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チェンバロ

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    my Cembalo by R・Yoshida

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2010年2月

2010年2月28日 (日)

津波に負けずハマのオペラ千秋楽

9 28日、ハマの老舗音楽堂でのパーセルのオペラ千秋楽。東京マラソンでの都心の混乱を心配して早朝出発するも首都高はガラガラ。冷たい雨の中ランナーの皆さんご苦労様と思いながらハマに向っていると「昼に大津波来襲!高さ3mかも?」との衝撃のニュース。ホールに入るともう津波騒動でてんやわんや。電車は次々不通になるし公演の開催が危ぶまれるも何とか30分遅れで無事スタート(チェンバロ2台の調律がゆっくり出来たのでこちらは不幸中の幸いでしたが・・・) 今まで台風や地震、新型インフルエンザなどでの公演の危機はあったものの津波は初体験。出演歌手の1人がチリ出身で今回の大地震で実家は倒壊したものの家族は無事だったとか。神戸で大震災に遭遇した身としてはやはり他人事では済まされないんですよ。オペラ公演自体は譜面無しで洒落っ気タップリに指揮するニケ氏率いるフランス勢の艶っぽい演奏が見事。狭い舞台でのコンサート形式ながら映像とダンスを上手く取り込んだ苦心の演出も中々の出来、休憩無しの一気に90分上演ということで調律手直し無しの私は珍しく客席でパーセルの名作を堪能。このようなユニークなバロックオペラがハマでのたった2回の上演のみというのはナンとも寂しい限り。

2010年2月27日 (土)

フォルテピアノIN西宮

Photo 27日、フォルテピアノツァー最後の公演は兵庫県西宮。今日本で一番ではという動員力を誇るこのホール、今日も渋いフォルテピアノ公演で400席ほぼ満席にはビックリ。初めてフォルテピアノを聴く方が大半だった様子ながら繊細な音色変化で奏でるモーツァルトにお客様は拍手喝采、素晴らしい音響のお蔭もあってフォルテピアノの魅力を存分にアピール出来たのでは? 終演後またもや東に移動。明日はいよいよハマの「アーサー王」公演最終日です。今日の初日聴けなかった方、是非お聴きのがしなく!

2010年2月26日 (金)

ツァー最後の関西へ

17 26日、フォルテピアノの貴公子の来日ツァーも明日の兵庫公演が最後。またもや味わい深いモーツァルトが聴けるはず・・・(今ヨーロッパで超売れっ子のフォルテピアノ演奏是非お聴きあれ!) スタジオではこれまた明日本番の奏者のリハ。(こちらはシュタインのフォルテピアノが出動予定) 同じ奏者で来月もフォルテピアノ出動予定ながらシュタインとワルターのどちらを使うかまだ迷っておられる様子。「両方使えないかしら?」とのお言葉につい「何とか頑張ってみます」と言ってしまったが運送どうする!(女性のお願いには弱いなあ) 夕方豪雨と事故渋滞に巻き込まれながら神戸に移動。

2010年2月25日 (木)

フォルテピアノIN代々木

1 25日、ハマの「アーサー王」リハーサルもいよいよ大詰め。当初2月とのことでチェンバロには厳しい乾燥を予想するも何故か春の陽気で湿度が上がり気味(助かってます) このまま本番突入したいものですが、世の中そんなに甘くないかも? 音楽堂のBlogでウチのチェンバロが紹介されましたのでご覧あれ。(今日も調律風景撮られてました) 3日目の野毛の食堂探索、今日は中華でランチ。ボリューム満点の昼定食650円とはエライ。

12 フォルテピアノの貴公子の東京最後の公演は代々木のオシャレなホール。昨日のまろやかなモーツァルトから一転迫力あるベートーヴェンとハイドンを披露。楽器が壊れる!と思うほど激しい演奏ながら完璧な脱力奏法のお蔭かフォルテピアノの調律がほとんど崩れなかった!奏者の抜群の楽器コントロールには脱帽でした。

2010年2月24日 (水)

銀座でモーツァルト

4 24日、今日も朝からハマのホールで「アーサー王」リハのチェンバロ調律。舞台も仕上がり今回のユニークな演出を少し垣間見ることが出来興味深々。結構コミカルだったりエロチックだったりとか楽しい演出だそうですよ。(私はまだ拝見出来ず・・・)

6_2 今日のランチはハマで評判の熱々で香ばしいハンバーグのお店へ。ホール近くの下町野毛エリアに連日ハマの庶民的な味覚を訪ねて徘徊中。昨日はお下劣なネーミングで有名な中華で餃子ランチ(これも美味かった!)

