生まれ変わる山梨古楽コンクール
20日、朝から甲府にチェンバロで出動。仕事の内容を詳しく聞かず会場入りすると顔見知りのオルガン技術者に遭遇。「今日はどんなコンサートなの?ピッチとか調律法とか聞いてる?」とのことで「さあ~、今日はアマチュア合唱団のハレルヤ~なのでA=415のミーントーンではないのかな?昨日もそうでしたし・・・」と業界ジョークでご挨拶(笑) 1日中表では言えない裏話の応酬でワイワイ。
今日は古楽コンクールのリハ会場として20年近く使わせていただいていた部屋で200人近い合唱団とオケの「ハレルヤ~」公演のリハーサル。いつもは広いと思う部屋も今日は大人数のため酸欠気味の満杯状態。
リハの合間に甲府の街を散策。実は毎年開催で今年25回目となる古楽コンクール山梨が今日のホールより街中の歴史的な洋館に会場を移転とのことで新しい会場をちょっと下見。メインのコンクール会場は1928年築という由緒ある建築、その堂々たる威容と装飾が素晴らしい。(内部は見れなかったのですが)
次にコンクールと平行して開催の協賛コンサートの会場を下見。1876年築という歴史的な芝居小屋を改装したイベントスペースは会場の雰囲気も開催公演も中々魅力的。こんな古い空間が残っているとは甲府も懐の深い町なのでは?
古楽コンクールの各会場周辺にはこんな面白い魔除けがあったり、江戸時代創業の老舗蕎麦屋があったり、地元産ワインの品揃え豊富な酒屋があったりと散策も楽しいエリアの様子。5月1・2日は是非甲府にお越しあれ!
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