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    my Cembalo by R・Yoshida

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2010年3月

2010年3月31日 (水)

古楽復興の源流に出会う

63 31日、まだまだ寒いベルリン3日目、昨日に続き今日も楽器博物館を再訪問。ここはどの楽器も触れるほど至近距離で観察出来るとあって見る度に新たな発見あり。

Photo この博物館のご自慢の楽器は沢山あれどまずはこれ!「現存する演奏可能な最古のチェンバロ(1570年製のヴァージナル)」 そう言えばイギリスのV&Aにあるイタリアンは弾けそうになかったですね。昨日弾かせてもらいましたがその張りのある音色はとても440年前の楽器とは思えないモノ。

12 これも凄かった! 19世紀末に起こった古楽復興運動に連動して最初に製作されたヒルトリカルモデルのチェンバロがこれ!(Louis Tomasini Paris 1889年) 万国博覧会に展示されたという記念碑的なチェンバロ。もうメカニックや構造はほぼバロック形式、モダンチェンバロの登場前夜にヒストリカルモデルが作られていたとは驚きの事実でした。

26 このヒストリカルチェンバロに刺激されたのか、同時期(1890年頃)にフランスのピアノメーカーが次々にチェンバロの製作を開始、最初は外観は結構ヒストリカル形式でメカニックがモダン風、徐々にピアノのメカニックを取り入れてランドフスカが使っていたようなモダンチェンバロに変化していった様子。古楽復興の源流の生き証人に遭遇できたのは今回の旅の大きな収穫。

2010年3月30日 (火)

伯林楽器博物館

5 30日、ベルリン2日目は朝から一度は拝みたかった白黒ミートケ2台があるシャルロッテンブルグ宮へ。フタも閉めてあり写真も取らせない状態でただ遠くから眺めるだけでしたが、やはりバッハが弾いた楽器を実際に見れたので大満足。

68 午後からは楽器博物館へ。ここは元々素晴らしいチェンバロ・フォルテピアノのコレクションを持つものの、最近は修復にも力をいれているそうで結構沢山のオリジナルの楽器が演奏可能になっているとか。コンサートにも良く使っているそうです。(羨ましい!)

163 今回は特別許可をもらい館内の楽器が弾き放題。フライシャー、ステラン、ジルバーマンなどのチェンバロ、シュタイン、ワルター、グラーフなどのフォルテピアノと演奏可能な楽器を次々触らせてもらえるという至福のひととき。

90 この博物館にはバロック時代の楽器も沢山あるものの実はモダンチェンバロのコレクションが世界一では?19世紀末(!)に初めて製作された古楽復興運動の記念碑的なヒストリカルモデルのチェンバロやランドフスカ以前の貴重なモダンチェンバロなど見どころ多し。チェンバロ復興は19世紀末からという事が館長の解説でよく判りこれも大収穫。

96 実はまだ未公開の企画展もこっそり拝見。その無骨な姿が印象的な有名な「バッハチェンバロ」(弦も外され演奏不可能な状態でしたが)をテーマにナンと16f付きのオリジナルとコピーの楽器が9台も並ぶという壮観な企画。(私はこの数日で何台の16fチェンバロを見たんだろう!) ここでもバッハチェンバロとZellのチェンバロを復元したユニークなヒストリカル16fチェンバロを始め、多彩なモダンチェンバロも一堂に結集。カラヤンが愛用したという電気増幅装置内蔵のチェンバロにはビックリ。

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もっと驚いたのは20世紀中期の古楽復興運動の先駆者MARTIN SKOWRONECKの第1号のチェンバロ。(彼の本で写真は見ていた楽器でした) これはなんと目の前の「バッハチェンバロ」の復元を目指した16f付きのモデルだったとのこと。ここはチェンバロ復興の歴史を語る上での貴重な資料を沢山持っている素晴らしい博物館だと再認識。

2010年3月29日 (月)

ベルリンも寒い!