10 午後は銀座のホールにフォルテピアノで出動。楽器搬入後まもなく取り壊しという歌舞伎座の名物蕎麦屋で満腹ながら2度目のランチ。ここの大将の見事な厨房での立ち振る舞いはいつ見ても素晴らしい!見ているだけで惚れ惚れする大将の名人芸が3月でも見られなくなるとはナンとも残念・・・。

15 今日はフォルテピアノの貴公子(?)のオールモーツァルトプログラムの公演。奏者のコントロール抜群の演奏と多彩ね音色変化に圧倒された2時間。ナニやら映像収録していたのでいつかは某国営放送で放送される様子。明日の代々木での公演ではモーツァルトから一転ハイドンとベートーヴェンを演奏予定。是非お聴き逃しなく!

2010年2月23日 (火)

いよいよスタート!(ダブルだけど・・・)

6 23日、ハマの老舗ホールにフランスの奇才ニケ氏登場。2月27日28日の「アーサー王」公演のリハが今日からスタート。早速マエストロはリクエストした「A=392のイタリアン2台」をチェック(1台は初期フレンチで代用)。今回の楽器の作者Anselm氏の事は良くご存知のようで「彼は素晴らしい楽器を作るのですが仕事が遅いんですよ!」と申し上げると「いや違うよ、彼は仕事がとっても!とっても!とっても!遅いんだよ!」(笑) 

21 アーサー王公演と平行してこちらも奇才フォルテピアノ奏者の来日ツアーが今日からスタート。今日は湘南のフレンチレストランでのサロンコンサートでハイドンとベートーヴェンというプログラム。シャープでダイナミックなフォルテピアノの音色を聴けば今ヨーロッパで超売れっ子というのも確かに納得。両者ともお聞きのがし無く!

2010年2月22日 (月)

フォルテピアノ界の新星登場!

5 22日、まもなくフォルテピアノで初の来日ツァーが始まるベズイデンホウト氏がリハーサルでスタジオ来訪。18世紀オケをはじめ名だたる古楽オケと多数共演という実力派フォルテピアノ奏者の演奏がやっと日本でも聴けます!2001年ブルージュでのコンクールで21歳で優勝(私もその時の演奏聴いてました)という新鋭ももはやヨーロッパ有数の売れっ子になっているとか。先日のホグウッド氏との日本での共演(モダンオケと現代ピアノでしたが)も話題になってましたね。

10 写真は正に「ショパンが愛したピアノ」、フランスのプレイエル社1848年製のグランドピアノ。現存する楽器が少ない上に、ほとんどのプレイエルが紛失している第2響板が残っているというショパン時代の姿をそのまま伝えるという貴重な楽器です。現在修復中ですが4月からはコンサートへの貸出をスタートの予定。ショパンが奏でた本当の音色をご期待あれ!

2010年2月21日 (日)

チェンバロの干物

2 21日、甲府での「ハレルヤ~」公演本番。会場は古楽コンクールで御馴染みの小ホールではなく初体験のお隣の大ホール(音響はマアマアながらやはり広い!)。調律を始めると冬の厳しい乾燥でチェンバロのご機嫌は相当斜めの様子、いくら調律してもドンドンピッチが下がる・・・。今日の相方、ポジティフオルガン調律のG氏は流石ベテランなのでいつもは暴走するオルガンのピッチも安定しており問題はチェンバロのピッチのみ(汗)。弦が切れないかヒヤヒヤしながら何とか調律を終え本番突入(今日はどれだけピッチ上げたことか!) 最後は湿度ナンと15%、休憩中に恐る恐る調律をチェックすると何故かピッチは変わらずほとんど狂っていない・・・、もう楽器内部の水分がほとんど出て「干物状態」になってしまい逆に安定したのかも?結果オーライながらチェンバロには辛い現場だったかも。(ご機嫌直すのが大変)

2010年2月20日 (土)

