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2008年12月

2008年12月31日 (水)

今年1年お付き合いいただきありがとうございました!

1 2008年の大晦日。昨夜今年最後の仕事が終わり帰省のため深夜東京を出発し神戸へ。下り高速道路は比較的順調ながら途中の浜名湖SAは深夜でもマイカーで満杯で駐車出来ないほど。名古屋を越えると今度は雪模様に。明け方にいつもより時間が掛かって神戸到着。帰宅後は朝からやっと正月の準備。街は正月を迎える慌しさと荘厳な静けさが同居している様子。これでウチも何とか無事に年を越せそうです。

最後に皆様への御礼のご挨拶。この1年皆様にはこのBlogを通してお付き合いいただきありがとうございました。また来年も音楽を通じて皆様に様々な出会いをお伝えしていきたいと思っております。何とぞよろしくお願いいたします。 2008年12月31日

2008年12月30日 (火)

ベイエリアにバッハ降臨?

16 30日、今年最後のお仕事は昨日に続き都内某ベイサイドでのクラヴィコードの音取り仕事。昨日の機材トラブル(1時間分の音源が消滅してました・・・)、一体何故そんな事が起こったのか皆首をひねるばかり。演奏家の解説によると「今のテイクより次のテイクの方が良い演奏になるぞよ」と自作曲の録音を天から見守っていたバッハ様が、自分がボツと判断された録音を自ら消去されたのでは・・・という事だったようです。(本当か?) よって今回はバッハがお認めになった素晴らしい演奏ばかり。(笑)。年の最後のお仕事でバッハと遭遇出来るとは何とも幸運。(笑) 来年も色々な先人達と音楽を通してお会いしてみたいものです。さしずめヘンデル、ハイドンあたりが最有力候補でしょうかね。

2008年12月29日 (月)

築地は大賑わい

1 29日、今日は都心の湾岸エリアにクラヴィコードを持って出動。9時搬入ながら夜明けにはもう目白を出発。途中築地を通るのでこの季節の名物「牡蠣ソバ」を場内市場で頂こうと早起きして向うも築地周辺は朝6時台から年末の買出し客で大混雑。車を停めようにも大阪並みの不法駐車で周辺道路は満杯(交番近くでも平気で停めてました)、有料駐車場も車が長蛇の列でどこも停められない!泣く泣く築地訪問は諦めました。(折角早起きしたのに・・・)

71 今日は某所でクラヴィコードの音取りのお仕事。コンサートと違って生音よりも録音された音がきれいに聴こえないとと言う事で、マイクで録った音をヘッドホンで聴きながら調律。確かに生音とヘッドホンからの音では響きが結構違って聴こえます!ヘッドホンのお蔭で繊細なクラヴィコードの音色をしっかりと聴けるのはありがたいが、会場の離れた場所でのわずかなノイズでも飛び上がるほどウルサク聞こえてしまうのが玉にキズ。音取りは順調に進むも途中で突然録音機材のトラブル発生。(1時間分の演奏記録が急に消滅してしまったとか・・・) 先日の我がIpodでの1万曲データ消滅未遂事件があったばかりなので改めてデジタルの世界の恐さを痛感!

2008年12月28日 (日)

クラヴィコードでバッハ

41 28日、昨夜遅くにやっと年賀状の印刷が完了。毎年1000枚近く印刷するので最近の高性能プリンターは本当にありがたい。10年前まではプリント○ッコという今から考えると原始的な手刷りでの印刷と宛名書きに約一週間も掛かってましたよ。1日で終わるとは楽になったものです。今朝予備を印刷しようとプリンターを作動させると途中で急にプッツンと電源がOFFに。その後はウンともスンとも言わず何故か故障した様子。慌てて年末の賑やかな電気屋に持ち込み修理を依頼するも「修理完了は1月末でしょうねえ」との返事。突然の故障には困ったものの年賀状の印刷が完了していたのがせめてもの救いか。午後から明日から出番のクラヴィコードをスタジオに搬入しリハーサル。バッハの演奏にキルンベルガーの2番(純正5度が9個、純正3度が3個もある!)という珍しい調律法を使う予定。どんな響きに聴こえるのか楽しみ! そう言えばネット上でお付き合いのあった中堅音楽事務所が自己破産したと情報を知りビックリ。不況の荒波は音楽業界にも直撃? 来年来日予定だったアムスの古楽オケはどうなるのか心配。

