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2009年1月

2009年1月31日 (土)

チマローザのレクイエム

1131日、今日はポジティフオルガンで神戸のベイサイドのホールに出動。さすが港町だけあって野外テラスもあるロビーから見る景色が豪華。

6 ただ震災後新しいファッションエリアとして賑やかだったハーバーランドも三宮・元町に客足を取り戻されつつあるのかビルのテナントも歯抜け状態で少々寂しい様子。人気挽回の切り札なのか、珍しい水陸両用バス(初めて見ました)がホール周辺をウロウロ。波間に浮かぶバスは船より揺れていましたが乗り心地はいかに?

3 今日はアンサソブル神戸と地元合唱団の共演でオールチマローザプログラム。ポジティフオルガンはレクイエムで出動。このホール、冬場はいつも暖房と照明で異常に暑く乾燥する「危険なホール」。(過去チェンバロの響板が割れたとか鳴りっぱなしが起こったとか怖いお話がテンコ盛り) 今日も劣悪な環境を見越した調律で準備していると、「リハ始まってすぐに歌手からこんな暑さはイヤ!とクレームが来たので温度下げますよ」との事。多分冷房(!)を入れたのか舞台上は急に4℃以上も下がって「並みのホール状態」に。お蔭でオルガンのピッチも下がる下がる!慌てて再調律(汗)。このホール、今まで散々苦労してきたのにやれば出来る!(怒)。 怖い乾燥もまだ許容範囲で収まってましたし(それでも30%近かった)。冬場のオルガン仕事としては上出来の結果で無事終了。ヤレヤレ。

2009年1月30日 (金)

大阪のリコーダーサロンにチェンバロ登場

5 30日、早朝新座のKチェンバロ工房へ。雨の中大阪行きのチェンバロを積込み(私は晴れ男なのに・・・)、1ケ月遅い里帰りを兼ねて関西出張というスタッフの「ガッキー君」と一緒に大阪へ出発。何故か拍子抜けするほど雪が無い信州を経て夕方大阪入り。ナニワの南端・住之江の商店街にある関西の老舗・Tリコーダー所有のギャラリーにチェンバロをお届け。さすが大阪から世界に躍進する製作所だけあって店頭の各種笛の展示も充実、奥の50席のギャラリーもリコーダーにマッチした音響のミニサロンでイベントも多彩な様子。K工房の2段鍵盤チェンバロも入り関西の貴重な古楽スペースとして今後の活動に期待します。(各種リハーサルにも開放してくれるそうです) 夜は久々に神戸に帰還、こちらも暖冬の様子。

2009年1月29日 (木)

独奏するバッハ

16 29日、今日は相模原でレクチャーコンサートにチェンバロで出動。(奏者のチェンバロを運搬) 礒山先生の「バッハの真髄を探る」シリーズで今回は「渡邊順生氏とその仲間達」(礒山先生命名)というメンバーでバッハのチェンバロ協奏曲特集。曲の成立過程の秘密を映像で楽譜を見せながら渡邊氏の演奏を交えて解説(礒山先生の突然のリクエストで舞台後ろのスクリーンに映った楽譜を初見で演奏の渡邊先生、「後ろに振り向きながら演奏なんて首が痛くなったよ!」とぼやかれてましたが) その上チェンバロ協奏曲を4曲も演奏という盛り沢山なプログラム。(お蔭で終演後楽器搬出は9時半過ぎ・・・) この冬は舞台の乾燥で苦労の連続だったという渡邊先生、用心のため楽器と一緒に大型加湿器を3台も持ち込まれるも今日も程よい湿度で加湿器の出番無し。(まあ今日は雨振りでしたしね) 晴れ男は湿度運(そんな言葉ある?)にも恵まれるものかも?

2009年1月28日 (水)

リフレッシュ

26 28日、コンサートシーズン突入前に連日のチェンバロのご機嫌伺い。まもなくチェンバロデュオに登場予定のフレンチ2段の音量増加を含めたリフレッシュ作業。馬力あるジャーマンとの鳴き比べとなると少々派手目な音色でないとバランスが取れないのでは?とプチ改造にトライ。(17年目で初めてというパーツ交換もあり) 通称「仏壇」フレンチの改造の後は新入りの「白フレンチ」を約一ヶ月振りにフタを開けて調律チェック。今年の緩やかな冬のお蔭かほとんど変化無しで一安心。今だに加湿器の出番がほとんど無いのはありがたいがこれも異常気象なのかも?

2009年1月27日 (火)

今のうちに

2 27日、スタジオで出番を待つチェンバロをゴソゴソ調整。ドイツの老製作家作のイタリアンチェンバロの脚を急遽作業台として使用。(何と贅沢な・・・) 今まで使い方が良く判らず放置していたドイツ製のチェンバロ専用弦ループ製作機、今回色々使用法を試してみると結構スグレモノと判明。ドイツ製は高性能ながら見ただけではすぐには使用法が判らないのが面倒なんですが・・・。

2009年1月26日 (月)

祝!七條恵子・山口幸恵 独古楽コンクール優勝!