生まれ変わる山梨古楽コンクール

Photo 20日、朝から甲府にチェンバロで出動。仕事の内容を詳しく聞かず会場入りすると顔見知りのオルガン技術者に遭遇。「今日はどんなコンサートなの?ピッチとか調律法とか聞いてる?」とのことで「さあ~、今日はアマチュア合唱団のハレルヤ~なのでA=415のミーントーンではないのかな?昨日もそうでしたし・・・」と業界ジョークでご挨拶(笑) 1日中表では言えない裏話の応酬でワイワイ。

6 今日は古楽コンクールのリハ会場として20年近く使わせていただいていた部屋で200人近い合唱団とオケの「ハレルヤ~」公演のリハーサル。いつもは広いと思う部屋も今日は大人数のため酸欠気味の満杯状態。

10 リハの合間に甲府の街を散策。実は毎年開催で今年25回目となる古楽コンクール山梨が今日のホールより街中の歴史的な洋館に会場を移転とのことで新しい会場をちょっと下見。メインのコンクール会場は1928年築という由緒ある建築、その堂々たる威容と装飾が素晴らしい。(内部は見れなかったのですが)

24 次にコンクールと平行して開催の協賛コンサートの会場を下見。1876年築という歴史的な芝居小屋を改装したイベントスペースは会場の雰囲気も開催公演も中々魅力的。こんな古い空間が残っているとは甲府も懐の深い町なのでは?

31 古楽コンクールの各会場周辺にはこんな面白い魔除けがあったり、江戸時代創業の老舗蕎麦屋があったり、地元産ワインの品揃え豊富な酒屋があったりと散策も楽しいエリアの様子。5月1・2日は是非甲府にお越しあれ!

2010年2月19日 (金)

兄弟イタリアン

6 19日、しばらく振りとなる新大久保の教会にチェンバロで出動。今日はリコーダーリサイタルながら登場したチェンバロはたった2台(笑)。(いつぞやの某リコーダーリサイタルでは3台だったのに・・・) 切れ味鋭いリコーダーと2台のイタリアンチェンバロの相性は抜群!

4 今日のチェンバロはドイツ・ブレーメンの老マエストロ作の兄弟イタリアン、1958年生まれの兄(ヒストリカルモデルのチェンバロの最初期の楽器では?)は170cmと小柄ながらシャープな音色で堂々の鳴りっぷり。1980年生まれの弟は250cmとイタリアンの中でも一番の大柄で音色も骨太の豪快な鳴り、兄弟対決はお互い存分に魅力を発揮し互角の勝負だったのでは?

2010年2月18日 (木)

一瞬の銀世界

Fp 18日、朝起きると外はすっかり銀世界!これは東京は1日大混乱かと思いきや昼にはもう雪融けてました。今日は楽器運搬が無いので私的にはちょっと残念・・・(苦笑)

Fp_9 今日はまもなく出動のイタリアン3台とフォルテピアノ2台のご機嫌伺い。(楽器で溢れかえる狭い(?)部屋での楽器入替えが大変) 先日のハマの洋館で素晴らしい音色を奏でご機嫌に見えたシュタイン君、実は3日間も厳しい乾燥の中に置かれていたため少々コンディション崩れ気味でした。やはり冬の外出仕事は厳しい! 沢山の楽器の入替え作業をしているウチに今度は自分の腰にピリッと微かな違和感が。慌てて仕事を放り出し鍼の先生の元へ駆け込み我が身のメンテナンス。寒い冬は油断大敵。

2010年2月17日 (水)

フォルテピアノお勧めコンサート

Photo_2

17日、今日はフォルテピアノのお勧めコンサートのご紹介。

★古楽情報目白押し★

クリスティアン・ベズイデンホウト フォルテピアノリサイタルツァー   今やヨーロッパで大活躍の新鋭フォルテピアノ奏者C・ベズイデンホウト氏の日本初のフォルテピアノリサイタルツァー。去年のホグウッド指揮のN響でのベートーヴェンPf協も大好評でしたね。(この時はモダンP) 2月23日~27日藤沢・東京・兵庫で4公演。(ワルターモデル使用)

小倉貴久子×大井浩明 モーツァルトクラヴィーア協奏曲 2台のフォルテピアノによる全曲プロジェクト これはモーツァルトファンやフォルテピアノファンには大注目の異色の企画では?。会場はフォルテピアノの音色が美しい重要文化財の池袋明日館。3月18日(木)18時半開演 (C・MaeneのWalterモデルとThomas&Barbara WOLF のルイ・デュルケンモデルを使用)

