16フィート付きチェンバロ
24日、早朝池袋で待ち合わせ。馴染みの芸劇の車寄せに立ち寄ると何とそこは段ボールの団地になっておりビックリ。(6時になると一斉に姿を消しましたが) 今日はいわきのホールで楽器のご機嫌伺い。日伊の実力者が激突する4月のチェンバロデュオ公演(東京といわきの2回のみというのが勿体無い!)を控えてホールご自慢の16フィート付きという怪物チェンバロのスキルアップ。その迫力ある低音をはじめ(最低音の弦は振動が目で見える!)スケールの大きな音像を持つ「18世紀ザクセン地方のチェンバロ」の存在感が凄い!
この日はホール所有のポジティフオルガンもチェック。こちらは6月のレクチャーイベントで使用。同時にチェンバロやフォルテピアノ・クラヴィコードも登場予定。(マルチ鍵盤奏者上尾氏が参加) 古楽系のユニークな企画を地方から発信中のこのホール、秋には某人気モダンオケ(!)の公演でのベートーヴェンのPfコンチェルトに1857年製のERARDピアノを使用、演奏は指揮が大御所C・Hogwood&Fpの新鋭 K・Bezuidenhout (最近18世紀オケのソリストなどで大活躍とか)と古楽器組が主役という刺激的な内容になるそうな。(モダンオケでどんな音になるのか楽しみ) 乞うご期待!
楽器のご機嫌伺い終了後は地元の方を講師に「いわき食文化勉強会」(笑)。地元の名物「めひかり」や牡蠣など海の幸は何でも新鮮で美味し! 運転があるので残念ながら日本古来発酵文化の勉強までには手が回らず・・・。(福島のお酒も素晴らしい!) いわきの食文化を深夜まで堪能し明け方帰京。
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