今年を振り返る その2
今年を振り返る その2。今年から5月開催になった甲府古楽コンクール。チェンバロ部門は會田賢寿・村上暁美両氏が仲良くトップ。本選の使用チェンバロは今年は絞り込まれて5台登場のみ。
5月連休御馴染みの有楽町フォル・ジュルネ。今年はバッハ特集とのことで世界から有名ドコロが結集。私はクラヴィコードリサイタルのお手伝い。いや古楽器の公演にこんなに人が集まるなんて・・・。
明治学院でのコンサートにブルージュコンクール優勝したコルテ氏が来日したもののほとんど知られないままでモッタイナイ・・・。(彼は11月のミンコフスキー公演でも来日してましたね) 実力派がこっそり来てしまう贅沢な時代になったもんです。
こちらはチェンバロ界の人間国宝2年振りの来日公演。この日は楽譜をホテルに忘れる騒動がありましたが(実はプログラム間違えていたそうな)老マエストロ相変わらず元気でした。
この時期騒動を起こしたのは新型インフルエンザ。いち早く流行した神戸でのコンサートではお客全員手洗いの上マスク着用を強制。イヤ異様な景色でしたね。最初演奏家もマスク着用と言われたのですが何しろフルートリサイタルだったので無理(笑)。 公演キャンセルも相次いだトンダ騒動でした。
御自慢のチェンバロとポジティフオルガンを揃えたいわきのホールでロビーコンサート。ロビーながらホールより音響が良いのにビックリでした。過疎の小学校にポジティフオルガンを運んでの出前コンサートもありました。
僚友寺神戸亮氏とのモーツァルト公演で来日のボヤン・ヴォデニチャロフ氏。ナンと来日直後に指の怪我で演奏不能というハプニングが発生し大騒動。これには困った!
その窮地を救ってくれたのがたまたま帰国中だったという大井浩明氏。ツァー2日前に急遽ピンチヒッターを引き受けていただき助かりました!
真夏に茨城のお寺でバロックコンサート。満員で本堂に入りきれないお客様は野外にイスを並べ雨が降れば傘を差し何故か客席すぐに出店のかき氷を食べながらノンビリ鑑賞。
上野でのリコーダーフェスティバルにポジティフオルガンで参加。演奏家製作家を含め業界人が一堂に集まり盛況でした。(こんな事が出来るのはリコーダー界だけ?)
ピンチヒッターとして寺神戸氏と共演の大井氏、今度はドイツ在住の阿部君江氏とほぼ同じプログラムで共演。聴き比べた方いたのでしょうか?
古楽界の夏の風物詩といえば19回目を迎える都留音楽祭。レッスンやコンサートも充実ながら皆さん一番の楽しみは爆笑ネタが次々登場の宴会芸では?今年は突然乱入の外人勢大暴れでした。
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