隠し味?
9日、先日まで伊国怪僧一座の公演で変形ミーントーン調律だったポジティフオルガン、今日は平均律での出番なので調律を変更。先日の公演で一座から指定された調律法「1/6SCミーントーン」は11個の5度がヴァロッティ等の1/6PCとあまり違わず(少し広い程度)、1箇所ミーントーン特有のウルフ5度あり、純正5度と純正3度は全く無しという皆さん御馴染みのアロンのミーントーンやヴァロッティなどとは形状がかなり違うものの、転調がかなり可能な上に初期バロック物にも相性が良いスグレモノ。先日の公演でもリュートなどとのアンサンブルでもキレイに合わせてましたね。あの地中海風にも南イタリア民謡風にも聴こえた彼らの妖しい旋律の隠し味だったのでは?
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