2008年12月27日 (土)

1ケ月ぶりにフタを開けてみれば・・・

2 27日、年末の様々な雑務が押し寄せ慌しい1日。事務仕事と楽器調整を同時に進行。新年早々に出動予定ながらしばらく出番が無かったフォルテピアノのフタを約1ケ月振りに開けてコンディションをチェック。幸い本格的な乾燥が始まっていないお蔭か、調律はほとんど変化無くすぐにでもステージで使えそうな状態で一安心。楽器にとって「怖い冬」はこれからですね。ご用心あれ! 煩雑な事務仕事を少しでも効率良くしようと2年半放置していたパソコンを引っ張り出し起動を試みるもご機嫌すこぶる悪く思うように働いてくれず、半日悪戦苦闘するも結局最後サジを投げて終了。これなら最初から頼らなければ良かったと反省。楽しようとしたのが裏目に出てしまいガックリ。

2008年12月26日 (金)

外は大荒れながら・・・

23 26日、本格的な寒波襲来か朝から嵐のような強風で寒い!先日まで穏やかだった東北地方も本格的な雪の様子。この時期の東北行きなら大変だったかも・・・。先週で助かった! 外は荒れ模様ながらスタジオ内はあまり乾燥せず今だこの冬は加湿器の出動は無し! 晴天があまり続かないお蔭なのか、ある種の異常気象なのか。チェンバロにとってはありがたい天候なのですがね。先日1万曲のデータ紛失の危機だった我がiPod、必死のリカバリーで何とかデータを復元することに成功しホッ。1万曲を再入力なんてことになっていたら正月返上だったかも。

2008年12月25日 (木)

さあ年末へラストスパート

Photo 25日、聖誕祭りも今日で終了、街はいよいよ年末へラストスパートの模様。年賀状の買出し(やっと買いました)、部屋の整理(まだ準備段階ですが)などこちらも気分は少し慌しくなってきました。午後は近所のレンタルボックスを2軒ほど下見。近所に安価な物件を見つけ現在検討中。夜は池袋で忘年会。

2008年12月24日 (水)

クリスマスコンサート INいわき

15 24日、夜明け前に目白を出発。今日も路上朝焼け鑑賞会。日の出・日没というお天道様の1日2回の美しい贈り物を拝むたびに心身共にに活力アップ! 私の健康の源です。(朝焼け鑑賞健康法と言う名前で広めてもよいかも・・・)

23 今日はいわきのホールのロビーでランチタイムにクリスマスコンサート。先日のチェンバロお披露目コンサートに続きMarieさんがポジティフオルガンを演奏。(1曲チェンバロも登場) ロビーの特設舞台ではクリスマスツリーや電飾も賑やか。

46 Marieさんはクリスマスとの事で自前のサンタの衣装で登場(中々やりますねえ~)。 ほのぼのトークと切れ味鋭い演奏のコンビネーションが楽しく聴き応え充分。

43 演奏したロビーは石の床にしっかりした壁面、5階分の吹き抜けの広大な空間はまるでヨーロッパの大寺院のよう。パイプオルガンには最適な音響の空間でしたね。4ストップのポジティフオルガンながらまるで大オルガンのような迫力! 今後もこの素晴らしい音響のロビーコンサート沢山企画してください!(古楽器には最適!)

52 先日このホールでのお披露目コンサートに登場し、その迫力ある音色に度肝を抜かれた16f付きチェンバロの次回の登板が今日いよいよ発表。 次回は日本とイタリアの実力派チェンバリストの競演が4月に開催と発表。(東京といわきの2回のみ、16fチェンバロはもちろんいわきのみの登場です) 演奏家も日伊対決ながら、チェンバロもホール所有のドイツの重戦車のような楽器と張り合うのは我ジャーマンの予定、楽器もドイツとオランダのお国対決です。ホール所有の16f付きチェンバロと我がジャーマンの鳴りっぷりの聴き比べが楽しみ!

53 今日は昼間のコンサートなので終演が13時、すぐに帰るのも勿体無い!との事で小名浜漁港に寄り道。美味そうな魚を鑑賞後、豪勢な海の幸のランチ。夕焼けを鑑賞しながらノンビリ帰京。

2008年12月23日 (火)

一万曲のデータが消滅?

