ラウテンクラヴィアでヨハネin横浜
29日、世界初!ラウテンクラヴィアを使ってのヨハネ公演、いよいよ横浜で公演初日。プログラムに掲載のラウテンクラヴィアの解説によるとバッハが演奏もしくは所有していたラウテンクラヴィアの製作者など明細はある程度判明していること、バッハがヨハネ受難曲を演奏した際にラウテンクラヴィアを使用したことがあるなどと結構驚きの話が披露されておりました。これはしばらくは目が離せない楽器となった様子。
今日初めてホール公演でのラウテンクラヴィアの調律を担当、本番は心配するほど調律が崩れることは無くホッ。しかし金属弦とは違う変化には興味深々(ガット弦使用の弦楽器と同じ変化の様子)、やはり湿度温度に敏感に反応しておりました。それでもポジティフオルガンと同じ傾向で調律が変化するので調律師にとっては本当にアリガタイ! これからはオルガンの相方はチェンバロではなく断然ラウテンクラヴィアがお勧めですゾ。(日本にはまだ数台しかないのですが)
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