31 29日、いつまでも寒いハンブルグを鉄道で脱出し今度はベルリン入り。暖かさを期待するもハンブルグ同様1日寒く雨模様。今日はベルリンにあるサロンや個人宅などでチェンバロ・フォルテピアノ約20台も拝見。

69 日本なら間違いなく博物館行きのような貴重なオリジナルの楽器もこちらでは簡単に個人で所有しコンサートで使ってますとのこと。ナンとも羨ましい!「人里離れた古城から200年前のままで出てきたピアノを入手」などと聞くとコリャ敵わないと降参。古いフォルテピアノを丁寧に修復する技術者も沢山いるようでこれも羨ましい限り。フォルテピアノ奏者の日欧格差はまだまだ大きいゾ。

52 オリジナルのフォルテピアノに沢山遭遇出来るも、今回世界各地の現代の製作家のチェンバロを見ることが出来たのも収穫。ドイツを中心にアメリカ、オランダ、イタリアと中々バラエティに富んだラインナップを拝見。日本には伝わっていない裏話もタップリ仕入れております。

2010年3月28日 (日)

Matthias KRAMER 工房

27 28日、ハンブルグ3日目、まずは日曜早朝名物の魚市場へ 。肉ばかり食べるドイツ人と思いきや魚もお好きな様子で広大な青空市は大賑わい。多彩な魚の中にはウナギやタコまでありました。(味は日本と違うようですが)

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活気溢れる市場ではアメ横のようなタンカ売い(それも皆凄い絶叫調)が人気で愉快な口上を聞きたさにどこも人だかりが。魚の他にも野菜果物果ては植木までナンでも叩き売り。

53 今日は私のレンタル楽器の売れっ子フレンチの製作家Matthias KRAMER 氏の工房を訪問。ハンブルグ郊外の静かな農村地帯にある約150年も経つという珍しいわら葺屋根の工房兼自宅が素晴らしい!

37「最近評判の良い面白い楽器だよ」とまずはイタリアンを拝見。2段鍵盤でレジスターは16・8・8・8f、長さは275cmという見た事も無いようなユニークな仕様にまずはビックリ。「指揮者の弾き振りに最適の楽器だよ」とのこと。立ち上がりが敏感ながら重厚な音色をも併せ持つスグレモノの様子。(欲しい・・・)

2  自作のチェンバロの他にも素晴らしい フォルテピアノのコレクションが。1830年台のベーゼンドルファーが2台もあったのにはビックリ。1台はリストが弾いた確率が高い貴重なピアノ(部品がほとんど健全なオリジナル!) 他にも18世紀のオリジナルをお持ちの様子。「こちらは趣味だからゆっくり修復しているよ」とのことながら早くその音色を聴きたいもの。

80 夜はハンブルグ郊外の教会でのコンサートへ。クラマー氏のヒット作16f付き大型ジャーマンを使ってハンブルグの優秀なアンサンブルの公演。特別に鳥の羽を使ったクラマー氏の16fチェンバロはその豪快ながらふくらみのある音色が素晴らしい!教会のご近所の皆さんばかりというコンサートはアットホームな雰囲気、休憩では会堂の中で皆ワインを飲みながら楽しく歓談、後半はますますリラックスして皆ヘンデルやバッハを楽しまれてました。(どこぞの酒蔵コンサートみたい) ハンブルグで3台もの16fチェンバロの音色を聴けたのは大収穫。

2010年3月27日 (土)

ハンブルグ博物館巡り

26 27日、ハンブルグ2日目は楽器探訪の博物館巡り。まずはハンブルグ博物館でご当地の銘器フライシャーやハスを拝観。数は少ないながら豪華な装飾のフライシャーのチェンバロは録音にも使っておりコンディションは良さそう。

35 市内散策で立ち寄った聖ミヒャエル教会ではその荘厳な内装と巨大なオルガンに驚嘆。ちょうどメンテナンスだったのかオルガン内部でゴソゴソやってましたね。(音が聞けず残念)

82 午後は今回の旅の大本命、初訪問のハンブルグ美術工芸博物館へ。ルッカース、デュルケン、タスカンなど銘器がズラリと並んでおり時を忘れてゆっくり拝観。柵もなくどの楽器も触れるほど間近で見れるのは嬉しいもの。

