80年前のオルガン
7日、高野山の麓の橋本へ出動。仕事前の腹ごしらえに地元名物の柿の葉寿司。新鮮なのか酸味も少なく上品な味で美味し。橋本ではまず老舗の呉服屋を訪問。昨日の酒蔵が創業350年ながら今日のお店は1495年創業で500年以上続くというのが凄い!
今日はさる教会の80年経つという足踏みオルガンの修理。ふいごを含めて状態は比較的良いものの鳴りっ放しが1音あるということで総分解し原因を探索。(この総分解がまた時間が掛かり面倒・・・)
結局トラブルは鍵盤下のバネの破損。部品を交換するもバネの強さの調整が難しく何度も分解しては組立てを繰り返し作業は難航。この面倒さを嫌って足踏みオルガンの修理する技術者は今や絶滅寸前。触ってみれば結構味のある楽器なのですがね。
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昨年から、ストップ機能付きリードオルガンに興味示し、ピアノ、エレクトーンとは、全然別格で、私が、幼稚園、小学校の頃に見た教室のオルガンのイメージからは、全然違うと、感じました。
YAMAHAショップへ行っても、どこのお店にも、置いてないので、珍しい懐かしい存在です。
世界遺産に登録してほしい夢があります。
投稿: 井口恵利子 | 2018年11月22日 (木) 10時31分