英国老舗グループ健在なり!
15日、久々の神戸、朝からバロックコンサート継続中の酒蔵で企画会議。この秋から少し活動をパワーアップ出来る見通し、どんな企画が飛び出すか乞うご期待! 現在2011年3月13日(日)に北谷直樹チェンバロリサイタルの開催が決定しております。
昼から京都の築100年という豪華な銀行跡にチェンバロで出動。今日は葵祭でしたね。(渋滞に巻き込まれず助かった!) 天気も良く絶好のお祭り日和で京都の街中は観光客が一杯。昼飯を食べようにも観光客相手のボッタクリ値段でないまともな食堂を探すだけでも一苦労。
今日の会場、夕方までは無料見学出来る歴史的建造物なのでリハーサルの音は通路に筒抜け(客席よりも音良いかも?) チェンバロ奏者が「楽器に慣れたいので」とリハ一番乗り。最近グループに加入の新人なので熱心な事だと思っていると弾き始めたのはナンと「ゴールドベルグ変奏曲」 聞けばまもなくCD録音なのでと必死にさらってました。通り掛かりのお客様と熱心なファンは幸運にもチェンバロリサイタルがただで聴けた様子。Steven DEVINEという英国若手鍵盤奏者、中々切れ者でした。頂いたソロCDはオリジナル楽器を贅沢に使った意欲的な演奏。今日のグループの歴代鍵盤奏者はモルテンセン、Rエガー、Nパール・・・と皆凄腕ばかりでしたね。
今日の出演は結成32年、ナンと10回目の来日という倫敦バロック&これまた永遠の英国の歌姫EMMA KIRKBY。古楽界の老舗コンビながら日本人の趣味にジャストフィットする滋味溢れる密度の高い演奏を披露。まるでヨーロッパの会場のような豊かな音響と相まって古楽界の至宝の演奏は京都のお客様に大ウケ。やはり古楽の演奏は近代的なホールよりも歴史的建物で聴くべし!
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