18 26日、ヨーロッパから吉報が届きました! 現在ヨーロッパで活躍中のフォルテピアノの七條恵子さん、ヴァイオリンの山口幸恵さんが「Trio Otono」(若手オランダ人チェロ奏者のGideon den Herder氏も参加)というグループで、ドイツ・トロッシンゲンで開催の古楽コンクール「A TRE」(1月22日本選)で見事優勝されたとの事です。このコンクール、今回が第1回でトリオによる演奏のみ、レパートリーが1800年までというユニークな内容なようですね。七條・山口コンビとしては2006年のブルージュ古楽コンクールのモーツァルトデュオ部門での優勝に続く快挙!、七條恵子さんは2004年の同じブルージュのフォルテピアノ部門での優勝(この時は1位無しの2位)も含めると3冠ですね。おめでとうございます!

2009年1月25日 (日)

ピアノでグルグル?

1 25日、昨日ご一緒だったピアノ調律師から聞いたお話。某邦人有名ピアニスト(もちろんモダン奏者です)が「最近話題になっている新発見のバッハの平均律の自筆譜の文様から解読されたという調律でリサイタルやりたいなあ」とおっしゃっているそうな。多分モダンピアノではまだどなたもコンサートでは使われていないのでピアノでは本邦初演になるかも?(チェンバロでは多分私が一番早かった?) 昔はピアノ調律師や演奏家に結構古典調律に興味を持っておられる方が沢山いらっしゃったのですがね・・・。そういう私も新米調律師の頃、平島先生の「ゼロビート」本など読んで興奮して周辺に「お宅のピアノをヴェルクマイスターにしましょうよ!」なんて言っていましたっけ。でもヴェルクマイスターやヴァロッティよりも噂の「ぐるぐるバッハ調律」の方が現代ピアノにはフィットするかもです。

2009年1月24日 (土)

フォルテピアノvsモダンピアノ

1 24日、四谷のホールでのモーツァルトピアノソナタ全曲演奏シリーズ(全4回)の第1回公演。毎回フォルテピアノとモダンピアノと2台の楽器を弾き分けるという意欲的なコンサート。昼本番との事でフォルテピアノを早朝7時半にホール搬入。モダンピアノの調律師さんも同じく早朝入り。5時起き同士お互い「眠いねえ~ご苦労様」と言いながら先行モダンピアノ後攻フォルテピアノの順番で時間を分け合って仲良く調律。2台の楽器のリハーサルが順調に終わった後、演奏家が瞬時に違うタッチの楽器に対応出来るかと2台の楽器を交互に弾く珍しい(?)練習を実行。(アンコール用だったのか?) フォルテピアノからモダンピアノへ移ると「音像がやたら巨大だなあ」という印象、反対にモダンピアノからフォルテピアノに移ると私の耳には昔のLPレコードを聴いていて突然モータートラブルで回転数が落ちてしまったような違和感が・・・。(ピッチが1/4音も違う!) こりゃ珍しい体験でした。

2

本番では前半にフォルテピアノ(1・8番と幻想曲二短調)、後半にモダンピアノ(ロンドイ短調と10・13番)が登場。全くタッチの違う2台の楽器を連続で的確にコントロールするKさんの演奏テクニックに感嘆!伸びやかな感性に包まれたニュアンスに富んだモーツァルトの解釈も素晴らしい! 人気ピアニストのリサイタルとの事で大勢のお客様が来場。ほとんどの方がフォルテピアノは初体験のご様子で聴き慣れたモダンピアノと比べてどんな印象を持たれるかが興味津々。ピアノソロには少々大きい800席のホールながらフォルテピアノの音は隅々まで届いた様子。音量差や音色の単調さを心配するも、私の耳ではフォルテピアノの方が色彩感は幾分多彩だったようですが・・・。休憩中のロビーでの次回公演チケットを求める長蛇の列を見ると皆さん大いに初体験のフォルテピアノの魅力を感じていただいたのでは? 次回第2回公演は2月21日の予定。乞うご期待!

2009年1月23日 (金)

らしくない冬

17 23日、例年なら異常乾燥による楽器トラブルが多発していてもおかしくない時期ながら今年の乾燥は一進一退の様子。(年末に某ホールでチェンバロの響板割れた!とは聞きましたが・・・) 我がスタジオの加湿器もここ数日は出番無し。最近調子が悪いとの事で個人宅のチェンバロの調整にお伺いしても、「冬場ながら今年は加湿器よりも除湿器が必要かも・・・」との見立てに。このまま暖冬なら除湿器の出番が相当早いかも? 湿度の上昇にはご注意を!  今日のニュースで最近モーツァルトの未発見曲が発掘されフランス・ナントで披露されたと大々的に流れてましたね。完全な曲ではなく断片だったようですが。でも何で今頃出てくるんでしょうねえ?