ガエターノ・ナッジロ(Vc)&水野直子(Fp)デュオリサイタル Ensamble415で来日のイタリアの俊英Vc奏者ナジッロ氏がフォルテピアノ奏者水野直子氏と共演。3月19日北九州、20日山口。24日東京・明日館。(ワルターモデル使用)

2010年2月16日 (火)

3台合わせて136歳

Cem 16日、神戸の某所でグランドピアノをまとめて調律。どれも年季の入ったピアノばかりで3台合わせて御歳ナンと136歳!多少くたびれている部分はあるもまだまだ現役バリバリで張りのある音色を奏でてくれてます。大量生産になる前の日本製グランドピアノは中々ハイレベルだったのでは・・・。ピアノの他にも同じく年季の入ったA社のチェンバロも調律。こちらは御馴染みT社のスピネットと共に大量生産で一般家庭にチェンバロを普及させた懐かしいモデル、30年以上経っても今だ頑張ってます。

2010年2月15日 (月)

3台イタリアン揃い踏み

1 15日、まもなく出動のイタリアン3台がスタジオで初めて揃い踏み。中々個性豊かな楽器揃いで弾き比べの楽しいこと。まずは19日の辺保陽一リサイタルで2台のスコブロネックのイタリアンが出動。170cmで4オクターブのチビの兄と250cm5オクターブとデカ弟の音色の違いお楽しみに。もう1台Anselm/Umeoka作の240cm4オクターブ半の黒イタリアンは横浜で開催のバロックオペラパーセル「アーサー王」で出動予定。指揮者のニケ氏からのオーダーのA=392という異例のピッチのイタリアン(!)の音色も楽しみ。フランスから届いた今回のチェンバロのオーダー、「ピッチはA=392のイタリアンを2台、調律法は○○(内緒です)、リハの日は調律は1回だが本番の日はリハ前と本番前の2回調律だよ」との事。あちらでは本番調律はリクエストしておかないと朝やって調律師が帰っちゃう事が多いのでしょうねえ・・・。私も海外で何度かその現場に遭遇しましたし(笑) (そういう時に限って賞味期限の短いお仕事だったりするのですが・・・)

2010年2月14日 (日)

ハマの古楽祭閉幕

3 14日、横浜山手も晴天の今日は観光客で賑やか。4日間に渡り洋館で開催の古楽祭も今日で千秋楽。私はチェンバロ・フォルテピアノの講習会受講生発表会のお手伝い。

5 洋館の素晴らしい響きの中での贅沢なレッスンを受けた受講生の皆さんの演奏は初心者を含めてやはり一味違う様子。中にはハープとフォルテピアノのデュオという私も初体験のユニークな演奏もあり充実した2時間。小規模ながらユニークな古楽祭、是非継続してもらいたいものです。

2010年2月13日 (土)

ハマの洋館レクチャーコンサート

15 13日、みぞれ雨降る寒いハマで今日も古楽祭に参加。いつもは観光客で賑わう週末の洋館街もちょっと人寂しい様子。(この寒さではしょうがない?)

Photo 今日からのレクチャーコンサートのため新座のK工房が4台の楽器を搬入とのことで連日のお手伝い。今日も苦手な楽器の尻尾持ちを担当、新座風の掛け声は「せい~の~」でした。(Moxan氏の「サン~シ~」という掛け声は少数派?)

6 今日のレクチャーコンサート、この音楽祭の「コンサートソムリエ」A岡氏と演奏のW氏のダブル解説、午前中はチェンバロ特集で、イタリアンヴァージナルから始まりイタリアン、フレミッシュ、フレンチの4種のチェンバロが登場し凝った模型や解説図を使っての丁寧な解説と演奏を交えての90分。

7 午後はクラヴィコードとフォルテピアノの特集、モノコルドから始まりクリストフォリピアノ、クラヴィコード、オリジナルのフォルテピアノとこちらも充実のラインナップ。この楽器陣を解説と演奏付きで歴史的な洋館にて少人数で間近で鑑賞出来るというナンとも贅沢な企画。明日も同じ内容のレクチャー開催予定、まだ当日券あるようですよ!

