チマローザのレクイエム
31日、今日はポジティフオルガンで神戸のベイサイドのホールに出動。さすが港町だけあって野外テラスもあるロビーから見る景色が豪華。
ただ震災後新しいファッションエリアとして賑やかだったハーバーランドも三宮・元町に客足を取り戻されつつあるのかビルのテナントも歯抜け状態で少々寂しい様子。人気挽回の切り札なのか、珍しい水陸両用バス(初めて見ました)がホール周辺をウロウロ。波間に浮かぶバスは船より揺れていましたが乗り心地はいかに?
今日はアンサソブル神戸と地元合唱団の共演でオールチマローザプログラム。ポジティフオルガンはレクイエムで出動。このホール、冬場はいつも暖房と照明で異常に暑く乾燥する「危険なホール」。(過去チェンバロの響板が割れたとか鳴りっぱなしが起こったとか怖いお話がテンコ盛り) 今日も劣悪な環境を見越した調律で準備していると、「リハ始まってすぐに歌手からこんな暑さはイヤ!とクレームが来たので温度下げますよ」との事。多分冷房(!)を入れたのか舞台上は急に4℃以上も下がって「並みのホール状態」に。お蔭でオルガンのピッチも下がる下がる!慌てて再調律(汗)。このホール、今まで散々苦労してきたのにやれば出来る!(怒)。 怖い乾燥もまだ許容範囲で収まってましたし(それでも30%近かった)。冬場のオルガン仕事としては上出来の結果で無事終了。ヤレヤレ。
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