19日、7月にライプチヒで行われていたBach Competition Leipzig 2010の結果です。ファイナルが7月17日開催と油断していたら数日前に終わっていました。(モダンピアノ部門の結果は省略)
HARPSICHORD
1. Price: Maria Uspenskaya (28 years / Russia)
2. Price: Magdalena Malec (30 years / Poland)
3. Price: Nadja Lesaulnier (23 years / France)
VIOLIN/BAROQUE VIOLIN
1. Price: Evgeny Sviridov (21 years / Violin / Russia)
2. Price: Shunsuke Sato (26 years / Baroque violin / Japan)
3. Price: Friederike Starkloff (19 years / Violin / Germany)
今回はバロックヴァイオリンで佐藤俊介氏が見事2位入賞!(彼とは10月29日のリサイタルでご一緒の予定、共演はチェンバロ・フォルテピアノ2台演奏のクリスティーヌ・ショルンスハイム from Germany) 日本勢はチェンバロではセミファイナルに郡司和也氏が進出(アジア勢では中国1人、韓国2人進出)、ヴァイオリンでは廣海史帆さんと佐藤氏の2人が進出。チェンバロ部門は2004年のブルージュコンクールでフォルテピアノとチェンバロを同時に挑戦し両方で上位入賞を果たし話題を呼んだロシアのMaria Uspenskayaが見事優勝。今回のライプチヒのコンクールを見ると、本選の3部門(モダンピアノ、チェンバロ、ヴァイオリン)の入賞者9人中東欧勢が5人(ロシアが4人)、2次予選でもチェンバロ部門は13人中7人が東欧勢と東の新勢力が活躍の様子。
審査員は下記のメンバー(寺神戸亮氏が入ってますね。ブルージュよりも豪華かも)
今日はスタジオでオリジナルのフォルテピアノ「Johann Georg Gröber」の修復作業の続き。やっとコンサートに使える程度まで調子は上がってきました。時代的にシューベルトが最適なピアノと思っていましたが、ベートーヴェンやメンデルスゾーンなど幅広いレパートリーに対応可能な音色に仕上がりそう、結構八方美人としてコンサートで活躍出来るかもと期待しております。
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