2009年1月22日 (木)

モーツァルトピアノソナタ全曲演奏

14_2 22日、スタジオではまもなくリサイタルというKさんのフォルテピアノのリハーサル。モーツァルトのピアノソナタ全曲を全4公演で毎回フォルテピアノとモダンピアノの2台で演奏という意欲的なコンサート。最近日本でもフォルテピアノ奏者は相当増えているものの、モダンピアノとフォルテピアノを連続して演奏出来る奏者は意外にも少ないのでは・・・。(多分経験ある方は数人?) 意欲的に2台の連続演奏を続けるKさんの活動は注目です! 昔日本の某ホールでのオランダの人気フォルテピアノ&モダンピアノ奏者の2台の連続演奏のコンサートをお手伝いした際、ベテランでも持ち替えた直後は相当楽器コントロールに苦労していた様子。(聞けば2台連続は初体験だったとか) 相当難易度は高いようです。モダンピアノの強大な音色に慣れたお客様にフォルテピアノの音色がどのように聴こえるのかも楽しみ。(遜色なく鳴ってくれると期待しているのですが・・・)

2009年1月21日 (水)

乾燥しない冬

Photo 21日、朝からリハーサルのためにスタジオでフォルテピアノのご機嫌伺い。例年この時期なら厳しい乾燥が続くはずがこの冬は天気が崩れると湿度はすぐに上昇、我がスタジオは万全の体制ながら高性能の加湿器のお蔭でかえって湿度が上がり気味。この時期は乾燥気味を想定して調整のフォルテピアノは意外な湿気で少々ご機嫌斜めで調律も不安定・・・。普段通りにいかないと色々な意味で困ったもんです。先日関西から久々に戻ったフレミッシュ君はご近所の「SPACE・1F」でしばらく預かって頂く事に。我がスタジオと違ってここのユッタリとした空間はチェンバロには最適の音響で羨ましいです!(広い分コンディションの維持が大変なようですが・・・) 

2009年1月20日 (火)

コレクターの苦悩

1 20日、前日に続きスタジオの環境改善作戦を実行。音響的な改善は何とか一段落、次は量が増えすぎて部屋を占領しつつあるCDと本の整理に着手。生まれつきのコレクター気質の身としてはすべてのCDや本を手元に置いておきたいと願うも、もうスタジオは楽器だけでも飽和状態。長年収集のSPレコードやLPレコードの前に本やCDが積み上がってしまいどこに何があるやら自分でも判らない・・・。まして資料として次々に新しい物が増えてくるし・・・。これ以上は現状では無理と判断、今日コレクター人生初めての方針転換を決断(大げさだなあ)。日頃聞かない、読まないと思われるCDや本を他で保管することに。簡単な事のようでもコレクターにとっては我が子を手放すようで断腸の思い・・・。(苦笑) 半日掛かって里子に出すCDや本を選び始めるもどの子も可愛いし、明日にでも急に資料として必要になるのでは・・・と中々選択が進まず。(コレクターとはそんなもんです) 最後は仕方なく火事にでもなったらコレだけはと持ち出すモノはどれ?という苦渋の選択方法でウナリながらもやっと里子に出す我が子を決定。(ヤレヤレ)

5 積み上がったCDが無くなりやっとアナログのオーディオシステムや蓄音機が久々に復活。デジタルよりもアナログオーディオ、実はそれよりも電気再生ではない蓄音機で再生するSPレコードの方が演奏家の息遣いが感じられる極上の音色と信じるアナクロアナログマニア(笑)としては今年は蓄音機の音色を存分に堪能する1年とするぞ!と新たに決意した次第。蓄音機で再生するSPレコードの録音で20世紀初頭の古楽器復興の先駆者達の熱い息吹を存分に味わえます!(ドルメッチやランドフスカ以外にも古楽器演奏のSPレコードは当時沢山録音されていたようですし) 今年は蓄音機による古楽器演奏の鑑賞会など是非やりたいものです。我々の古楽器演奏のルーツを是非皆さんに味わってもらいたい!やっとこさの整理が終わり夜は酒を呑みつつの久々の蓄音機鑑賞。ブゾーニの幻の名演バッハ平均律C-durが体に染み渡る・・・。

2009年1月19日 (月)

スタジオ改造

Photo 19日、スタジオの内部をプチ改造。冬場の厳しい時期でも楽器に快適な環境を保てるように色々試行錯誤の連続。今日はスタジオの機密性のアップと防音のために部屋の一部の内装を改造作業。先日新加入の加湿器、試運転の様子ではハイブリッド式という事で旧式のような蒸気による室内の温度の上昇も無く、また大容量のタンクと加湿量の微調整が可能なお蔭で数日間給水不要で連続運転が出来るようでまずは合格か。24時間ほぼ一定の湿度でキープ出来るようになりスタジオの楽器のご機嫌もさらに良い様子。

2009年1月18日 (日)

