オルガン・スパラ入りでヴィヴァルディ
14日、四谷のホールでのオールヴィヴァルディ公演にポジティフオルガンで出動。この公演、最初チェンバロで出動のはずが急遽オルガンへ変更に(チェンバロは奏者の楽器を使用)。 プログラムは御馴染み「四季」をメインに横笛の御大が大活躍のフルート協奏曲、まだまだ世界を見渡しても奏者が数えるほどしかいない稀少楽器スパラ2台でのチェロコンチェルトなど盛り沢山。数年前に来日の古楽界の人間国宝(笑)シギス率いるベルギーの「LaPetiteバンド」でも聴いたスパラ入りの「四季」。(その不思議な軽くシャープな演奏に最初戸惑いましたがすぐに耳が慣れると快感になりましたが・・・) その時と同じ最小編成ながら今日はコンバスとオルガン入りのお蔭で低音成分がぶ厚くこれまた心地よい!またチェンバロと違い持続音が出せるオルガンの音色が意外にヴィヴァルディにマッチしビックリ! 日本古楽界の主流派(笑)によるバロックの超人気曲(もう手垢にまみれた名曲と言って良いほどですが・・・)の演奏が今だに存分に刺激的ということが一番嬉しかった一夜。
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