2010年2月12日 (金)

ハマの古楽祭

1612日、ハマの西洋館での古楽祭に今日から参加。11日より開催の山手の素晴らしい洋館で古楽器によるコンサート、講習会、楽器展示など様々なイベントが繰り広げられる4日間。私は2日目からら講習会に使用のチェンバロ・フォルテピアノを持って参上。

15 歴史的な洋館の広い空間でチェンバロやフォルテピアノを演奏するとやはり古楽器はこの響きの中で鳴らすものだと改めて痛感。  特にフォルテピアノ講習会の会場が素晴らしい!

25_2  チェンバロの講習会の会場も素晴らしい響きながら重い楽器の狭い階段上げで一苦労。それでも多くの受講生が参加とは嬉しい限り。

19_3 今日は結局チェンバロ3台、フォルテピアノ2台、クラヴィコード1台を会場に搬入するハードな1日。運送のお相手はもしかして今回初コンビかもというMoxam氏。お互いベテランながらご一緒すると道具から車から運送スタイルまで様々違うのでお互いビックリ。それに自分の分担の楽器はそれぞれがリードしながら運ぶもまずは「いくよ!」という合図までは良いものの「せ~の~」「3~4~」と両者掛け声がバラバラで呼吸が合わず(苦笑)。どちらも楽器の尻尾持ちは下手でしたし・・・(2人とも鍵盤持ちばかりで尻尾など滅多にやらない・・・)

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管楽器の展示会場ではF氏のリコーダー製作実演やレクチャーコンサートもあり。明日・明後日にはチェンバロフォルテピアノ・クラヴィコードなど鍵盤楽器7台が勢揃いというナンとも豪華な「鍵盤楽器の歴史」というレクチャーコンサートも。横浜山手の洋館での古楽祭、14日まで開催中。是非お越しください!

2010年2月11日 (木)

過ぎにし恋 IN初台

1311日、先日の富山に続き初台で青木洋也(CT)高橋明日香(R)北谷直樹(Cem)の3人による「過ぎにし恋」公演。フェシュ、パーセルから北谷氏自作曲まで3人のアンサンブルは絶妙!、バッハやクープランでのチェンバロとリコーダーのデュオも素晴らしい!

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チェンバロ関係者としてはナンと言っても北谷直樹のチェンバロ演奏にシビレっぱなしの半月でした。今日も小さな初期フレンチでのルイ&フランソア・クープランのソロ演奏には悶絶! 何故1段鍵盤のチェンバロからあんなに多彩な音色が紡ぎだすことが出来るのでしょうか・・・。「来年もソロリサイタルやりましょうね!」「是非!」という会話を交わしましたのでNaokiファンの皆さん、来年もご期待ください!ところで皆さん今度は何を聴きたいですか?(今ならリクエスト出来るかも・・・)

17 昼夜2回公演共に大盛況でこの3人の演奏も今日で無事終了。富山での公演から今日まであっと言う間でしたが本当に楽しかった!来年もこの3人の共演是非聴きたいものです。

2010年2月10日 (水)

楽器渡り歩き

Photo 10日、フォルテピアノ、チェンバロ、パイプオルガンの調律の掛け持ちで朝からバタバタ。練習でスタジオ来訪のSさん、ウチのシュタインモデルのフォルテピアノに十数年振りに再会、この楽器が日本に来た20年近く前(Mビルソンが公演のために空輸)は国内で数少ないフォルテピアノとして重宝しましたとの事。「年月経って成長しましたね」とは嬉しいお言葉。次はさるお宅の小型パイプオルガンの調律。仕事の合間に50年以上の筋金入りのバロック愛好家の御主人との昔話が楽しい。最後は明日近江楽堂で公演の青木洋也・高橋明日香・北谷直樹のリハに初期フレンチのチェンバロ提供。明日も北谷直樹氏のチェンバロソロ(少しだけど)聴けます!(昼の部は完売、夜の部はまだ空席あり) 乞うご期待!