22 23日、昨日購入の新しいIpodにご機嫌でデータ入力をしていると何故か1万曲のデータが破損し真っ青に!(指示通りにやったつもりなのに・・・) データがいくらやっても入力出来ないので試行錯誤しているうちにどうも元データを紛失してしまった模様。

26 新たに一万曲のデータを入力するのはご勘弁!(一体どの位の時間が掛かるんだろう?) 仕方なく再び電気屋に走り補正ソフトを入手、藁にもすがる気分で今から再トライです。

29 山形での蕎麦三昧の日々の反動で帰京後はタイ料理に伊国蕎麦(パスタですな)などアチラモンばかり、今日やっと蕎麦屋訪問。上野の老舗店は店内はお江戸情緒満点で蕎麦も美味い、しかしたった5口で食べれてしまう何ともお上品な量には参りました。 山形の蕎麦屋が懐かしい!

2008年12月22日 (月)

何という温度差!

118 22日、起床後トイレに行くといつも濡れている窓が結露していないのにビックリ。朝気温が20℃まで上がったと聞いて納得。(9月並みの暖かさだったとか) 午前中はポジティフオルガンの調律変更。1/6ミーントーンから平均律へのチェンジながらあまり大きな上げ下げが無いのは、1/6ミーントーンが18世紀ウェルテンペラメント並みにバランスの取れた調律法なせいかも。午後は池袋の電気屋で買物。3年間無事故で今だ長距離ドライブの必需品として活躍中の我がIpodもそろそろバッテリーがへばり気味・・・。ダウンする前に新しいIpodにバトンタッチということで120Gを購入。容量は倍ながら本体の厚みは薄くなっているし値段も安い。性能が数段上がった上に値段が安くなるなんていう現象は我々生楽器の世界では信じられないのですがね。 電気店を徘徊中にパソコン売り場で偶然製作家のY氏と遭遇。メールも絶対やらない主義というY氏が何故パソコン売り場にいたのかがちょっと不思議? お会いするとすぐにクラヴィコードのお話で大盛り上がり。日頃難しい専門用語を振りかざすパソコン売り場の店員の横で「ゲブンデン」や「ブントフライ」など彼らに理解不能な用語を連発する我々はちょっと「アブナイ」お客に見えたかも・・・。夜は今度ポジティフオルガンを使う合唱団の方が試奏でスタジオ訪問。夜は午前中の暖かさから一転雨と共に厳しい寒さに。ただ雨のお蔭か冬の本格的な乾燥が来ずに助かってます。

2008年12月21日 (日)

雪山を後にして

2 21日、朝山形を出発、雪山を見ながら晴天の中快適に帰京。東京に戻ると結構暖かい!

17 午後から所用で有楽町へ。昨日までの蕎麦三昧の反動かランチはタイ料理屋に飛び込みスパイスの利いた激辛のトムヤムクンラーメン。やはり都会の味は刺激的。有楽町でたまたま開催中の骨董市に遭遇。早速大混雑の中市を冷やかすもお目当てのSPレコードはほとんど発見出来ず残念。骨董市の定番の神社の境内と違ってきれいなビルの中で骨董を見てもあまり気分が出ないなあ。

2008年12月20日 (土)

プーランク&蕎麦 IN山形

1 20日、今日は山形でプーランクの本番2日目。リハ前に蕎麦巡りに目覚めた(?)演奏家と一緒にまたもや山形市内のお店訪問。まずは最近評判というこじんまりとした駅近くのお店へ。焼き味噌をまぶしたおろし蕎麦が美味。

3 練習にホールに戻った演奏家を置いてこっそり私のみ2軒目へ。私の名前と同じ屋号の「U」、凝った店内に静かにバッハの無伴奏チェロ曲が流れるという「出来たお店」。たぐりやすい細い蕎麦が喉越し良くこれまた美味。

14 3時のおやつはまたもやリハが終わったばかりの演奏家とご一緒で老舗の「U」へ。オケの方多数のイチオシのお店はやはりハイレベル。ボリュームある太い田舎風の蕎麦は食べ応え満点。それだけ美味しい蕎麦が行列無しで東京の半額で頂けるとは山形は蕎麦好きには天国のような街でした。

4 名店揃いとあって蕎麦屋巡りに熱中してますが、ちゃんと仕事はしております。(笑) 今日は800席という中ホールサイズでのフルオケの演奏、音響の良いホールながら昨日以上にチェンバロとオケの音量差がある様子。舞台も演奏家で鮨詰め状態でチェンバロはもう舞台からこぼれそう。

19 公演終了後、山形の食文化研究中にお店で発見した標語。「商い ますます繁盛」と読めましたか?

