リハ3連発
20日、今日はスタジオでリハーサルが3件、まずは1月22日近江楽堂での阿部早希子(Sop)水野直子(Fp)デュオ公演のリハ。ミラノの仲間だったという2人のコンビネーションも素晴らしく聴き応え充分、残念ながら早々とチケット完売とのこと。水野さんは3月にもアンサンブル415で来日のイタリアの俊英チェロ奏者G・ナジッロ氏とのデュオで北九州・山口・東京(明日館)と3箇所を公演の予定。ミラノ勢の熱い(?)演奏楽しみです。
次は6月4日大久保で開催予定のアルモニー・アンティーク公演で使用するチェンバロ選択。オールフレンチプログラムということでやはりウチのフレンチ2段が出動することに。こちらは簡単に楽器が決定したのでもっぱらフォルテピアノの弾き比べ。
最後は2月9日明日館で開催のバッハ音律で聴く「植物文様クラヴィーア曲集」公演のチェンバロ選択。バッハの平均律第1巻の自筆譜表紙にあるグルグル文様から解読したという「バッハ(レーマン)調律」を使い、藤枝守氏作曲のクラヴィーア作品「植物文様」をチェンバロで演奏するというユニークな公演。(チェンバロ演奏は砂原悟氏) ウチの18世紀フレンチ2段、ジャーマン2段、18世紀イタリアン、17世紀フレンチ1段と4台ものチェンバロを試すもそれぞれ違った魅力ありとのことでどれも捨てがたい・・・。果たして当日どのチェンバロが登場することになるのやら・・・。6台の楽器が一堂に登場となり調律も大変、結局1/12PC(平均律ですな)、1/8PC(最近出番多し)、1/6ミーントーン(これは結構使えます!)、バッハ/レーマン調律と4種類の調律の聞き比べ、その個性の違いが中々興味深く私にも収穫の1日でした。
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