冬場のオルガン

3 18日、朝から四谷のホールでの合唱団の公演にオルガンで出動。前日搬入のお蔭で朝から楽器は充分暖まっておりすぐに調律可能な状態で大助かり。(このホール、昼夜問わず温度変化がほとんど無いのが素晴らしい!) もし当日朝一番の搬入なら冷え切った楽器を暖めるのだけで1日大騒ぎだったはず。(下手すると1/4音下がっているかも・・・) 冬場の厳しい条件の中でのオルガン仕事、ましてピアノとピッチを合わせてとのオルガンには苦手(笑)な要望も頂きながら無事任務達成でヤレヤレ。

2009年1月17日 (土)

お江戸情緒

2朝から震災を思い出しつつ池袋に立ち寄ると何故か沢山の消防車が駅前の繁華街に結集中。幸い大きな火事では無かった様子(ボヤ程度?)だが少し14年前の神戸を思い出させる風景でドッキリ。

6 池袋で所用を済ました後、急に落語を聴きたくなり寄席を訪問。いつもは寂しい地元の寄席も正月気分がまだ残る週末のお蔭か立ち見も一杯の超満員。昼席の浅い出で「文楽」「小さん」などの大看板を聴けるとは正月からメデタイ事(出来ればどちらも先代を聴きたかった・・・)。 それでも名人だった目白のお師匠様の息子と人気の孫を続けて聴けたのが収穫。

11 少し寄席で正月のお江戸情緒を味わった後は、明日本番の四谷のホールへポジティフオルガンを事前搬入。冷えた朝に楽器を運搬しなくて良いのは助かった!ホールのご好意に感謝!夜は寄席で「時そば」を聴いたお蔭で急にお江戸風情の蕎麦屋に行きたくなり、ホールの帰りに神田の老舗「M」を訪問。昔からご贔屓だった様子のご年配のお客様で繁盛の様子。今日一日で古き良きお江戸の香りを堪能。

14年目の阪神大震災

Photo 17日、1995年1月17日午前5時46分に我々を襲った阪神淡路大震災から14年。関西では連日震災の特集が報道されるも東京ではもう存在は薄くなってしまった様子。当日神戸の自宅で未曾有の地震に遭遇した身としては、その体験と教訓を多くの方に語り継ぐべきと思っております。写真は当時私が借りていた楽器保管用の一軒屋、瓦礫の中から奇跡的に助かったフレンチチェンバロを掘り起こし救出しました。

当時神戸は地震など絶対に来ないものと行政から市民まで皆思っていた上に、複雑な現代社会になって初の都市震災でその対処法がまるで確立されていなかった事が大混乱の引き金になったとは思います。(当時から関西と違って東京の震災時の避難の案内などの充実に感心した覚えあり) しかし実際の被災地域ではいくら訓練していても想定通りに救助や避難が出来る訳は無く、最後は自力で難局に立ち向かうしかないと思います。。

ここで楽器関係者としての震災の心得を挙げてみます。(主にチェンバロを想定してですが)  * 震災直後は楽器などは二の次、まずは身の安全の確保が優先、しばらく(数日から数週間)放置しても良いような状態で日頃から楽器は管理すべし。チェンバロなら弾かない時はフタを閉めてカバーを掛ける。前パネルをしていると倒壊した中でも楽器の強度は保持出来るので安全。また日本家屋なら崩れた土壁の粉塵の浸入防止にもなる。夏冬だと放置された楽器は長期間厳しい環境にさらされる覚悟が必要。 * 周辺地域の火事の発生に注意。消防車の来ない火事は延焼必至。江戸時代同様現場から逃げるしか無い。地震から相当時間を経て発生する火事が多いのも厄介。 * 震災直後は現場では異常な興奮状態のはず。本人にとっては大切な物でも他人には「無用の長物」。下手に持ち出した楽器が暖を取る薪代わりにされる危険もある。状況を判断しながら避難すべし。 * 火事場泥棒が多発。避難から戻ると荒らされていたという事例多し。自分の財産は自己防衛の必要あり。 * 救助活動が末端まで行き渡るには2~3日掛かる可能性あり。自前の飲食料で数日耐えられる用意が必要。 * 被害地によってはライフラインが数ヶ月ストップの可能性あり。楽器の保管が困難な場合は早急に移転先を確保すべし。運送の困難は覚悟。      阪神淡路大震災の後、この14年の間に新潟、東北、九州、北海道など全国各地で地震災害が多発しております。明日は我が身かも?という心構えを保つのが重要でしょうか。

最後に震災の多くの犠牲者の方と、震災で多くの苦難を背負われたすべての方に改めて祈りを捧げます。

2009年1月16日 (金)

道路工事

2_2 16日、朝スタジオからチェンバロを運び出そうと外に出ると何と前の道路が水道工事。(聞いてなかった!) 当然車は近づけず工事のオジサン達とチェンバロを担いで運び出す羽目に。前の駐車場の方も車を出せずに急遽レンタカーを借りることになった模様。数日後には夜中に断水があるとか。これも年度末の公共工事ラッシュ?

