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30日、朝からスタジオで2台のフォルテピアノが交互に登板。まずは4月3日近江楽堂、4月7日横浜みなとみらい小ホールでリサイタルの丹野めぐみさんが共演者のチェロ奏者J・オブレゴン氏(fromスペイン)とリハーサルでスタジオ来訪(こちらはワルター登場)。昨夜ビルバオから到着したばかりというオブレゴン氏眠いはずも元気にベートーヴェンを演奏。続いて新入りデュルケンモデルのリフレッシュ工事。頼りになる先輩黒サトー氏をアドヴァイザーに迎えて各部を慎重にチェック。夕方イギリスから注文中の交換用弦がやっと到着、早速弦張替え作業を開始。フレッシュな音色をお届け出来るのはもう少し後になりそうです。
ベルギー・Wallonieの講習会の案内が届きましたのでご紹介。講師陣を眺めると、御大ヴィーラント氏を筆頭に多彩なメンバーです。フォルテピアノの講師には親しい西公子さんの名前も。
24日、早朝池袋で待ち合わせ。馴染みの芸劇の車寄せに立ち寄ると何とそこは段ボールの団地になっておりビックリ。(6時になると一斉に姿を消しましたが) 今日はいわきのホールで楽器のご機嫌伺い。日伊の実力者が激突する4月のチェンバロデュオ公演(東京といわきの2回のみというのが勿体無い!)を控えてホールご自慢の16フィート付きという怪物チェンバロのスキルアップ。その迫力ある低音をはじめ(最低音の弦は振動が目で見える!)スケールの大きな音像を持つ「18世紀ザクセン地方のチェンバロ」の存在感が凄い!
この日はホール所有のポジティフオルガンもチェック。こちらは6月のレクチャーイベントで使用。同時にチェンバロやフォルテピアノ・クラヴィコードも登場予定。(マルチ鍵盤奏者上尾氏が参加) 古楽系のユニークな企画を地方から発信中のこのホール、秋には某人気モダンオケ(!)の公演でのベートーヴェンのPfコンチェルトに1857年製のERARDピアノを使用、演奏は指揮が大御所C・Hogwood&Fpの新鋭 K・Bezuidenhout (最近18世紀オケのソリストなどで大活躍とか)と古楽器組が主役という刺激的な内容になるそうな。(モダンオケでどんな音になるのか楽しみ) 乞うご期待!
楽器のご機嫌伺い終了後は地元の方を講師に「いわき食文化勉強会」(笑)。地元の名物「めひかり」や牡蠣など海の幸は何でも新鮮で美味し! 運転があるので残念ながら日本古来発酵文化の勉強までには手が回らず・・・。(福島のお酒も素晴らしい!) いわきの食文化を深夜まで堪能し明け方帰京。
20日、先日ご近所で偶然立ち寄った酒屋で発見しメデタク入手のご贔屓酒蔵の発泡日本酒。さて晩酌で飲もうと栓を開けるとシャンパン並みに大爆発!一升瓶の大半が沫と消えてしまいガッカリ・・・。(正しく活きの良いお酒だったのでほとんど味わえず残念) お酒といえば4月25日(土)に神戸で開催の酒蔵バロックコンサートで提供の利き酒も楽しみ。1751年創業(バッハは1年違いで残念ながらここの酒を呑めなかったと言うのが恒例のギャグですが)という灘の老舗酒蔵「福寿」のご自慢の酒を休憩中と終演後に提供予定。ここは搾り立ての美味しさを味わえるという画期的な凍結酒の開発や純米酒ブームを灘でいち早く立ち上げた老舗ながら意欲的な酒蔵、毎回とっておきのお酒を提供してくれてます。(今回は特に終演後にユックリ味比べ出来るようにリクエストしているので楽しみ!) 東京ではまず体験出来ない(?)美味しい日本酒を呑みながらチェンバロの音色を味わえるコンサート(今回はチェンバロ2台のデュオでオールフレンチという贅沢なプログラム)、是非お聴き逃し無く! 東京では4月21日(火)池袋明日館でも開催予定。(こちらはお酒提供は無いですが贅沢な音響の重要文化財の洋館でのコンサートです)