55 今日は幸い楽器ガイドツァーがあり銘器の演奏を聴けたのは大きな収穫。ここのオリジナルは中々コンディションは良さそうでデモ演奏でもどの楽器も中々の鳴りっぷり。本来はお客は弾けないものながら今日は厚かましい素人のフリをして沢山のオリジナルを強引に触らせてもらいました。デュルケン、タスカンなどどれも弾きやすそう。

28 展示の中で目を引いたのはツェルかも?と言われている16F付き大型ジャーマン(フタだけ現存) どんな音だったか聞いてみたいもの。ところで有名なZellが無かったのは何故?(一番見たかったのに)

2010年3月26日 (金)

北谷直樹氏inHamburg

3 フランクフルト経由で無事ハンブルグ到着。私の世代は渡欧と言えば良くてアンカレッジ経由(早くて20時間!)、下手するとアジアアラブ南回り各駅停車というエラク時間の掛かる飛行機でヨーロッパまで行っていましたので今の直行便は天国のよう。空港からホテルに直行、荷物を降ろしてすぐに街へ出撃。地下鉄の広告はやはりバッハの演奏会のポスターが目立ってます。オランダの重鎮もハンブルグまで出稼ぎに来られていた様子。

11 今日は到着するなり由緒ある教会でのコンサートへ。北谷直樹氏が今や超売れっ子Vn奏者のヒラリ・ハーンを中心にM・ゲルネ(Br)他(CDで参加したCシェーハーは惜しくも病欠でした)と共演するオールバッハプログラム。人気物が共演とあって広い教会は満員。柱の裏の全く舞台が見えない席も売れ切れの様子(そんな席を作るなんてビックリでしたが)

6 今日の北谷氏は日本ではまだ珍しい16f付き2段鍵盤大型ジャーマン(いわきアリオスに同型が1台ありますが)とポジティフオルガンを担当。16fチェンバロは豪快な音で広い教会に鳴り響いてましたし、アーレントの弟子の作という4ストップのオルガンも素晴らしい音色を醸し出してました。演奏は素晴らしいものの大物が出演のコンサートながらユルユルの進行で小さなハプニング多発というのもドイツらしいのかも? 休憩直後にオケの登場の後に席に戻り損ねたお客が指揮者のように堂々と舞台正面を通って着席したのには爆笑(皆指揮者と間違えて拍手してましたし) 

まもなく成田出発

まもなく成田出発
26日。今から成田出発です。まずはハンブルクへ。北谷直樹氏のコンサートから旅はスタート、16フィート付きチェンバロが登場との情報届いていて楽しみ!詳しくは後ほど。

2010年3月25日 (木)

Leonhardt in Brugge

Photo 25日、今年のブルージュ音楽祭のコンサートチケットが早々と到着。(3月18日から発売開始でした) 最近はネット予約なので本当に便利、昔は送られてきたパンフレットを見て手紙やFAXで申し込み、返答を待ってから郵便局から海外送金して・・・と中々面倒でしたね。

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今年はチェンバロとフォルテピアノのコンクール本選以外に目ぼしいコンサートがほとんど無く、80歳を越えても今だに審査員として頑張るオランダの老マエストロのリサイタル(たった13ユーロ!)が楽しみぐらいの寂しいラインナップ。どこの音楽祭も情勢がキビシイんでしょうねえ。

2010年3月24日 (水)

G・Nasillo&水野直子In明日館

1 24日、東京は肌寒い雨。今日はミラノコンビのG・Nasillo(Vc)水野直子(Fp)の池袋明日館でのツァー最終公演。桜の名所でもある明日館はまもなく始まる観桜イベントのためにライトアップなど準備の真最中でしたがこの寒さで桜の見頃はまだ先に延びたかも・・・。

8 ミラノコンビの公演と平行して観桜イベントで使用の明日館所有というスピネットピアノをご機嫌伺い。たった5オクターブの小さなボディながらピアノとチェンバロの2種類の音色を出せるという謎のドイツ製の楽器。調律も難易度高く(今だにどうやって調律するのかは良く判らない・・・)扱いにくい楽器ながらその音色は不思議な魅力あり。

