バッハでトライアスロン?
21日、芦屋の能舞台を持つユニークなサロンでのバッハ連続演奏会の最終日。(私は今日だけの担当でしたが) 3日間でクラヴィア練習曲集1~4巻全曲演奏というトンでもない企画(本当にこの演奏家は他の方が絶対やらないような無理難題が御好きどす)のトリは、チェンバロで「イタコン」「フランス風序曲」「ゴールドベルグ」とバッハの超人気曲と、毎度御馴染みのチェンバロ委嘱新作初演2曲を演奏。毎度楽器奏法を大胆に変化させてきた(進化しているのでしょうねえ)奏者も、今回は脱力奏法のメソッドを確立しつつあるのか今までにないクリアで芯のある音色をジャーマンモデルのチェンバロから引き出してましたね。やはり最近CD録音までしたクラヴィコードを演奏することにより得たものは絶大では。 体調不良の中トライアスロンのようなバッハ企画で鍵盤楽器奏者の限界(?)に挑戦した奏者に改めて拍手!
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