甲府古楽コンクール本選
3日、古楽コンクール本選。ソロ部門は予選で使った楽器の他に展示の楽器も選択可能との事で皆さん前日に真剣に楽器を吟味。(予選出場者全員が本選で使う楽器を申告する制度になり大変) 本選出場者の発表は予選終了後ではなく本選当日の朝とこれまた制度が変わって皆さん緊張の一晩となった様子。(例年ならヤケ酒組が多かったのに) 今回の本選出場者はソロ7人、アンサンブル1組。ソロ7人の選んだチェンバロは今年は意外にも合計5台。(前回は10数台と分散して大騒動でした) 個人的には7人中5人が私のジャーマンチェンバロを選んでいただき大変ハッピー!
コンクール本選前に行われた展示場での楽器のデモンストレーション。色々な楽器が聴き比べ出来るとの事で熱心な古楽ファンが集まった様子。クラヴィコード5台聴き比べとか最新電子楽器など多数登場とか新鮮な雰囲気になった様子。私は3台のチェンバロを本選と受賞記念コンサートで使うので残念ながら参加出来ず。
本選では1人20分の演奏(Lクープランとバッハの組合せが多かったよう)で2台の2段鍵盤チェンバロを弾き分けたのが5人、1台ですべて弾きとおしたのが2人。皆中々楽器選択に工夫の跡が見えました。 本選が終わると去年の入賞者達によるコンサートを開催。木村理恵(Vn)廣海史帆(Vn)村田淳子(MSop)の受賞者3人にロバートスミス(Vc&Vg)、土居瑞穂(Cem・Or)が参加。受賞者3人が主役の様々な編成の演奏を披露、(熱演のあまり大幅に時間延長してしまい裏方大慌てでしたが)
最後に結果発表。
本選 チェンバロソロ部門
第2位 村上暁美
第2位 會田賢寿
アンサンブル部門
第3位 バッハゾリスデンソウル
審査員は 有村祐輔 岡田龍之介 シェティル・ハウグサン 西山まりえ 野々下由香里
コンクールは無事終了。恒例のパーティーでコンクール参加者、楽器関係者など入り混じり楽しく歓談。そろそろ渋滞も解消しているかと思いきや(例年ならそうなのですが)帰りも中央道は30kmの大渋滞!(高速割引のお蔭か) ヨレヨレになりながら深夜帰京。 皆さんご苦労様でした!
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