞いて再度ビックリ!(製作家からも装飾も本業に出来るよと言われたとか) いつかはステージでその豪華な音色と姿を拝見したいものです。

ミラノチェンバロ工房探訪

1_2 5日、博物館の後は人気製作家Aレステッリ氏の工房を訪問。昨日のリサイタルでミラノ入りしていた実力派チェンバロ奏者エンリコ・バイアーノ氏(去年4月の来日公演素晴らしかったですね!)がわざわざ出発を遅らせてお出迎えでビックリ。達人の演奏で各楽器の音色を味わえるというナンとも贅沢な工房訪問になった次第。

20_5 精巧な作りに豪華な装飾、クラヴィコードからフォルテピアノ、様々なタイプのチェンバロまで幅広く製作のこの工房、現在20数台の注文があるという超売れっ子振り(その内日本人からも10台位来ているとか) 数年後には日本でも彼の楽器を沢山見れるのでは? 

ミラノはドシャ降り

51 5日、今日のミラノはドシャ降りの雨。ズブ濡れになってまずはスフォルツェスコ城の中にある楽器博物館へ。タスカンをはじめ著名な楽器のコレクションを多数展示するも演奏可能な楽器はほとんど無いのでは?(タスカンは録音に使っていましたね) 目玉楽器には無料配布のパンフレットが置いてあるも何故か伊・英と日本語の3ヶ国語しかない・・・。今でも日本人の来訪が多いのか?(とっくに中国に抜かれていると思ったのですが) 古楽器に興味を持つアジア系観光客はまだ日本人だけなのかも。

アムスは18℃

5日本を離れまずは乗継でアムス到着。こちらはナンと18℃(肌寒いぐらい?) ミラノに到着してみるとこちらは23℃と快適な気温。深夜無事ホテルに到着。無線LAN使用料1日22ユーロは高いよ!

2010年8月 4日 (水)

今から出発

Photo  4日。やっと空港までたどり着きました。今からオランダ経由でミラノへ出発します。最初の2日間で3つのチェンバロ工房訪問というハードスケジュールになってしまいました!報告をお楽しみに。では行ってきます。

2010年8月 3日 (火)

まもなく出国

Photo 3日、明日成田から出発とのことで旅行準備やお土産買出し(今頃とは・・・)、スタジオの楽器の越冬ならぬ越夏の準備などで1日中バタバタ。ヨーロッパからは猛暑どころか「寒いかもね」という恐ろしい予想も届き荷造りで悩むことしきり。最後はほど良い気温を期待して軽装で行く事に。(果たして結果はいかに?) 夜は成田まで移動し一泊。

2010年8月 2日 (月)

ベルギーからのお客様

Photo 2日、今日は8月13日横浜でのコンサートのために帰国中のベルギー在住のフォルテピアノ奏者江黒真弓さんが楽器試奏のためにスタジオ来訪。ヨーロッパでも日本でもフォルテピアノでの活動は大変だ!との色々な苦労話で盛り上がるもヨーロッパの楽器事情には興味津々。(楽器運搬の大変さはどこも一緒では) ところで猛暑と聞いていた北ヨーロッパはもう涼しいかも・・・と伺ってちょっと困った!セーターやジャケットは不要と期待していたもののどうやらTシャツだけでは過ごせないかも・・・となるとまた荷物の作り直しかも。  

2010年8月 1日 (日)

寒い暑い

Photo 1日、スタジオでフォルテピアノの調整&旅行準備で相変わらずバタバタの1日。スタジオ内は24時間温度湿度管理のお蔭でTシャツでは少々寒い位(何故か今年は湿度も低めなのですが)。外出すると一転蒸し暑くタマラナイ・・・。早く日本脱出したいもの。(ヨーロッパの猛暑が終わってますように!)

« 2010年7月 | トップページ | 2010年9月 »

2025年1月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