2009年1月15日 (木)

メンテ三昧な1日

1 15日、今日はメンテナンス三昧の1日。まず朝から神戸の楽器庫で保管中のチェンバロ2台のメンテ。フレミッシュは約2ヶ月振りにチェック。最初触ってみるすぐにコンサートで使えるほど調律は安定している、「調律イラズ!」と喜ぶも計測するとピッチは1/4音も低下。最後の調律はまだ乾燥が始まる前だったかも。タフな楽器は難なくピッチ上げ完了。

2 17世紀イタリアンは多分半年振りのフタ開け。(前回出動は伊国怪僧一座だったかも・・・) 以前久々にフタを開けると切れた弦が何本も中でトグロを巻いていた覚えがあるので恐る恐る中を覗くも今回は幸い断弦は無し。ただピッチは部分的に半音も低下。こちらも比較的簡単にピッチ上げ完了。神戸の楽器庫は温度は24時間一定ながら湿度までは完璧にコントロールは困難、東京並みの「楽器の楽園」とはいかず。

9 午後はスピネットチェンバロ2台のメンテナンスで出動。最初外国の楽器と伺っていたのだが中を開けるとどうやら町内会のお仲間G社の楽器だったよう。馴染みあるスピネットなら調整は比較的スムーズ、タッチの大幅変更で作業完了。

6 最後は同じ場所でK社のスピネットも調整。似たような楽器ながらジャックは結構違うもんだと判明。(2台を並べて見たのは初めてかも・・・)

22 メンテの後はチェンバロ2台、小型パイプオルガン、クラヴィコードなどを車に満載で関西を出発し東京へ移動。滋賀県では雪に遭遇するもスピードは落ちず、雪無しの中央道も順調に移動。深夜八王子の山野辺氏の新しい工房へ楽器をお届け。初訪問の新工房、古いお宅の天井を取り外しし吹き抜けにした凝った内装で残響豊かな、クラヴィコードなどのミニコンサートには最適のサロンでは?展示のクラヴィコード、ヴァージナル、パイプオルガン、どの楽器もユニークだなあ!深夜スタジオ帰還。数日の留守中加湿器無しではスタジオ内は30%近くまで乾燥の様子。早速新加入の加湿器を作動。新人君、タンクが大きく(6.5L)加湿の量を小まめに調整出来るのが便利。

2009年1月14日 (水)

天神橋筋商店街

Photo 14日、今日は大阪へピアノ調律師で出動。珍しく電車で移動するも地下鉄の乗り方などすっかり忘れており繁華街を右往左往。午後はWAON RECORDSのK氏と安くて美味しいイタリア料理店で東西の古楽事情の情報交換。相変わらず意欲的なCD製作でお忙しい様子。その後日本一長いという「天神橋筋商店街」をブラブラ。

4 天神さんの周辺には上方落語の定席「繁盛亭」(中には入らず)や珍しい落語グッズ専門店、個性豊かな古本屋などがあり浪花文化探訪には最適。

5 その後SPレコード収集の先輩O氏とお茶。四天王寺の市で見つけたというボーイス物の戦後盤を譲っていただく。古今東西のオーディオ文化について長々とオシャベリ。今年は我がアナログオーディオシステムを是非復活させるぞと先輩の前で宣言するも、真空管アンプやラッパ蓄音機も調整・修理に手間掛かりそう・・・。道は険しいかもです。今年中に蓄音機コンサートやるぞ!

2009年1月13日 (火)

モルテンセン IN大阪

113日、今日はジャーマンチェンバロで大阪梅田のホールに出動。若かりし頃良く通った大阪駅前の名物中華料理屋が移転しホール近くで今だに営業していると知り約30年振りに訪問。当時はラーメン100円など何でも安く、500円でビールと食事で満腹になるという金欠青年の救世主のようなお店でした。

3 今も昼定食が500円と安さは相変わらず。(この値段では味には文句はいえへんなあ・・・) ただ梅田周辺のラブホテル街にある怪しげな(!)ビジネスホテルの2階という判りにくい場所なので昔のような繁盛振りでは無い様子。「食飲界の名門」(なぜ飲食が逆様なの?)という看板がちょっと寂しい・・・。ナニワB級グルメ探訪を始めると奥が深い!梅田という大阪の中心街なのに(東京でいうと銀座?どちらかと言えば上野かも) 500円で満腹というお店がゴロゴロ!夜は500円鰻丼で有名なお店へ。

11 今日はデンマークの実力派モルテンセンのチェンバロリサイタル。弾くのは2年振りという我がジャーマンを見た途端「この楽器弾いたことあるぞ!」と思い出して頂いた様子。今回彼からオーダーされた調律法は純正5度はたった1つ、他は少し濁りながら全体のバランス良好というスグレモノの調律。最近海外の多くの演奏家は純正5度に拘らず極端な濁りは少なくなめらかな調律がお好みの様子。また彼の多彩な音色へのアプローチも面白く、B8fをoffでF8f+4f や B8f+F8fBuff付 なんていう変則技が効果的。この方、ロンドンバロック在籍の頃から(もう何年前になるんだろう?)から技巧派で鳴らしていましたっけ。

