ラウテンクラヴィア
21日、今日も遠来のお仲間とご近所の音大の楽器博物館訪問。最近訪ねた博物館、どこも展示楽器の情報が不完全なのが残念。フォルテピアノの製造年などは最近では簡単に判明するのでは? 中にはもう工房を閉鎖した後の年代に製造されたとする「怪しいピアノ」もありました。貴重な資料として念入りな調査をして欲しいところですが・・・。
昼からは世界初!幻の楽器「ラウテンクラヴィア」を使ってのバッハヨハネ受難曲公演の主役楽器を見学。(コンサートの調律を担当予定) バッハも愛用していたというリュートの音色を持つチェンバロ「ラウテンクラヴィア」。今回はアメリカの名工Kヒル製作の2段鍵盤の楽器が登場の予定。
一見普通のチェンバロのようながら金属ではない柔らかなリュート弦をツメで弾くという現存例が無い幻の楽器(最近オリジナルが発見されたとの噂も聞きますが・・・) その神秘的な音色はやはりバッハが愛用していたのが納得出来る魅力的なモノ。5月29日神奈川県立音楽堂、30日一橋大学兼松講堂の2公演を是非お聴き逃し無く!
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