16 ミラノコンビのベートーヴェンは今日も迫力満点。今回のツァー3箇所はどこも音響が素晴らしく古楽器の音色を満喫(初体験の山口の洋館の素晴らしさには驚きましたが)フォルテピアノにはやはり相性が良い明日館でのフォルテピアノ公演、次回は夏のモーツァルトのフォルテピアノデュオ! 明細はまもなく発表の予定。

2010年3月23日 (火)

プレイエルまもなく登場

1 23日、1848年製のプレイエルピアノ、順調に修復が進行中。まもなく皆様の前にその雄姿をお見せ出来る予定です。(第1段は5月連休中の有楽町での某音楽祭の予定) ショパンが愛したピアノの音色を存分に味わっていただけそうですよ。

5_3 午後から某演奏家のお宅でチェンバロのご機嫌伺い。同じ製作家の同じモデルのチェンバロ2台が並んでいるのはナンと贅沢な・・・。

2010年3月22日 (月)

技術研修

5_2  22日、近々の演奏でイタリアンチェンバロをリクエストの方のお宅にチビデカ兄弟楽器をお届け。「どちらにしようか迷ってます」「面倒なので2台共使いましょう」となる最近のパターンで2台コンビで出動の予定。どちらの魅力も捨てがたいので1台に決めろというのは難しいでしょうねえ。

Photo ウチのご近所の首都高のトンネルもまもなく新路線開通。用賀から目白までたった15分という夢のような時代がまもなく来るのか・・・。

業務連絡です。3月26日から4月11日まで技術研修のため日本を不在にいたします。(主にドイツとスイス、ちょっとフランスへも行く予定です) 今回は出張中も何とかメール・携帯電話はつながる予定です。ご迷惑をお掛けいたしますがよろしくお願いいたします。

2010年3月21日 (日)

連休でしたね

421日、九州山口でのミラノ組の公演も無事終わり再びフォルテピアノを持って東京へ1000kmの旅。今日はちょうど春の連休真っ只中、昼も夜も高速道はマイカーだらけ、パーキングも満杯で停めるところを探してウロウロ。渋滞に巻き込まれて疲労困憊で東京に戻ってくるとこちらは結構寒い!(昨日山口で桜の開花を見たのに・・・) 春はまだ遠い? そう言えば今日はライプチヒの小川さんの誕生日でしたね。

2010年3月20日 (土)

洋館でフォルテピアノ IN山口

Photo 20日、朝から演奏家を乗せて北九州から山口へ移動。カメラマニアのイタリア人、絶景の関門海峡で撮影に夢中でしたね。山口はもう新春の気配を感じるも(桜の開花がそろそろでは) 昼からは突風と春雷と豪雨入り混じった荒れ模様のお天気。

8 今日の会場は重要文化財という大正時代の元県議会場。まず笑ったのは議員席と傍聴人席の座席の違う事!舞台間近の議員席は正にS席料金取れますよ(笑)  昨日のホールも音響良いと思うもやはり昔の洋館での古楽器の響きは段違い!チェロもフォルテピアノも正に艶っぽいビロードの響き!(これが本来の音色なのでしょうがね) 

18 日本で古楽器の魅力を存分に味わうにはホールではなくこういった贅を尽くした歴史的な洋館が最適では?まだまだ探せば全国に素敵な会場が沢山あるようですよ。今回のミラノコンビの熱いベートーヴェン、24日の明日館(こちらも重要文化財でしたね)での最終公演もご期待あれ。

2010年3月19日 (金)

ミラノ勢のベートーヴェンも熱いぞ!

5 19日、今日は北九州でのイタリア・ミラノの仲間の「熱い!」ベートーヴェン公演にウチのワルターモデルで出動。(突然の依頼で急遽1000kmという深夜の長距離ドライブする羽目に・・・) もう九州は春の陽気で暖かい。会場の戸畑駅前の300席のホール、中々音響も良く古楽向きでは。(何故か名前が3つもある不思議なホールですが) ミラノ勢のベートーヴェンツァー、明日は山口、24日は再び明日館です(今度はチェコ製のワルターモデルが登場)

2010年3月18日 (木)

異色のフォルテピアノコンビ登場!