2009年1月12日 (月)

加湿器ダウン

1 12日、14年間フル回転で稼動していた除湿・加湿器がついにダウン。1台で2役という便利な装置は当時相当高額ながらスタジオの楽器のコンディションを維持する大きな武器として大活躍でした。最近は寄る年波のせいか頻繁に誤動作が起こり始め、加湿のつもりで除湿になっていたり(これは楽器には危険)とちょっと目が離せない症状でしたが今朝ついにご臨終の様子。長年本当にお世話になりました。今度は加湿器と除湿器の2台体制の予定。1台で両方搭載の機種は現在も7万円以上と相当高額で手が出ない・・・。

6 昼にチェンバロを積み込み関西に移動。連休最終日ながら高速はスムーズ、晴天の夕暮れを鑑賞しながら夕方神戸に到着。早速新しい加湿器を探しに近所のホームセンターへ。沢山の機種の中で40時間連続稼動が可能というスグレモノを見つけ早速購入。

2009年1月11日 (日)

Wedding Concert

9 11日、今日は初台でリコーダー&チェンバロ奏者お二人のウェディングコンサート。ご両人の恩師・先輩・仲間達が集まり祝福の演奏を披露。私は今日はお客ながらお二人のためならと裏方でお手伝い。11時開演という異例の朝(?)コンサートなのでまたもやリハーサルはほとんど無しで本番に突入(笑)。出演者も開演ギリギリに会場入り。中にはさて新郎新婦入場という直前に駆け込んで来た方も・・・。コンサートは少々照れ気味の新郎新婦がトップに登場。その後交代で登場の豪華メンバーによる贅沢な演奏を楽しんだ後は場所を移して立食パーティ。久々に会う方も多くお開きの後も2次会・3次会と皆さんと存分に語らい三昧の1日。

2009年1月10日 (土)

9台の鍵盤楽器の饗宴

4 10日、今日は横浜若葉台のホールで村原先生プロデュースの「楽器の饗宴で綴るピアノへの道」というレクチャーコンサートにフォルテピアノで出動。鍵盤楽器9台(クラヴィコード2台、チェンバロ2台、ラウテンクラヴィーア、親子ヴァージナル、フォルテピアノ、そしてホールの現代ピアノ)を4人による演奏と村原先生の解説で聴き比べという贅沢な企画。朝は沢山の楽器が一斉に搬入との事で舞台裏は大混雑。

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公演は昼本番との事で9台の楽器の調律の時間配分は大丈夫?とまず「今日は私の他に調律師はだれが来られますか」とお尋ねすると「皆さん演奏家がご自分で調律なさいます」との事。(現代ピアノは調律師が楽器庫で調律されてましたが) 「舞台での調律の順番は?」と伺えば「特に決めてませんので皆さんご自由にどうぞ、リハは無しですし」との事。(ドヒャ~!) 2台のクラヴィコードを持ち込みの佐伯さんは早々に楽屋に楽器を持ち込み調律される作戦に。チェンバロやラウテンクラヴィア、親子ヴァージナルなど計5台を持ち込まれた大御所山田先生はこれまた我々の世界の大御所野村先生と分担されて調律との事。

29 大御所2人が調律されるとなれば若輩者の私などの調律は当然後回しに・・・。冬場の楽器には厳しい時期なのでどの楽器も調律が不安定気味、そろそろ開場時間間近ながら先生達の調律がエンドレスの様相になりそう・・・、仕方無く勇気を出して「先生、フォルテピアノの調律にスイマセンが少しだけお時間頂けますか?」と申し上げフォルテピアノを何とか10分(!)で調律。またフォルテピアノ演奏の英国在住の竹ノ内氏(彼の演奏素晴らしかった!)から「初めて弾くフォルテピアノなので少しでも触らせて」との要望で調律の合間に実際練習出来たのは何と開演10分前と休憩時間の少しのみ。(もちろんお客様の面前でした) 私の本番調律も休憩時のたった10分のみ。舞台上で2台同時調律も発生するも私のフォルテピアノは他の楽器と同時は不可能、音が小さな楽器なら「私が我慢しますから同時にどうぞ」と言えるのですが逆は出来ないなあ・・・。いやはや皆さん揃って厳しいっス。

7 今回私はフォルテピアノの調律のみながら、こんなに多くの鍵盤楽器の中では繊細なクラヴィコードはほとんど聴こえないのでは?という事でいつものチェンバロ用の秘密兵器を今日はクラヴィコード仕様で提供、結局前半は調律師というよりは音響屋さんでした。秘密兵器は中々効果があったようでお客様にも繊細なクラヴィコードの音色が充分届いていた様子。

32 16世紀から20世紀までの曲を9台の楽器で聴き比べという今までに無い企画との事で3時間という長丁場ながら満員のお客様の熱心な事!終演後の楽器見学コーナーでもほとんどの方が近くで楽器を見ようと舞台に殺到でこれまた大混雑。(どの楽器も人気でした) 私はラウテンクラヴィアなど色々な興味深い楽器を見せていただけた上に、山田先生、野村先生という大御所の方と舞台裏で様々なお話をさせていただけたのが大収穫! 皆様ご苦労様でした。このような貴重な機会を与えていただき感謝!