2010年2月 9日 (火)

明日館でバッハ調律

11 9日、3日の北谷直樹氏のリサイタルに続いて明日館で砂原悟(Cem)藤枝守(作曲)両氏による「バッハ音律で聴く植物文様クラヴィーア曲集」公演。東京は一週間前は雪だったのに今日はまるで春の陽気。(チェンバロに大敵な乾燥も無くホッ) ここ数年バッハ研究で大きな話題となった平均律第1巻の自筆譜表紙の文様から解読されたというバッハ/レーマン調律を使って藤枝氏の作品をチェンバロで演奏するというユニークな企画、プログラムも前半は調律の五度圏に沿っての12曲、後半は半音づつ移行する12曲と正にバッハの作品を意識した「現代の平均律クラヴィーア曲集」。

9 今回は砂原氏のチョイスで2段鍵盤ではなく1段鍵盤のスコブロネックの18世紀イタリアンを使用。暗闇で美しくライトアップされた舞台で輝くように響くイタリアンの音色は妖しさも伴い魅力充分だったのでは。

2010年2月 8日 (月)

同窓生

1 8日、懐かしい幼稚園にピアノ調律で訪問。自分と同年齢のピアノまだ現役で活躍中、ピアノとしては平均寿命を少し越えてますがトラブル知らずで健康な様子。私が面倒見ている間は引退させないからね。でもこの時代のY社のピアノ、丈夫な上に良く鳴るなあ!

2010年2月 7日 (日)

80年前のオルガン

Or_4_2 7日、高野山の麓の橋本へ出動。仕事前の腹ごしらえに地元名物の柿の葉寿司。新鮮なのか酸味も少なく上品な味で美味し。橋本ではまず老舗の呉服屋を訪問。昨日の酒蔵が創業350年ながら今日のお店は1495年創業で500年以上続くというのが凄い!

Or_5 今日はさる教会の80年経つという足踏みオルガンの修理。ふいごを含めて状態は比較的良いものの鳴りっ放しが1音あるということで総分解し原因を探索。(この総分解がまた時間が掛かり面倒・・・)

Or_13 結局トラブルは鍵盤下のバネの破損。部品を交換するもバネの強さの調整が難しく何度も分解しては組立てを繰り返し作業は難航。この面倒さを嫌って足踏みオルガンの修理する技術者は今や絶滅寸前。触ってみれば結構味のある楽器なのですがね。

2010年2月 6日 (土)

灘の蔵開き

P 6日、神戸も寒い!ご近所の大手酒造メーカーで蔵開きイベント開催と知りちょっと立ち寄り。酒蔵では落語や酒造り唄、クラシック演奏の他にゲームや屋台などで大賑わい。(写真は懐かしい南京玉すだれ) しかし呑み助のお目当てはやっぱりお酒、無料試飲から始まり特別販売のお酒などを存分にいただき皆さんご機嫌の様子(私は仕事の合間なので残念ながら全く飲めず・・・) この酒蔵は創業350年ということで記念CDを全員に無料配布してました(ナンと太っ腹!)。 そういえば浅草の某老舗蕎麦屋がここのお酒でしたね。

P_11 知人の調律師の工房を訪問し修理中の古いアップライトを拝見。40年以上前の某大手メーカーのピアノの堅牢な作りに改めて感心。何故同じレベルのピアノが今は作れないのか・・・。

2010年2月 5日 (金)

噛みしめる蕎麦

Photo 5日、毎年お伺いしている神戸の学校にピアノ調律で出動。朝から場所を移動しながら計5台のピアノを調律。乾燥が厳しい部屋のピアノはチェンバロ並み(?)に狂っておりベロベロ・・・、ピッチ上げに一苦労(チェンバロに比べると弦の数が多いので大変)。 仕事の合間にご近所の最近評判の蕎麦屋を訪問(2回目です)。麺の太さが2種類選べるも太い蕎麦は饂飩より太くて立派!それを普通のツユに付けるも良し、溜まり醤油(!)に付けるも良しという面白い食べ方が出来るお店。

3 蕎麦が立派過ぎて普通の食べ方が出来ず刺身のように醤油やツユをちょっと付けた太麺をモグモグと噛みしめるスタイルはナンともユニーク。細い麺も一緒に注文するもこちらは標準より相当スリム。噛む啜るとどちらも蕎麦の味を堪能出来るのが面白い!