2008年12月19日 (金)

雪の月山越え

11 19日、早朝山形を出発し酒田へ。途中の冬の難所・月山では激しい雪の中決死の山越えをする羽目に。地元の方はこんな雪は大したことは無いとおっしゃるのですが・・・。

15 オケより早く酒田に入り少し市内を散策。魚市場で凄いボリュームの朝定食(これで500円とは驚き!)の後、江戸時代のお屋敷などを見学。

43 今日は酒田のホールでプーランクの本番。5年前に新しく出来たという1300席のホールは中々音響も設備も素晴らしい!大編成のオケ相手にチェンバロはやはり秘密兵器使用でバランスを取ることに成功。音響が良いホールでもチェンバロはオーケストラには生音では勝てません!

48 リハの合間に再び漁港散策。月山は雪ながら酒田は雨、しかも寒さはあまり厳しくない様子。やはり冬の山間部は厳しい。

50 漁港を散策していると道路にこんなモノが転がってました。カマボコになるのか、ただの厄介者として捨てられているのか?

2008年12月18日 (木)

山形蕎麦巡り

Photo18日、今日も山形でリハーサル。朝一番に練習会場に行きお泊りのチェンバロをチェックするも、結構冷え切っておりピッチも行方不明状態。これは大変と暖房を付けると共に出来るだけの照明を楽器に当てて懸命の「温め」作業。2時間後には何とかピッチも戻り(調律もほとんど手直し程度まで回復)リハには間に合いホッ。

2 ランチは昨日その「古き良き情緒溢れる蕎麦屋」振りに感動した老舗「M」を演奏家と一緒に再訪問。「ここは有名ながら昼でも満員にならず静かに蕎麦を楽しめるお店」と申し上げながら12時前に入店するも何と我々が口開けのお客の様子。(何故?) 今日は温かい天婦羅蕎麦を注文。風情ある庭を眺めながら蕎麦を堪能出来る至福の時間。

5 今日もプーランクのリハーサル。指揮者から「当時はこんな楽器で演奏していたの?」と質問され少々困惑。オリジナル主義ならば当然「プレイエルのチェンバロ」の登場なのでしょうが、生憎私、そのモデルは持っておりません・・・。年に10回出番があれば購入も検討しますがね。

8 早目にチェンバロの出番が終了、3時のオヤツ代りにまたもや蕎麦屋巡り。今度は新入りながら評判のお店へ。こだわりの地元産の蕎麦を使い丁寧な仕事振りはさすが。トロトロの蕎麦湯も素晴らしい!ただBGMが普通の有線?昼の老舗のような情緒が無いのが残念。

10 今日3軒目はこれまた老舗の「M」。民芸調の古めかしい店内に古民具や骨董品が並び壁には有名人の色紙が勢揃い。大概こんなお店はハズレなのに出てきた蕎麦は香り高くしっかりとした味でそのレベルの高さにビックリ。

2008年12月17日 (水)

日本一贅沢なオケ練習場

12 17日、今日は山形のオケのリハーサルでチェンバロ出動。雪国での車中泊だったチェンバロは心底冷えきってしまい会場に搬入してチェックしてみるとピッチは何とA450まで上昇!(スタジオで調律してきたのに) 冬の東北恐るべし。今日のリハ会場は大正5年建築の旧県会議事堂。重要文化財の中で練習出来るとは何とも贅沢!音響・雰囲気も素晴らしくここでコンサートをしたいぐらい。

32 隣の旧県庁舎と2棟からなるイギリス・ルネサンス様式の豪華な洋館が市民に開放されているのが素晴らしい!結構コンサートに使えそうな空間が沢山ありました。東京にも欲しい!

