オルガンにはつらい日
9日、今日は宵戎。私の生れ故郷の西宮では今日から3日間は「十日えびす」として1年で一番盛り上がる時期。(今年は行けないのが残念) 明日は最近全国的に有名になった福男選び(早朝表大門から本殿まで走り参りで先頭の3人が今年の福男に)の模様がTVで何度も流れることでしょう。今日は合唱団のリハーサルにオルガンで出動。合唱団から楽器搬入後すぐにリハを始めたいとの要望があり「スタジオで調律していきますのでまあ時間が無くても大丈夫です」と安請け合いしたものの、朝から雪降る厳しい寒さにビックリ。空調完備のスタジオでも壁伝いに冷気が入り込んでいたせいかオルガンのピッチが予想以上に低下、この状態で調律すると今度はリハ会場でのピッチの上がり過ぎは必至。こういう場合はどんな手段を使ってでも楽器を暖めないといけない・・・、結局少し反則技と多少の幸運のお蔭で何とか約束の時間にオルガンの調律が完了。それでも約3時間のリハの間に4ヘルツもピッチが上昇してしまった様子。こんな日のオルガン仕事は厳しいっス。
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