オルガンビルダー・エテンヌ氏
4日、我がオルガンの製作家エテンヌ氏が現在来日中との事で数年振りにメンテナンスを依頼。(何と歌手としての来日だったとの事、彼は実は売れっ子合唱メンバーでした) 我が楽器、連日の舞台での活躍で調子は良好なのでパイプのヴォイシングなどは「このままで大丈夫!」とのお墨付きを頂き一安心。チェックする演奏を聴いているとさすが製作家は素晴らしい音色を引き出すもんだと感心しきり。
折角のメンテナンスなので日頃触れない内部まで分解して念入りにチェック。今は大丈夫ながら数年後には危ないかも?といった箇所を中心に調整。
パイプの調整には残念ながら工作机が無いので急遽オルガン運搬用台車の裏側が作業台に変身。「日本の職人みたいだろう!」と日本大好きなエテンヌ氏が自慢するので「日本の職人は畳に立膝で仕事するんだよ」と言うと「僕は膝を組んで座れないよ」。
午前中はジックリと我がオルガンの調整。昼からオルガン奏者Nさんの楽器が到着しこちらもメンテナンス。結局珍しくエテンヌ氏のポジティフオルガンが3台も一箇所に結集する事に。
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