43 今回は山響定期公演の中でプーランクの「チェンバロと管弦楽のための田園コンセール」でチェンバロが出動。大編成のオケ相手に流石にチェンバロは生音では叶わず今回も秘密兵器が登場。

28 山形といえばやはり「蕎麦」。気合を入れて蕎麦屋巡り。まずは全国に名を轟かす老舗「M」訪問。全国蕎麦ガイドの冒頭を飾った事もある名店ながらランチタイムでも空席あり、ご年配のお客様がゆったりと蕎麦を楽しまれている様子にはビックリ。味良し雰囲気良し値段良心的なのに何故?(東京なら大行列でしょうね) 老舗の貫禄に大満足!

30蕎麦屋のはしごの2軒目は中華そばから定食まである大衆蕎麦屋。それでも量タップリにしっかりとした蕎麦の味は良心的。やはり山形の蕎麦のレベルは相当高いゾ。

48 夜は江戸時代創業という山形市内一の老舗「S」へ。名物の板蕎麦という大盛を注文。「2人前はありますよ」との事ながら上品な量の大盛なので何なく完食。老舗らしい品のある接客が心地良い!

2008年12月16日 (火)

山形へ北上中

5 16日、昨夜遅く関西から戻り朝から楽器計4台の積み降ろし。連日チェンバロ仕事が続くも毎回楽器が変わるので積替えがひと苦労。連戦の疲れかここ数日腰の調子がいまひとつ・・・。年末最後のツァー突入前に用心のために急遽鍼治療へ。午後からフレンチのチェンバロを積んで山形へ出発。北国の雪がちと心配。高速の深夜割引狙いで約400kmの道のりを私にしては珍しく「亀の歩み」のごとく80kmで左車線をノロノロ走行。サービスエリアはすべて立ち寄り各地の名産品をチェック。(それでも時間余りそう) 経費節約も楽じゃない!

2008年12月15日 (月)

ノンビリ調律

11 15日、昨日久々の関西でのコンサートも終わり東京に移動する前に朝から家庭のピアノ調律を2件。お客様と楽しく世話話をしてから「大量生産ながら上出来だった頃」のY社のピアノを時間を掛けて調整・調律。昨日までの「15分で2台調律」なんていう修羅場(笑)の連続から一転ノンビリムード。昔「街の調律師さん」をやっていた頃は毎日お客様とのほのぼのとした会話を楽しみにしていましたっけ。夕方調律完了後、東京へ移動。今日も路上夕焼鑑賞ながらバックミラー越しなのが残念。

2008年12月14日 (日)

6台のヴァイオリンによる「ロザリオソナタ」

1 14日、今日は朝から兵庫のホールにチェンバロ・オルガンを持って出動。(またもや2台仕事!) イギリスのP・ベズシノワ氏率いるアンサンブルでビーバーのロザリオソナタ全曲演奏会。(何と4時間もの長丁場!) 今回の一番の話題は何といっても調弦の違う6台のヴァイオリンを使っての変幻自在のヴァイオリン演奏か。

16舞台には6台のヴァイオリンの他にテオルボやガンバ、そしてチェンバロとポジティフオルガンというただでさえ調律・調弦の厄介な楽器が勢揃いとの事で、演奏と同じ位の時間(ちょっと大げさですが)演奏家と私で調律し続けてました。

25 3部に分かれたプログラムの間の2回の休憩時間(これまた30分と長い!)もヴァイオリンなど弦楽器の調律で大賑わい!その上チェンバロやポジティフオルガンまで休憩ごとの調律変えのリクエストがあり中々大変!しかしそれだけ様々なコダワリを駆使して世紀の難曲に挑んだだけあって素晴らしい演奏で4時間お客を圧倒。特に様々な調弦をいとも簡単に弾きこなすベズシノワ氏の演奏には脱帽!彼の冒頭での完璧な日本語(凄い!)による解説にもビックリでした。

32 様々な調弦のヴァイオリン群を至近距離で拝見すると、ビーバーの指示通りに弦をクロスして十字に張った調弦の楽器なども拝めました。演奏家によると作曲家の様々な指示通りの調弦で演奏してこそ初めてこの曲の本来の姿が見えてくるはず、だから6台のヴァイオリンが必要だったとの事。これは我々には空前絶後のロザリオソナタでした。

