手繰れない蕎麦
12日、朝から兵庫の某大学でチェンバロの調律。ノーマルなフレミッシュモデルの横に見えるは古株古楽関係者には御馴染みの(笑)前世紀中盤にゲルマン地方で流行した16f付き大型チェンバロ(ペダル付き)。この楽器をさる演奏家から「フォルテピアノに似た不思議なチェンバロ」と言われビックリしましたね。もうヒストリカルしか見た事が無い世代が中軸になっている時代なのか・・・。
仕事が終わり最近評判の新神戸駅近くの蕎麦屋を訪問。まずは蕎麦の種類を選べとのことで噂の太い麺を選択。「饂飩より太いですよ」と言われ期待膨らませて噂の蕎麦を待つとまずは普通のツユと薬味の他にたまり醤油(!)が登場。(刺身のようにたまり醤油に付けて食べる方法も美味しいとか) そしてついに出てきた蕎麦はビックリするほど太い!通常の手繰る・ススルという蕎麦本来の技法がここでは全く役に立たずただ巨大な麺を噛み切るのみ・・・。しかし丁寧に打った蕎麦の味をジックリ味わうには結構イケるスタイルかも・・・。(どうやって口に放り込むかが中々難しい形状なのですが) 〆のトロトロの蕎麦湯も上出来で大満足!関西の蕎麦屋もユニークさを競う時代に突入か?
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