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2010年1月 3日 (日)

バッハ「グルグル紋様」調律

14 3日、本屋で「やわらかなバッハ」(橋本絹代著 春秋社)を見つけて早速購入。バッハの俗称「平均律」作品の研究を中心に中々踏み込んだ内容の著作の様子(まだ読了してないのですが)。中に「螺旋渦巻き模様の謎」という項目があり、最近巷を賑わせている平均律1巻自筆譜表紙に描かれたグルグル紋様から解読されたというバッハ調律(レーマン調律)についての記述があったのが画期的では。(日本の出版物で初めて?) ただこのバッハ調律、最近バッハ研究家の間では調律法を示唆する紋様だという可能性を否定は出来ないが説得力のある解釈はまだ出て来ていないとの意見が出ているとのこと。それでもここ数年海外の多くの演奏家がこの調律法を好んで使うので私も数多く体験しましたがバッハとは関係なくても中々優れた調律法だと思うのですが。(モダン楽器の中でも結構使えます!) この謎の調律法が実際バッハが考案したかどうかを知りたい方は実際の響きを是非お聴きあれ!

★古楽情報目白押し★  これからお勧めの古楽の公演情報を出来るだけ公開していこうと思います。 まずは話題のバッハ調律を使ってのチェンバロコンサート バッハ音律で聴く「植物文様クラヴィーア曲集」公演 2月9日明日館講堂 出演・砂原悟(チェンバロ) 古典調律と古楽器を駆使する作曲家・藤枝守氏の作品をレーマン/バッハ調律のチェンバロで演奏。

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