2008年12月13日 (土)

チェンバロお披露目コンサート INいわき

Photo 13日、いよいよいわきアリオスホールのチェンバロお披露目コンサート本番。日本のホールでは初めてというヒストリカルタイプの16f付きチェンバロがお客様の前に初登場。

13 西山まりえさんによるオールバッハプログラム、最初はアンサンブル用として作られた兄弟楽器(ジャーマン1段)でインベンションから6曲、次に16f付きチェンバロに移りマルチェロ作曲バッハ編曲のオーボエ・弦楽・通奏低音のための協奏曲二単調、最後にゴールドベルグ変奏曲という豪華なラインナップ。チラシを作る前にチケット完売という人気にはビックリでしたが、地元の皆さんの新しいチェンバロに対する期待の高さを実感。

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多分チェンバロを聴く機会はほとんど無いお客様が多かったはずながら、皆さん最後まで集中してチェンバロの音色を堪能されていた様子。特にゴールドベルグ変奏曲の最後の音が消えた後も拍手も無く全員がしばらく余韻を楽しまれていたのが印象的でした。

22 終演後は我が街にやってきた新しいチェンバロをひと目見ようとほとんどのお客様が舞台に殺到。それでもマナー良く楽器を熱心に見学されてました。2台のチェンバロのお披露目も無事終わりホッ。深夜今度は東北から関西へドライブ。

2008年12月12日 (金)

いわきの16fチェンバロ明日デビュー!

11 12日、早朝(まだ深夜?)目白を出発、今日はいわきで路上朝焼け鑑賞会。太平洋に昇る朝日は雄大ながら雲もない晴天は意外に単調だなあ。

21 今日はいわき市内の小学校へポジティフオルガンを運んでミニコンサートを2件。(演奏は西山まりえさん) 私も「オルガンおじさん」という役柄で子供達に楽器解説。(ちょっと照れましたが・・・) 

24 小学生向けのオルガンコンサートながらプログラムはメルーラ、ピッキなど本当にシブいのはさすがまりえさん。それでも演奏と楽しいお話で初めて聴くパイプオルガンの音色に児童達は大喜びの様子。昨日のオルガンおじさん(ふいご屋氏でした)は最後の児童全員のオルガン伴奏での合唱では素晴らしい歌声を披露された様子。今日のオジサンは歌えませんヨ!

31 学校でのミニコンサートの後は明日いよいよお披露目公演のいわきアリオスホールのチェンバロリサイタルのリハーサル。小ホール(200席!)の贅沢な空間の音響が素晴らしい!

36 いよいよベールを脱ぐ16フィート付きジャーマンモデルのチェンバロ。「まるでグランドピアノを弾いているみたいに鳴ってます」という演奏家の感想も有るほど、まだ生まれたてながらチェンバロの調子は絶好調!

45  今回のお披露目コンサート、当初はホール所有の大型2段チェンバロのみ登場の予定が、演奏家の希望で2台目のチェンバロとしてホール所有の1段チェンバロも急遽舞台に登場の予定。小型のチェンバロも2段鍵盤に負けシじと中々の鳴りっぷり!明日のお披露目コンサート、乞うご期待! 夜はいわきアリオスのスタッフと懇親会。いわきの海の幸や福島の地酒を地元の方にご指導いただくことに。いわきの味覚の四季を存分に味わうにはまだまだ勉強が必要な様子。しばらくは「いわき詣で」に凝りそうです。

2008年12月11日 (木)

JSバッハ・ガンバソナタ IN近江楽堂

4 11日、今日は近江楽堂で品川・福間コンビによるJ・S・バッハのヴィオラ・ダ・ガンバソナタ全曲コンサート。演奏家の熱演もさることながら、ほど良い人数の(笑)お客様の時の近江楽堂の音響は本当に素晴らしい!(このホールはやはり80人までで聴くのが最高) 財務省的には無理やりでも120人入れたいところでしょうが・・・。

2008年12月10日 (水)