2009年1月 9日 (金)

オルガンにはつらい日

4 9日、今日は宵戎。私の生れ故郷の西宮では今日から3日間は「十日えびす」として1年で一番盛り上がる時期。(今年は行けないのが残念) 明日は最近全国的に有名になった福男選び(早朝表大門から本殿まで走り参りで先頭の3人が今年の福男に)の模様がTVで何度も流れることでしょう。今日は合唱団のリハーサルにオルガンで出動。合唱団から楽器搬入後すぐにリハを始めたいとの要望があり「スタジオで調律していきますのでまあ時間が無くても大丈夫です」と安請け合いしたものの、朝から雪降る厳しい寒さにビックリ。空調完備のスタジオでも壁伝いに冷気が入り込んでいたせいかオルガンのピッチが予想以上に低下、この状態で調律すると今度はリハ会場でのピッチの上がり過ぎは必至。こういう場合はどんな手段を使ってでも楽器を暖めないといけない・・・、結局少し反則技と多少の幸運のお蔭で何とか約束の時間にオルガンの調律が完了。それでも約3時間のリハの間に4ヘルツもピッチが上昇してしまった様子。こんな日のオルガン仕事は厳しいっス。

2009年1月 8日 (木)

ヨーロッパからのホットな情報

Photo 8日、スタジオで楽器のご機嫌伺い&大掃除を兼ねた事務仕事。正月休みだった楽器達のコンディションは良好、ピッチも安定しており一安心。(そろそろ乾燥に警戒すべき頃ですが) 昼にベルリン在住のフォルテピアノ&チェンバロ奏者Aさんが一時帰国中との事で久々にスタジオに来訪。何台かの楽器を試奏していただき後はフォルテピアノやチェンバロの情報を熱心に交換。「最近評判の製作家は誰?」とか「あそこの楽器はどんな評価?」などホットなヨーロッパ情報を沢山教えていただき感謝!(あまり他言出来ないようなレアな情報も多かったような・・・) 

2009年1月 7日 (水)

営業再開

53 7日、今日から営業再開であります。早速年賀状の整理(楽しいモノが多く読むだけで結構時間が掛かります)、メールチェック(最近は年賀メール増えてきましたね)、スタジオのコンディションのチェック(この冬やっと加湿器が出動)。年末出来なかった大掃除なんてものも今頃やってます。

2009年1月 6日 (火)

明治の香り

14 6日、今日はいつもの路上ではなく(笑)寂れた民宿から伊勢湾の雄大な日の出を鑑賞。朝から他に泊り客がいないのでこちらの方が広いですよと女風呂でノンビリ。聞けばこの民宿は昨日から3日間他に予約は無くやっと1ヶ月振りにお休みが取れるんですとの事。私が泊まらなければ連休だったんですね。スイマセン・・・。

12 昼からは念願だった明治村を訪問。広大な敷地を蒸気機関車とチンチン電車を乗り継ぎ移動。(ちょっと鉄の血が騒ぎましたが) 明治時代の車両が今だに健在なのは凄い!年代物だけに維持管理が大変でしょうねえ。どこぞの元国営鉄道が貴重な蒸気機関車をウッカリ空焚きして壊してしまったという話があっただけに毎日フル回転という活躍振りには感心。

89 ここ最近古楽器と歴史的な建物との相性の良さに惚れ込んでいる身としては明治村はまるで宝の山。こんなところで是非コンサートをやってみたいと思える会場がテンコ盛り!建物は素晴らしいがサテどうやったらお客様を集める事が出来るのかが問題なんですが・・・。

58 展示の中に足踏みオルガンのコレクションを発見。海外の珍しい楽器を多く含む中々豪華なラインナップの様子。展示するハコは充実しているだけに楽器の収集もやってくれると良いのですがね。

105 今回の訪問の最大の目的は、いつも利用させていただいている明日館や旧甲子園ホテルとの関係が深いライト設計の旧帝国ホテル。ロビーだけの保存ながら当時の贅を尽くした内装の素晴らしさには脱帽、ここでコンサートをやってみたいものです。閉館まで存分に見学の後、夜一週間振りに帰京。

2009年1月 5日 (月)

伊勢おかげ参り

11 5日、正月明けの帰京の旅はノンビリ野次喜多道中よろしくお伊勢さんに「おかげ参り」からスタート。(ちょっとした寄り道です) 伊勢神宮は大混雑を予想するも世間は今日から仕事始め、結構スムーズに外宮・内宮へ。巨大な樹木が並ぶ荘厳な境内も素晴らしいが20年に一度(4年後)の遷宮のためにもう巨大な檜を大量に貯蓄しているのには感心。楽器関係者には羨ましいシステムでは・・・。

19 昔から詣客の楽しみは参拝後の参道の茶店での食事・買物。私も早速名物「伊勢うどん」を頂くことに。この「腰の無い麺に濃いダシ」という本場讃岐なら「不味い」条件ばかりという不思議なうどん、今まであまり感心した事が無いものの、地元で評判のお店で頂いたうどんは玉子をからめたトロミのあるダシと柔らかい麺の組合せが中々相性良く初めて「もしかして美味いうどんかも?」と思えました!