18日、昨日に続き某大学の歌唱マスタークラスへチェンバロで出動。ハイレベルの公開レッスンなのに受講者も聴講者も少ないのが残念!モッタイナイ! 会場入りの前に新宿に寄り道。オシャレなビルで大勢の若者に混じって開店前から入口で待機。今日は私が約40年もご贔屓の某演奏家(全ジャンルで一番好きです!私には神様か?)の5年振りの新譜CDの発売日。すっかり気分は10代に戻りで「日本で一番最初に買うのは私!」と鼻息荒く7階までエレベーターを駆け上がりCD棚に突入、もぎ取るようにレジで購入。5月に久々の来日も決まりまたもや興奮。他に最近凝っている落語(志ん生・三木助・先代馬生)や老若ギター小僧やご贔屓歌姫も入手。ただCDを買うだけでHappyな1日。
17日、先日のメサイヤ公演でイギリスより来日中のJ・エルウィス氏の声楽マスタークラス初日にチェンバロで出動。曲の本質から細かい表現まで丁寧に指導するエルウィス氏のレッスンは必見です。(聴講は無料のようです)
ドイツから朗報が届きました。テレマンの生誕地ドイツ・Magdeburg で開催された第5回テレマンコンペティションでリコーダー奏者の宇治川朝政氏が見事優勝されました。山梨(第1位)・ブルージュ(第2位)に続いての快挙ですね。おめでとうございます! 本選出場のトラベルソ奏者の築城玲子さんもベーレンライター賞受賞されました。
第5回テレマンコンペティション、今年は木管楽器(リコーダー、トラヴェルソ、オーボエ)部門を開催 (隔年でコンクールが行われ、ヴァイオリンとガンバ部門、アンサンブル部門、木管楽器の年があり、今回は木管楽器部門)
会場:ドイツ Magdeburg (テレマンの生誕地)Schinkelsaal des Gesellschaftshouses
日程:2009年3月7日~15日
1次予選 8日、9日、10日
2次予選 11日、12日
本選 14日
14日の午後に結果発表、15日に授賞式および受賞記念コンサートを開催。
コンクール審査員: Peter Reidemeister(スイス) Paul Dombrecht(ベルギー) Barthold Kuijken(ベルギー) Dorothee Oberlinger(ドイツ) Michael Schneider(ドイツ)
エントリーしたのは85人、実際に演奏したのは77名。
入賞者
第1位 宇治川朝政(リコーダー) 日本
第2位 Anne Freitag (トラヴェルソ) ドイツ
第3位 Anne Pustlauk (トラヴェルソ) ドイツ
装飾賞 Marie Deller (リコーダー) ドイツ
ベーレンライター賞 築城玲子 (トラヴェルソ)日本
聴衆賞 宇治川朝政 (リコーダー)日本
演奏した曲目、予選通過者などは公式ホームページをご覧下さい。
(PDFファイルで見ることができます)
14日、今日は初台でのチェンバロリサイタルに演奏家の楽器を運送・調律。朝は雨と強風でお天気が荒れ模様(そう言えば今日の主役は自称「雨女」だそう)、楽器の積み降ろしに濡れるのはご勘弁と願うも幸い昼からお天気は回復(晴れ男の面目躍如?)。今日のチェンバロは最近はリサイタル以外には持ち出さなかったとの事で何と3年振りの舞台とか。タフなボディと豊かな音量のUSA製のチェンバロ君、最初は久々の出番にご機嫌の様子で無事リハーサル終了。しかし開場すると朝からの雨や満員のお客様の人息のせいなのか舞台上の環境が急激に変化し本番直前にちょっとアクシデント発生。開演直前に何本か弦の張替えする羽目に、いや冷や汗かきました!(オリジナル楽器風に調律ピンに穴が無かったのも一因だったかも。製作家のこだわりの姿勢には敬服するもこのタイプは本当に厄介!) しかしタフな楽器は新しい弦もすぐに安定し本番にはほとんど支障無し(だったと思いたい・・・) リサイタルは調律師の格闘をよそに順調に進行、満員のお客様大満足で無事終了。
