聖金曜日はバッハと共に
2日、聖金曜日とあってライプチヒの街は人影少なくヒッソリ。久々の快晴ながら乾燥しているのかまだまだ寒い1日。先日まで滞在したハンブルグでは4月に雪が降ったとのこと。こちらはまだ春は遠いのか。
今日は朝からニコライ教会の礼拝に参加。初めて体験するバッハゆかりの教会の合唱団とパイプオルガンの響きに圧倒された至福の一時。その美しい歌声からは合唱団の人数も判らないほど完璧なハーモニー(結構大人数だったのに数人づつと思えた程)。オルガンと合唱のバランスの素晴らしさ。立体感のあるオルガンの音色、どれも驚きの連続でした。この教会の響きはやはり格別では。
続いてトーマス教会の礼拝も少し離れて拝見。こちらはオルガンがいかにも大聖堂で鳴っているという予想通りの響き。これもまた荘厳で良いのですが私にはニコライ教会の響きは特別でした。聖金曜日にバッハの音楽をゆかりの教会での演奏で聴けたのは今回の旅の大きな収穫。夜ニュルンベルグに移動しホテルでTVを見ているとやはり聖金曜日とあって「マタイ受難曲」を放映中。しかし何故かドイツなのにヘレヴェッへ率いるベルギー勢の演奏でした。(画面にマルセル、タカさん、ロビンなど御馴染みの顔が・・・)
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