音楽祭千秋楽
4日、相変わらず大賑わいの某音楽祭も千秋楽。今日も朝10時半には終演という早朝公演のみにチェンバロで出動。演奏家が連れてきた仏人調律師(?)が本番前に念入りに楽器をチェック。「空調の影響で調律が安定しないヨ」と文句を言われましたが「日本ではそれが普通なんですけど・・・」 客入れ前に調律を終えてフタを閉めるヨーロッパスタイル、開場ギリギリまで調律手こずってました。
この調律師(演奏家とソックリなのですが)、持主に断りも無く大胆に楽器を改造してしまう困った方で、今回もあちこちにモノを貼り付けたり、ジャックを抜いてしまったり(何故?)、ツメを削ったり(これはやらないで!とお願いしていたのに最後はもうお構いなし)とヤリタイ放題。まあそのお蔭でウチの楽器が素晴らしい音色に変身してましたが・・・(後で元に戻すのが大変) ただしこの調律師のパートナーである演奏家が奏でる音色とバッハ演奏があまりにも素晴らしいのでその苦労もすぐ忘れてしまいました。それでも曲目を事前に発表せずその時の気分で楽譜をめくって弾きたい曲を演奏するというのはナンとも自由奔放!(他の演奏家なら許されない?)
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