13日金曜日。今日は日暮里にフォルテピアノで出動。地元とウィーンの文化交流イベントということでウィーンから演奏家と画家が来日し、ウィーン風(?)のカラフルな絵が展示されたホテルの宴会場でフォルテピアノ演奏という不思議な雰囲気のコンサート。日暮里という古楽には縁が薄い(失礼!)土地でモーツァルトとハイドンをフォルテピアノで演奏という「シブイ」演奏会、果たしてお客様は来るのかと心配するもののフタを開けるとイスが足りなくなるほどの大盛況。(無料ですしね) フォルテピアノのコンサートで満員とは嬉しい限り。
ウィーンから来日のフォルテピアノ奏者R・フラー氏とは今日初対面。ベテランらしく楽器のお話をしても何でもご存知の様子。「日本は湿気の多い国と言われているが冬の乾燥が怖いんですよ」「オオ!確かにこの会場は25%しか無いゾ。コリャフォルテピアノには厳しいねえ」 会場で販売していた彼のCDを拝見しているとソロの他にリンデン(Vc)マンツェ(Vn)など売れっ子達とのアンサンブルの録音を発見。「今ヤープが東京に来ているよ」と伝えると彼もビックリ!世の中狭いもんです。
11日、今日は某大学での「メサイヤ」公演リハ初日にチェンバロとポジティフオルガンで出動。会場の素晴らしいチャペル(1916年建築)にはオランダの名工のパイプオルガンが入る予定ながら少々(?)遅れている様子。(いつ完成?)
今回はチェンバロ・ポジティフオルガンの2台出動ながら先週のような2段積み・一人二役では無く普通に2人の奏者が演奏。(今日のリハは何故か3人で演奏してましたが) 会場のチャペルは数年前の修復工事で建築当時の姿に復元され音響は大幅に改善されたものの、歴史的建造物の宿命なのか暖房が入っていてもどこからかスキマ風が吹き込み舞台は結構寒い! (2台の楽器の調律にはありがたかったのですが・・・)
10日、日暮里でのフォルテピアノコンサートのご紹介。荒川区と交流都市というウィーン市ドナウシュタット区との文化交流イベントとして、フォルテピアノ奏者のリチャード・フラー氏が来日。3月13日19時より日暮里駅前のホテルラングウッドでフォルテピアノリサイタルを開催。料金は無料(事前申込の様子) 交流イベントなので宣伝はほとんどされていないようです。無料なので是非お越しください。「前日の都心某ホールでのフォルテピアノリサイタルは6000円、翌日の都内某ホールでのフォルテピアノコンサートは2000円、日暮里のフォルテピアノリサイタルなら無料!」(よく見かけるチラシの謳い文句風です)
【リチャード・フラー氏プロフィール】
22年前よりウィーンで活動するアメリカ人ピアニスト。伝統的なフォルテ・ピアノ(ハンマークラヴィア)の名手であり、ウィーン古典派のピアノ演奏家。40枚以上のCDや、ラジオ・映画音楽への取組みは、彼の業績の多彩さと芸術家としての幅の広さを物語っている。また、現代のオーストリアとドイツにおけるフォルテピアノムーブメントに多きな影響を与えた。 ドナウシュタット区モーツァルト・プロジェクトの音楽監督
9日、今日は私が関わる4月開催のコンサートのご紹介。「桒形亜樹子+野澤知子 チェンバロデュオ」 ~フランスの光と香 2台のチェンバロの対話~ 2009年4月21日(火)19時 東京・池袋 明日館講堂 3500円(学生3000円) 4月25日(土)15時 神戸酒心館ホール 3500円(利き酒付)
曲目)
F. クープラン クラヴサン曲集より
/2台のクラヴサンのためのアルマンド、レティヴィル、
G・ルルー /クラヴサン曲集 ヘ長調
田中カレン 「ハーブガーデン」より 2台チェンバロ版(世界初演)
J・P ラモー 「華麗なるインド」より
/序曲、ミュゼット、北風の神とバラのエア
J・デュフリ /クラヴサン曲集第3巻より(2台チェンバロ編曲版)
F・クープラン 「諸国の人々」より /ローマ帝国
他