53 江戸時代のお伊勢さんの参道を再現したエリアの中心は先日「偽装事件」で製造中止に追い込まれた人気の餅屋の本店。製造再開のお蔭か大行列が出来る程の人気でしたね。そういえば昔の関西の小学校の修学旅行はほとんどがお伊勢参り、行く前から生徒の伊勢土産として学校で事前注文を取っていたのがこの赤○餅、今なら学校と業者の癒着として問題になっているでしょうねえ。

76 お伊勢詣での後は都会では中々入手困難な名物「的矢牡蠣」を求めて志摩半島の民宿へ。正月明けの混雑を予想するも余りにも僻地の宿だったためか全館貸切でした(笑)。大丈夫か?このお宿は・・・。新鮮な牡蠣美味し!

2009年1月 4日 (日)

恐るべきレコード屋

Photo 4日、神戸は今日が最後との事でレコード屋本屋を散策。ご贔屓の老舗本屋で70年代の関西ミニコミ誌(我が青春時代!)についての本など関西ネタの本を入手。何故か東京でも見かけなかった江戸落語の写真付エッセイ本も発見。(最近落語にハマってまして) レコードの方は南京町のご贔屓のお店でサルサの編集盤とスイングジャズの珍盤を入手。ブランド品からジャンクまで玉石混交の神戸名物・高架下商店街も散策。ジャンク屋の名に恥じぬ(?)溢れんばかりのレコード・CDの山積みのお店に入店すると、狭い通路を通る度にレコードの山が雪崩を起こし床に商品が散乱するも店主は全然気にしていない様子。雪崩状態の山から欲しいレコードが見つかればラッキー、それを山から無事に取り出せたら超ラッキーという何とも凄いお店。何よりも通路に商品が崩れておりほとんどの棚まで辿り着けないというのが困ったもの。別の店では私の一番の収集ネタのSPレコードの山を発見。どれも数百円という超安価に小躍りするも目ぼしい盤が無く残念ながら手ぶらで退散。

2009年1月 3日 (土)

新春の播州を散策

9 3日、関西で時間がある内にと今日は姫路散策。まずは定番「国宝姫路城」を数十年振りに訪問。最上階の天守閣から見る景色は最高ながら急勾配の階段の昇り降りが結構厳しい!まあ過食気味の身には丁度良い運動でしたが・・・。

95 城見学の後は城の横にあった藩屋敷跡を9つの庭園に造営したという「好古園」を散策。四季の移り変わりが美しい様々な様式の庭園は予想外に(失礼!)見応えあり。お勧めです。

 

116 最後は初めて書写山円教寺を訪問。ロープウェイで山上に登りそこから山中に点在する沢山の寺院を散策。(こちらも坂の多い山道が結構厳しい) 1000年の歴史を誇る由緒ある寺ながら、数年前話題のハリウッド映画「ラストサムライ」のロケ地というのが最近の話題との事。確かに数百年前の姿をそのまま残す風景は時代劇には最適でしょうね。播州の文化財を堪能して姫路からの帰路につくと正月明けの帰省の大渋滞に遭遇。皆さんご苦労様です。

2009年1月 2日 (金)

正月気分

62日、晴れたり雨が降ったりと落ち着かない寒空の中、新年の賑わいでごった返す神戸の街へ。正月気分を満喫するために生田神社や三宮・元町商店街を散策。今年はもう元旦から開けているお店が多い様子。どこも初売りの初々しさはあまり感じられないなあ。(福袋もただのバーゲン袋のようだし)

10 夜は旧友と呑み会。繁華街の行列の出来た焼鳥屋に入ると、「正月特別料金 焼鳥2串320円均一」「簡単な鍋料理2種類のみ」「他の料理は無し」という横暴メニューにビックリ。まあ昔も初詣客相手にどのお店も「正月にわざわざ開けてるんだから」と特別料金を吹っかけてましたね。ある意味古き正月気分を味わえたかも?

2009年1月 1日 (木)

あけましておめでとうございます

2 2009年元旦。あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

恒例の神戸での初日の出鑑賞、夜明け前に空を見上げると「元旦は曇り」との天気予報に反して雲は少なく星空が。今年も自宅近くの六甲山の山麓の穴場スポットで夜明けを待つ事に。(寒中の一時間は寒かった!) 最初東の空の雲は薄く今年もありがたい初日の出が拝めると期待するも、残念ながら時間と共に雲が増えて来てしまい肩透かし。(色彩豊かな夜明け雲鑑賞が出来たのがちょっと救いでしたが)

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