6 18日、明日館で「Oh!Oh!コンビ」(こんな名前でどうでしょうかね?頭文字の「小大コンビ」よりは良いのでは?) 小倉貴久子&大井浩明という異色の組合せのフォルテピアノ2台のデュオによるモーツァルトクラヴィア協奏曲全曲企画の第1段。楽器の並びも18世紀サロン風(外したフタを反響板と屏風代わりに後ろに配置はおまけ) 楽器もモーツァルトが愛用したシュタインとワルターの2種のモデルが激突と見どころ、聴きどころ満載のデュオ公演。

14 強烈な個性の2人の激突がどう演奏に化学変化を起こすか実は楽しみだったのですが意外にも緊張感溢れる中にも仲睦まじく一体感のある演奏を展開。それにしてもモーツァルト愛好家の熱心なことには毎回感嘆。いつもは苦戦するフォルテピアノのコンサートなのに多数の来場あり。終演後楽器を積替えひたすら西へ向って激走。

2010年3月17日 (水)

公用語はイタリア語

23 17日、スタジオでリハーサル2組。メンバーのイタリア人と日本人3人が集まれば全員イタリア在住の方ばかり。必然的に会話はイタリア語となり私にはチンプンカンプン。最近お仕事する古楽系外人演奏家にイタリア人の割合が多くなったのでイタリア語も覚えないと・・・。(彼らに日本語覚えてもらう方が早いかも) イタリアと言えば2年前にその妖しげなステージで観客を魅了した「伊国怪僧一座」(勝手なネーミングだなあ)も6月東京三鷹兵庫と3公演の予定。今度はどんな舞台になるのか楽しみ。(魚チャンの歌また聴きたい!)

2010年3月16日 (火)

フォルテピアノ三昧の1日

Photo 16日、今日はフォルテピアノばかり触るというナンとも贅沢な1日。まずは3月18日明日館で開催のフォルテピアノデュオ公演のリハ。今日から本番で使用のシュタインとワルターの2台が揃い踏み。初の鳴き比べではそれぞれの個性の違いがハッキリと感じられ面白いですぞ。

2 次は24日同じく明日館で開催の日伊コンビのデュオのリハ。Gaetano Nasillo氏、チラシ写真より髭など生えて貫禄充分。こちらはウチのワルターを使用。

12 リハの合間に1848年製のプレイエルのご機嫌を見に東京を脱出し少し遠征。ピアノの調子は上々、5月からついに舞台に出現する予定。スタジオでは最後にミラノ組のSopとCemのコンビがリハーサル。

2010年3月15日 (月)

まもなくフォルテピアノ公演4連発

Photo_2 15日、まもなくフォルテピアノの公演が4つも続く賑やかな一週間。今日は先日までEnsamble415の来日公演で活躍していたGaetano Nasillo(Vc)と水野直子(Fp)のデュオのリハーサル。イタリアからの長い付き合いという2人の相性は抜群、公演では濃厚なベートーヴェンが聴けるはず。24日の明日館での公演、まだチケットあるとのことです。(他の公演は完売とか) 是非聴きたいという方は梅岡までご連絡を。(招待券少し頂きました)

Photo_3同じく明日館でのこちらはフォルテピアノ2台のデュオという公演。3月18日(木)18時半開演 明日館講堂。小倉貴久子(ワルターモデル)vs大井浩明(シュタインモデル)の2人によるモーツァルトのクラヴィア協奏曲。2人の個性の違いと共に2台の代表的なウィーン式ピアノの聴き比べもお楽しみに!