神戸公演は創業1751年(バッハ没年の翌年!)という灘の老舗造り酒屋「福寿」の古い酒蔵でのコンサート。約20年前から続く蔵ご自慢のお酒とバロック音楽を一緒に楽しむユニークな企画でしたが、最初の会場だった明治時代の酒蔵(左写真)は残念ながら95年の阪神大震災で倒壊、現在は唯一生き残った大正時代の酒蔵に会場を移して開催を続行中。歴史的な木造の酒蔵の温かみのある音響と香り高い作りたてのお酒を同時に楽しめる贅沢なコンサートは神戸ならでは!是非お聴き逃し無く! 今回は終演後も複数のお酒の聞き酒を楽しんでいただける予定。 お問合せ・お申込は神戸酒心館イベント係まで。
過去の酒蔵コンサートの出演者の一部はこちらの写真でどうぞ。(よく見ると結構国内外の古楽界の大物が来ていましたね) 今回から酒蔵コンサートの前後に酒蔵にあるレストランでの食事でワンドリンク無料サービスや、酒蔵ご自慢のお酒や特産品などの販売コーナーもあります。
東京公演は歴史的な洋館・明日館講堂で開催。こちらは神戸の和の世界から一転、世界的な建築家ライト氏とその弟子遠藤新氏設計の重要文化財での洋のテイスト溢れるコンサート。何よりも80年以上経つという洋館のヨーロッパ風の音響が素晴らしい! お問合せ・申し込みはceciliatomo@hotmail.comまで。 4月のチェンバロデュオに続き7月には寺神戸亮(Vn)&ボヤン・ボデニチャロフ(フォルテピアノ)のモーツァルトヴァイオリンソナタ公演を同じく明日館と神戸酒心館で開催予定。こちらも乞うご期待!
7日、今日は四谷でモーツァルトピアノソナタ全曲演奏コンサートの第3回にフォルテピアノで出動。またもや早朝スタジオで楽器を積込み7時半に会場に楽器搬入。ピアノ調律師の方も7時過ぎから調律開始と相変わらず2人とも朝が早い!コンサートは前半フォルテピアノ、後半モダンピアノを演奏は前回までと同じながら今日はアンコールに2台を連続演奏。2台の10Hzものピッチの落差や音色の違いが強烈で耳がビックリするものの、新旧2台の楽器の個性を比較する事が出来た貴重な機会だったのでは? そう言えば先日神戸のホールで見つけた某外国オケの公演中止のお知らせ。今日ホールのスタッフから聞くとまたもや某音楽事務所が破産したとか。ここまで業界内に深刻な不況風が吹き荒れるとは驚きですが、しばらくは「次はどこ?」なんていうのが話題なんでしょうねえ・・・。
6日、雨の神戸でチェンバーオケ本番。80歳を越える老マエストロ相変わらずお元気。ゲストの若手Ft奏者(まだ大学生とか)の堂々の演奏っぷりも素晴らしい!バッハの息子達の作品でチェンバロが登場、シメは今年メモリアルイヤーのハイドンのシンフォニー「雌鳥」。
最近コンサートなどで見かける超小型チューナー。もう弦楽器奏者や管楽器奏者など皆さん楽器にチョコっと挟んで頻繁に調弦やピッチ・音程チェックをされてますね。お蔭で昔みたいにチェンバロのピッチが諸事情で怪しくても「ピッチ合ってますよ!」と素知らぬ顔で言い張れない世知辛い世の中になってきたような・・・。今日はチェンバロは前半のみ、休憩時に速攻で片付け一路東京へ移動。
スイス在住の凄腕チェンバロ奏者・北谷直樹氏から「10月にまた日本に行きますのでよろしく」との連絡があったので彼のコンサートのご紹介。今回は初来日というスイスの超絶技巧のリコーダー奏者・モーリス・シュテーガー氏との共演。(先日も日本の大御所Y氏から「彼は凄いよ」と噂をお聞きしたばかり) 東京公演はチラシを見ればすぐお判り(笑)の武蔵野で10月2日(金)19時開演。オールイタリアンプログラム。明日3月5日予約開始です!業界関係者及び古楽愛好家の皆様、チケット完売前に是非ご予約を!(ここのホールは気が付いたらチケットが無いという事態が多いのでご用心) 関西は10月4日(日)兵庫芸文小ホールで開催。プログラムの中でチェンバロソロの「デラ・チャイアのソナタ」なんていう曲は私も初体験。2人の暴れっぷりが楽しみです。乞うご期待!
