西は酒蔵、東は洋館でのチェンバロデュオコンサート
9日、今日は私が関わる4月開催のコンサートのご紹介。「桒形亜樹子+野澤知子 チェンバロデュオ」 ~フランスの光と香 2台のチェンバロの対話~ 2009年4月21日(火)19時 東京・池袋 明日館講堂 3500円(学生3000円) 4月25日(土)15時 神戸酒心館ホール 3500円(利き酒付)
曲目)
F. クープラン クラヴサン曲集より
/2台のクラヴサンのためのアルマンド、レティヴィル、
G・ルルー /クラヴサン曲集 ヘ長調
田中カレン 「ハーブガーデン」より 2台チェンバロ版(世界初演)
J・P ラモー 「華麗なるインド」より
/序曲、ミュゼット、北風の神とバラのエア
J・デュフリ /クラヴサン曲集第3巻より(2台チェンバロ編曲版)
F・クープラン 「諸国の人々」より /ローマ帝国
他
神戸公演は創業1751年(バッハ没年の翌年!)という灘の老舗造り酒屋「福寿」の古い酒蔵でのコンサート。約20年前から続く蔵ご自慢のお酒とバロック音楽を一緒に楽しむユニークな企画でしたが、最初の会場だった明治時代の酒蔵(左写真)は残念ながら95年の阪神大震災で倒壊、現在は唯一生き残った大正時代の酒蔵に会場を移して開催を続行中。歴史的な木造の酒蔵の温かみのある音響と香り高い作りたてのお酒を同時に楽しめる贅沢なコンサートは神戸ならでは!是非お聴き逃し無く! 今回は終演後も複数のお酒の聞き酒を楽しんでいただける予定。 お問合せ・お申込は神戸酒心館イベント係まで。
過去の酒蔵コンサートの出演者の一部はこちらの写真でどうぞ。(よく見ると結構国内外の古楽界の大物が来ていましたね) 今回から酒蔵コンサートの前後に酒蔵にあるレストランでの食事でワンドリンク無料サービスや、酒蔵ご自慢のお酒や特産品などの販売コーナーもあります。
東京公演は歴史的な洋館・明日館講堂で開催。こちらは神戸の和の世界から一転、世界的な建築家ライト氏とその弟子遠藤新氏設計の重要文化財での洋のテイスト溢れるコンサート。何よりも80年以上経つという洋館のヨーロッパ風の音響が素晴らしい! お問合せ・申し込みはceciliatomo@hotmail.comまで。 4月のチェンバロデュオに続き7月には寺神戸亮(Vn)&ボヤン・ボデニチャロフ(フォルテピアノ)のモーツァルトヴァイオリンソナタ公演を同じく明日館と神戸酒心館で開催予定。こちらも乞うご期待!
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