2010年3月14日 (日)

甲子園まもなく(でした)

Photo 14日、神戸の合唱団公演本番。ホール入り前に神戸の街中を通ると地方の高校の立て看板を数種発見。春の甲子園選抜野球まもなく開幕でした。高校野球と言えば私が甲子園に近い小学校に通っていた大昔(苦笑)、さる高校がウチの学校の講堂に雑魚寝で宿泊していたのを覚えています。まだ日本中に余裕が無いながら一生懸命だった頃でしたね、今や高校球児も立派なホテル泊まりですよ。(昔から常宿だった日本旅館もほとんどなくなりましたし) 今日のシューベルトのミサ曲とバッハのカンタータ147番と言う公演も無事終了。急遽「サイレントオルガン(?)」に変身した我が楽器も何とか無事にお役目お勤め出来た様子。終演後「ちょっとご機嫌悪い」というチェンバロの往診に。鍵盤トラブルの原因を調べると石油ストーブによる季節外れの湿気過多。やはり部屋の湿度温度は常時看視の必要ありですぞ。(最近のお天気は意地悪ですし)

3 神戸の仕事も終わり東京に向うと学校休みも始まったのか週末の高速は深夜までマイカーで大渋滞。オマケに夜通し工事渋滞で今度はトラックに囲まれ立ち往生。明け方ラッシュ開始直前ギリギリに目白に帰還。ヤレヤレ。まもなく開通の首都高トンネルを使えば今まで1時間も掛かった用賀から我が家までたった15分!これはアリガタイ。

2010年3月13日 (土)

オルガン喧しい?

Photo 13日、神戸の合唱団のリハ2日目は贅沢に本番会場を使っての練習。指揮者から「オルガンの音量が大きすぎるなあ。何とか柔らかくおとなしい音色にならないかな?」との注文がありオルガンの音量を押さえるために四苦八苦。時々「音が小さい!」と言われることがあるのに今回は逆でした。リハの後は久々に神戸で買物。卒業式シーズンなのか街には着物姿のお嬢様多数。もう春は近いのでは・・・。 

2010年3月12日 (金)

年貢納め終了

1 12日、毎年恒例御上への年貢納めのお伺いが今日やっと終了。年貢の勘定をしていると「ナンだこの数字は?」という惨たんたる結果に・・・。思い出せば楽器2台も衝動買いしてたら当然か。税務所では「15日までに申告を」と宣伝するも追い込みの明日明後日は通常通り休み取りますとは相変わらずのお役所仕事振り(怒)。

4個人事業主として毎年苦痛の種とも言える税金申告が終わってヤレヤレ。(やっと苦手な数字の世界から復帰出来ます) 久々に晴れ晴れと足取りも軽くご近所を散策。

11 今日はポジティフオルガンで神戸の合唱団のリハに出動。もう暖かな時期ではと一昼夜車に楽器積みっぱなしにするもまだまだ気温は低く楽器は中々暖まらず困った!(まだ春は遠い・・・) 

そういえば先日のハマのオペラの様子が公式HPで公開中。津波のように押し寄せるネット上での賛否の嵐(笑)、これで少しは雰囲気は判るのでは?

2010年3月11日 (木)

今日は西へ

1 11日、今日の東京は暖かい!ご近所の桜(?)のような木も開花の様子。今日は富士山と路上での夕焼けの鑑賞を楽しみつつ、やっと勘定が終わった今年の年貢納めのお届けのために神戸へ移動。(本当はポジティフオルガン出動のコンサートのためです) 

2010年3月10日 (水)

東京も雪でしたか・・・

2 10日、昨日からの雪で朝起きると外は銀世界かと心配(期待?)するもいわきは雨のち曇りのドンよりとしたお天気。ニュースを見ると東京でも降雪だったのですね。東北は厳しい寒波のようで高速も通行止の様子。確かお仲間が私の車を借りて秋田に出動中のはず。無事帰ってこられるか心配しております。楽器のメンテも無事終了し3日振りに帰京。

2010年3月 9日 (火)

いわきは雪

33 9日、昨日に引き続きホールの楽器メンテの1日。ホールご自慢の16f付きジャーマン君、メカニックを総分解しチェックしていくと各所に製作家の苦心の跡を発見。ビッグサイズのチェンバロながら限られた空間に16f/8f/8f/4f と4列ものジャックが並ぶなると通常の設計では収納は難しかった様子。今日は一段と寒さが厳しいと思っているといわきは午後から激しい雪に。