ついにベールを脱いだ!ド迫力の16fチェンバロ

24 10日、早朝ふいご屋氏の車に同乗していわきへ。(助手席でのドライブは何年振り?) 今日は13日本番のいわきアリオスホールの新しいチェンバロお披露目コンサートのリハーサル。朝からまだ湯気が立っている(?)生まれたてのチェンバロを丁寧に調整・調律。続けてホール所有のもう1台の1段チェンバロとポジティフオルガンもご機嫌伺い。(何と贅沢なホールだろう) ホールに珍しいチェンバロ・オルガンが入ったとの事で朝から地元ピアノ調律師の方々が見学で来訪。こちらも同業者の方を前にして緊張しながら調整&楽器説明。

37 記念すべきお披露目コンサートには西山まりえさんが登場。公演の前2日間で3校の地元小学校でのポジティフオルガンの出前コンサートもあるとの事。子供達が初めて見るパイプオルガンにどんな反応を見せてくれるか楽しみ。私も「謎のオルガンおじさん」(笑)として児童の前で少しお話をする事になりこれまた楽しみ。(明日はふいご屋氏がピンチヒッターですが)

48 13日のチェンバロお披露目コンサート、チラシを作る前に先行予約のみでチケット完売という超人気だったそう。(凄い!) 今回主役のチェンバロは日本のホール所有楽器としては初めてのヒストリカルタイプで16f付の大型ジャーマンモデル。(製作家はドイツ・ハンブルグのMatthias Kramer) バッハの活躍していた時代に作られたモデルとの事。そこで今回のお披露目コンサートは当然バッハ・プログラム、そして注目はやはりプログラム後半の「ゴールドベルグ変奏曲」。初めて聴くヒストリカル16f付きのド迫力の「ゴールドベルグ」に奏者も私も大興奮!今までに聴いた事がないダイナミックなバッハの世界が突然出現しもうビックリ仰天でした! 皆さんに是非聴いていただきたかったのにチケット完売とは本当に残念! 次のいわきアリオスでのチェンバロコンサートを是非お聴き逃しなく!(どうも4月にある様子ですよ)

この注目のチェンバロ(after Christian Zell 1728)についての製作家Kramer氏のコメントを少しご紹介。

「このモデルの楽器のオリジナルは現存していませんが、蓋だけ(大きさや角度などから16fの楽器の蓋であると判明しています。)ハンブルグの博物館に現存しています。この楽器に関しては1754年に発行された新聞の掲示板広告(楽器の売買)が残っており,それにはFleischer氏制作の楽器と書かれていますが、Fleischer氏はその30年前の1722年にはすでに亡くなっており、彼の未亡人がその後楽器製作者のZell氏と再婚し、彼の工房を引き継いだ記録もある事から、この楽器も実際のところはZell氏制作のものではないかと言われています。
バッハと16fの関係も、彼の死後ケーテンでの楽器庫リストに、16fの楽器が1台あった
と記載されています。  それとバッハ,バッハの息子たちが頻繁に出入りしコンサートなどを行なったライプチッヒのZimmermann Cafeの楽器リストにももう一台16フィートの楽器があった記録が残っています。ですから、当然バッハ自身も16fの楽器でオーケストラとの協奏曲や通奏低音などに演奏していたと、想像されます」

2008年12月 9日 (火)

中央道&東名道を制覇!

Photo 9日、今日もチェンバロリハーサルが続く。1台のチェンバロは明後日から神戸で出動の予定。(またもや分身の術です) 楽器が勝手に新幹線で移動してくれる訳もなく、宅急便で送る訳にもいかず、何とか神戸まで運ばないといけない・・・。苦肉の策でチェンバロのバトンリレー方式を採用。リハ終了後に楽器を積んで東京から中央道で名古屋へ、第2走者(笑)にバトンタッチの後はそのまま高速を降りずに東名を使って東京まで帰還。結果的には中央道と東名道を途中下車せずに一気に走破!(約700kmのドライブでした) 誰もこんな事やらんでしょうねえ。

2008年12月 8日 (月)

1年で6万kmも走れば・・・

1 8日、先日の停車中に当てられた事故による傷修理で車屋へ。傷も小さく簡単な部品交換で済みますと聞いてこの機会に気になっていたフロントガラスの傷の修理も依頼する事に。1年に約6万km(!)も走っていると高速走行中に跳ねた石がフロントガラスに当たってヒビが入る事が結構あって困ったもの。(車検ごとに修理しているかも・・・) ただ以前はヒビが入るとガラス総交換だったのが最近は部分修理が可能になり(どうやって透明なガラスを埋めるんだろう?)助かってます。

3 今日はスタジオは大繁盛。連日のN氏のチェンバロのソロ練習に続き、12月11日近江楽堂でのデュオリサイタルを控えた品川聖&福間彩コンビのリハーサル。今回はバッハのガンバソナタ全3曲と福間さんのフランス組曲第4番という盛り沢山のプログラム。留学帰りの活きの良い若手世代の演奏に乞うご期待!

