怪僧一座千秋楽
6日、伊国怪僧一座の来日ツァー今日の西宮で千秋楽(今回はたった3公演とは残念・・・) 久々に路上朝焼け鑑賞。湖畔に昇る朝日を眺めながら西へ移動。
今回の鍵盤2段積み、お客様の中には一体型の不思議な楽器に思われた方が多かった様子、(そういう楽器もあるのですが) イヤイヤ、ただポジティフオルガンの上にチェンバロを積んだだけでした。(積むのも調律も実は結構面倒なのですが・・・) 個人的には2台の楽器を自在に操る即興の達人グイド氏の演奏をもっと聴きたかったのですが(今日は少しソロ弾いてましたね)
怪僧一座、今日も自由奔放な演奏で関西のお客を大いに沸かせていた様子(最後手拍子まで出ました) 舞台を取り囲む客席と見るやすべてのお客に向けて満遍なく歌い演奏する一座のサービス精神には脱帽。
今回の舞台で一番受けたのは実は新人パーカッション奏者のアンコールでのヴァイオリンの弾き唄い!太鼓同様妖しい地中海風味の旋律を奏でる激しいヴァイオリン演奏には皆さん驚かれたのでは!その凄まじい音色が実はモダンエレクトリックヴァイオリンのアンプラグド演奏だったのにはビックリ!今回も濃厚な南方伊国音楽を堪能させてくれた怪僧一座、次回の来日はいつ? ところで今回の調律は演奏家の希望で1/6ミーントーンでした。純正は3度も5度も無く(増4度が純正!)結構転調自在ながらミーントーンテイストが出るというスグレモノ。妖しい響きの原動力だったのでは?一度お試しあれ。
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