21 昼休みご近所の有名な鰻屋へ念願の初訪問。お客の注文を受けてから生簀の活きの良い鰻をさばくという今時真っ当なお店、そのとろける様な柔らかな焼き具合は絶品!いやはや参りました。 旅先で仕事の合間にやっと御上への年貢納めの手続きが終了。去年はちょっと楽器を買いすぎたと数字を見て猛反省(苦笑)。

2010年3月 8日 (月)

まだ春は遠し

28 8日、朝から東北(とはいえ最南端か)福島県いわきに楽器メンテで出動。途中の山間部はうっすら雪景色、北国はまだまだ春は遠い様子。今日からホール所有の楽器3台のご機嫌伺い。ホール所有チェンバロとしては日本唯一という16f付きヒストリカルモデルの大型ジャーマンモデル、その豪快な鳴りっぷりは相変わらず健在ながらこの1年出番が少なかったのが残念。16f付きという重厚な音色で奏でるバッハを聴けば今までのチェンバロの概念ひっくり返るはず・・・。機会があれば是非いわきまでお越しいただきその驚異のサウンドをご体験あれ。(いわきは肴も酒も美味しいですよ)

2010年3月 7日 (日)

四谷でブランデン4番

5 7日、先日の神戸に続き老マエストロ率いる室内オケの四谷のホールでの本番にチェンバロで出動。さすが大企業が贅を尽くして建てた音楽ホールはゴージャスな響き。(リハではチェンバロ聞こえ過ぎと言われてしまいましたが・・・) この室内オケの来年3月の神戸・東京公演はいよいよ老マエストロ指揮でバッハのブランデン全曲演奏に挑戦するとか。古楽系の活きの良い演奏家も多数参加予定。チェンバロにはあの北谷直樹氏が!彼の凄いブランデン5番のソロは乞うご期待!2011年3月17日神戸、19日東京(今日と同じく四谷のホール)で開催。今からスケジュール空けておくべし!(前後に神戸・東京でのソロリサイタルも計画中)

2010年3月 6日 (土)

シュタインvsワルター

Photo 6日、小雨の中群馬に出動。ホール入り前に早速上州うどんを賞味。熱々のシンプルなダシと黄金色に輝くモチモチの歯応えの麺の相性は抜群。本当ははしごしたいところが時間切れで今日は残念ながら1軒のみ。

3 今日は念願叶いウチのシュタインとワルターのフォルテピアノ2台のコンサート初共演。音量は対等ながら軽やかでストレートな音色のシュタインとダイナミックレンジが広く多彩な音色が出せるワルターとのキャラクターの違いは歴然。(後は好みでしょうね) 今日の奏者も最初どちらにしようか迷われてましたが「面倒なので2台使いましょう」という私の勇み足(?)で実現した豪華な聴き比べ。

6 今日は地元出身の人気ピアニストの前半はフォルテピアノ2台が交互に登場しモーツァルト、後半はモダンピアノでシューマンという幅広く欲張りな公演。休憩中のフォルテピアノ見学コーナーでは舞台が人で埋まってしまうほどの盛況でお群馬の客様のフォルテピアノへの関心は高いかも?(関心を呼び起こす演奏家の素晴らしい演奏の功績も大)

Photo_2 この2台のフォルテピアノが池袋・明日館で続けて登場の予定。

 3月18日(木)18時半 小倉貴久子×大井浩明モーツァルトクラヴィーア協奏曲 2台のフォルテピアノによる全曲プロジェクト。こちらもシュタインとワルターの2種のモデルの共演。共にモーツァルトが好んだフォルテピアノながらその音色の違いをお聴きください。(C・MaeneのワルターモデルとThomas&Barbara WOLF のシュタイン(ルイ・デュルケン)モデルを使用)    

 3月24日(水)19時 ガエターノ・ナッジロ(Vc)&水野直子(Fp)デュオリサイタル。Ensamble415で来日のイタリアの俊英Vc奏者ナジッロ氏がフォルテピアノ奏者水野直子氏と共演。(ワルターモデル使用)

公演途中に某業界人から緊急連絡あり。仏国の某暴れん坊演奏家が、「今度日本で演奏する時Umeokaのチェンバロでないと公演キャンセル!」と言って周辺を困らせているとのこと。楽器技術者としてはそこまで言ってもらえるとは光栄なことながら事態の解決策が見つからず裏方一堂ヤキモキ。