3日、寒い雛祭り。今日は某オケのリハに出動。「チェンバロ使うんだけど小品一曲だけで準備時間も無いし」との事で「小型・軽量・調律不要・音量自在・音程絶対正確・音律可変」(おまけにチェンバロとオルガン両方に変身可能)というウチのスグレモノの楽器が登場。搬入時にはもうオケの皆さん盛大に音出しの真最中。外は寒い部屋は暑い乾燥も怖い周辺は賑やかと悪条件テンコ盛りながら今日は心安らかに準備。楽器をセットし音を出してピッチをチェックしたらもう仕事はほとんど終了。楽だなあ。
スタジオに戻り楽器のご機嫌伺いをしてから夕方神戸に移動。御殿場付近は大雪で数十キロの大渋滞。(東名は深夜には通行止め、中央道はチェーン規制になった模様) 暖冬の反動が今頃やってきたのかも。西に移動すると幸い雪は無いものの大幅に遅れて深夜(明け方?)神戸到着。
2日、年貢納め電脳化で大幅に効率アップ、相当楽になるはずと期待していたのに入力ミス多発で作業は大幅に難航、これでは電卓片手に人力で計算した方が早かったかも・・・。それでも昼前に何とか仕上がり税務署に参上し無事年貢明細を提出。(不況のせいか税務署も活気が無いなあ) 帰り道に見かけた隣の洋館のフクロウの彫刻が面白い。
午後から自分が通っていた幼稚園のピアノ調律に出動。帰宅時間と重なり可愛い園児達と遭遇。(オジサンは君達の四十数歳先輩なんだよ) 半世紀経ってもほとんど変わらぬ教育方針を貫く頑固な姿勢に感心。教室にいるとまるで自分が園児だった頃と錯覚する程ですよ。夕方東京に移動。今日は路上夕焼け鑑賞はバックミラー越し。深夜東京に戻ると厳しい寒さにビックリ。
1日、今日は神戸で「ハレルヤ~♪」本番。(曲名なんでしたっけ?(笑)) 調律師にとって難易度の高い2段積みも何とか無事任務完了。(乾燥がキツク無いのがありがたい!) チェンバロ・オルガンと1人二役のU氏お疲れ様!(ギターやミュゼットが登場しなかったのは残念・・・、ヘンデルにはさすがに出ないか)
終演後楽器を積込み豊中へ移動。ノワ・アコルデでの山岡氏のリコーダー公開レッスンの終盤を少し聴講。昨日のリサイタルは大入り満員(小ぶりなサロンながら満員でもそれほど音響が変わらなかったとか、しっかりした内装のお蔭では) 今日のレッスンも熱心なリコーダー愛好家が大勢集まった様子。
レッスンの合間にまたもやノワ・アコルデのある豊中服部の食文化探訪。まずは先日に続いてご贔屓の駅前食堂で冬の名物「牡蠣そば」とバッテラを注文。プリプリの大粒の牡蠣と大阪風の蕎麦のダシの相性が抜群。いかにも浪花の味というバッテラも美味。
会場に戻る途中にこれまた美味そうな饂飩屋に遭遇。もう少しは入るかもと思わず入店。自家製麺と無化調という「まじめな」饂飩は量・味ともに中々素晴らしい。ノワ・アコルデの周辺の食文化散策は奥が深そうで楽しみ。
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