2010年2月 4日 (木)

錬金術師の結末

1_2 4日、昨年自己破産した某古楽系音楽事務所の債権者説明会(私は7桁の借金が残っていたのですが・・・)のために慣れない霞ヶ関の裁判所を訪問。どんな格調高い(笑)手続きがあるのかと思いきや、久々にお会いする社長ご本人と債権者たった2組(何故?)がご対面した席で「彼には返済出来る財力マッタクありませんので諦めてネ」との宣言を承ってアッという間に儀式は終了。(ナンと呆気ないことか) 意気消沈のまま再び西へ移動。

2010年2月 3日 (水)

北谷直樹 IN明日館

1 3日、神戸に続き池袋・明日館で北谷直樹氏チェンバロリサイタル。今回も初期フレンチ1段とジャーマン2段の2台のチェンバロをプログラムに合わせて交互に演奏。ジャーマンの豪快な鳴らしっぷりにも驚嘆するも(チェンバロは音量が無いなんて誰が言ったんでしょうか・・・)、コントロールが難しい初期フレンチを完璧に操る演奏にはもう脱帽。(2台のチェンバロで弾き分けたルイ・クープランはもう絶品でした!)

5百戦錬磨の東京のお客様が北谷氏の演奏に熱狂的に反応してもらえたのも嬉しい限り。終演後早速各方面から色々な招聘の打診が来ていた様子(客席に業界関係者多数お越しでしたね)、どうやら来年以降北谷氏の演奏を日本で聴ける機会が増えるかも。現在決定しているのは2011年3月10日(17日から変更になりましたのでご注意を!)神戸3月12日(こちらも19日から変更になりました!)東京紀尾井ホールで神戸市室内合奏団のブランデンブルグ協奏曲全曲公演にソリストで出演予定とのこと。豪快なブランデン5番をお楽しみに! 熱い演奏が終わってみれば外は雪!(火照った身をクールダウンするのはちょうど良かったかも?) 最後に某笛作りの方との会話を・・・。「今日はチェンバロたった2台で良かったね」「今日はリコーダー伴奏ではなかったからね」(北谷氏はM・シュテーガー氏のリコーダーリサイタルの伴奏にチェンバロ3台持ち込んでました)

P・S・ 北谷氏のチェンバロ演奏、来週2月11日(木・祭)近江楽堂での公演でも聴けます。昼の部は完売ながら夜の部はまだチケットあるそうです。お聴きのがしなく!

2010年2月 2日 (火)

またもや雪に遭遇出来ず・・・

Photo_2  2日、昨夜のコンサートの興奮さめぬまま早朝神戸を出発し東へ。昨日から関東は大雪とのニュースで心配するものの鈴鹿や御殿場で少し雪景色を見る位、東京は日中ほとんど雪消滅の様子。福井や富山、福島など雪国に出向くも本格的な雪には遭遇せず今回こそ雪道走るかもと身構えるも拍子抜け・・・。(まあ雪が無い方が助かるのですが)

1 スタジオに戻り早速昨日使用のチェンバロ2台のご機嫌伺い。2台とも1本でもカプラーが掛かっているのかと勘違いするほど豪快に鳴るのでビックリ!たった数日ですっかりNaoki色のサウンドに染まってしまった様子。さて、明日館ではどんな鳴りで聴こえるのか楽しみ。

2010年2月 1日 (月)

北谷直樹 IN酒蔵

Photo 1日、神戸の酒蔵で北谷直樹氏のチェンバロリサイタル。ご自慢のお酒とチェンバロの演奏を一緒に楽しめるという酒蔵ならではの贅沢なコンサート。(今日は発売初日という純米にごり酒を休憩中に提供) 

11日本での初リサイタルという北谷氏、フレスコバルディからバッハまで幅広い時代のプログラムを17cフレンチとジャーマンの2台のチェンバロで自在に弾き分ける楽器コントロールに改めて驚嘆。チェンバロコンサート常連の方にも「いつものチェンバロなのに音が全然違う!」との反応が。(11月の暴れん坊氏の時とはもう別の楽器でしたね)

16 熱い演奏とお酒のお蔭で大盛り上がりの公演が終わっても興奮冷めやらぬお客様は余韻を楽しみながら楽器を取り囲んで遅くまでワイワイ(酒蔵コンサートならではの魅力かも) 北谷直樹氏のソロリサイタル、2月3日に東京池袋・明日館講堂でもあります。チェンバロファン必聴のNAOKI氏の演奏 是非お聴き逃しなく!

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