2010年3月 5日 (金)

神戸ブランデン4番本番

15日。神戸の室内オケのブランデン4番他の本番にジャーマンで出動。年齢差60歳(?)という若手リコーダー奏者2人と老マエストロが作り上げるバッハ中々の聴き応えあり!7日14時から紀尾井hで東京公演あります。

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公演の記録録音は顔馴染みの録音屋さん。「今日はちょっと面白い機材持って来ました」と出してきたのは懐かしの携帯用オープンリールデッキ。映画などの収録で活躍したスイスの銘器を入手したのでと嬉しそう。(好きだなあ・・・)早速アナログ録音の音を聴かせていただくも厚みや奥行きのあるドッシリとした音に改めて感心。でもテープ入手苦労するだろうなあ。

2010年3月 4日 (木)

バッハへのコダワリ

2 4日、今日も神戸で室内オケのリハーサル。プログラムのベートーヴェン交響曲2番、ハイドン交響曲49番と老マエストロ指揮の下で演奏は順調に仕上がりの様子。

4 最後バッハのブランデン4番のリハとなると一転老マエストロのチェックは厳しい!やはり「我が街ライプチヒの音楽はこうあるべき」というコダワリがあるのでしょうねえ。明日の神戸公演お楽しみに! 太田・宇治川両氏のフレッシュなリコーダー演奏も素晴らしいですよ。

2010年3月 3日 (水)

ブランデン4番 IN神戸

Photo 3日、雛祭り。神戸で室内オケのブランデン4番を含むリハーサルにジャーマンで出動。ますますお元気な88歳(!)の老マエストロの指揮と曾孫のような(笑)若手リコーダー奏者2人のフレッシュな演奏が不思議に溶け合うバッハが素晴らしい!5日の神戸公演、7日の東京公演(紀尾井h)お聴き逃しなく。

5 夜は歴史的音盤収集の先輩にネットオークションで落札をお願いしていたSP盤を受け取りに大阪へ。(ヴァージナルの運送のついでだったのですが) ご贔屓の戦前から活躍したコミカル音楽グループの貴重盤を入手する事が出来満足。先輩とは増え続けるレコードコレクションの保管と整理について意見交換(グチのこぼし合い?) 私の夢は「いつかは広い家に住んですべてのレコードと本とオーディオと楽器をズラッと並べてみたい!」 果たして実現出来るか?

2010年3月 2日 (火)

懐かしいピアノに再会

11 2日、神戸でモダンピアノ調律の1日。裏六甲での仕事の合間に昔お世話になったピアノ工房を久々に訪問。四半世紀前修行中にその深みのある音色に感激した無名のドイツ製アップライトピアノがまだ工房に置いてありビックリ。最近ショパン時代のプレイエルに出会うなどピアノ調律師の血が騒ぐこの頃・・・。 ショパン特集で盛り上がる今年の有楽町の某音楽祭、ロマン派ばかりかと思いきやコッソリとチェンバロのP・反対氏やMグラットン氏、常連のピウエロ氏率いるリチェルカール・コンソートなどバロック勢も参加の様子。(新潟の系列音楽祭もバロック特集とか) 

2010年3月 1日 (月)

津波は来なかった?

2 1日、スタジオに北海道からピアノ技術者のO氏が来訪。チェンバロのお話を伺いたいとのことながら、まあ実際の作業を見てくださいと出番前の楽器3台を調律実演。(私は理路整然と人に教えるのは下手なので) 見学の後は新座の某工房にもご一緒し業界の四方山話。 その誠実なお人柄と楽器に対する愛情と熱意が充分に伝わってくる方で今後の北海道での活躍に期待しております。

3 昼からバタバタと神戸行きの準備、その後一気に東名を西へ移動。昨日の津波騒動でずっと通行止めだった東名高速静岡海岸エリアはもう平静に戻ってました。ここで2mの津波が来れば車はひとたまりも無かったでしょうねえ。(高波での通行止めの名所ですし) そう言えば今日はショパンの200歳の誕生日。

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