2008年12月 7日 (日)

調律三昧

10 7日、今日は調律三昧の1日。まずはイタリアンモデルのチェンバロを1/6SCのMeantoneに。今年初めて知ったこの調律法は今年最大の収穫でした。純正3度も5度も皆無ながら結構転調自在、Meantoneのテイストもしっかり併せ持つというスグレモノ。初期物で記号が多く1/4SCではキビシイ曲などには結構合います。一度お試しあれ! 最近絶好調のジャーマンには御馴染み1/6PCのVallotti。そう言えば海外の演奏家からこの調律法を指定されることが少なくなったかも・・・。 バッハの息子達のチェンバロ協奏曲やプーランクをモダンオケ相手というフレンチ2台には1/12PC(世の中に一番流通している例の調律法ですね)。今年新加入の白フレンチ君(某イタリア人からエルトソ・ジョンモデルなんで命名されてましたっけ。私は最初アグネス・チャソモデルと呼んでましたが・・・。白いギター・・・ 年がばれる?)、古株の「仏壇」フレンチ(周辺の皆さんはこんな愛称で呼んでましたっけ?)に負けない鳴りっぷりに育ってきた様子。

2008年12月 6日 (土)

見た事がある楽器が・・・

5 6日、朝からメンテンナンスから戻ったオルガンのチェック(やはり製作者自身の調整なので新品に戻ったように快調!)&出動間近のチェンバロのご機嫌伺い。海外の楽器ながら数年ごとに製作者が来日してくれるのはありがたい限り。空き時間に少し近所を散策。今日は暖かな冬の好天で散歩も気持ち良し。

1 昼は来週神戸でコンチェルトを演奏のN氏のリハー サル。モダンの室内オケ相手との事で最近ウチで一番人気の白フレンチが出動の予定。

夕方所用で池袋に出たついでに久々にCD屋を冷やかすと、店内の新譜コーナーに珍しくフォルテピアノの写真があるゾと近づいてみると何と我が楽器でした!何も聞いていなかったのでビックリ・・・。関係無い別のコンサートの写真まで使われていましたし・・・。

2008年12月 5日 (金)

冬の雨

5 5日、今日は都内をあちこち移動するも生憎の雨。冬の乾燥が始まりチェンバロも冬仕様に馴染んでくれるかと思いきや久々の湿気でまた逆戻り。雨なのでスタジオの除湿器を作動させると今度はすぐに40%まで下がってしまうし、この時期中々湿度コントロールが難しい・・・。この雨もまもなく雪に変わるのだろうか?近々の東北出張が少々心配。現地からはスタッドレスの4WDの車を準備してますよなんて言われてますが。(大丈夫か?)

2008年12月 4日 (木)

オルガンビルダー・エテンヌ氏

20 4日、我がオルガンの製作家エテンヌ氏が現在来日中との事で数年振りにメンテナンスを依頼。(何と歌手としての来日だったとの事、彼は実は売れっ子合唱メンバーでした) 我が楽器、連日の舞台での活躍で調子は良好なのでパイプのヴォイシングなどは「このままで大丈夫!」とのお墨付きを頂き一安心。チェックする演奏を聴いているとさすが製作家は素晴らしい音色を引き出すもんだと感心しきり。

16 折角のメンテナンスなので日頃触れない内部まで分解して念入りにチェック。今は大丈夫ながら数年後には危ないかも?といった箇所を中心に調整。

17 パイプの調整には残念ながら工作机が無いので急遽オルガン運搬用台車の裏側が作業台に変身。「日本の職人みたいだろう!」と日本大好きなエテンヌ氏が自慢するので「日本の職人は畳に立膝で仕事するんだよ」と言うと「僕は膝を組んで座れないよ」。

21 午前中はジックリと我がオルガンの調整。昼からオルガン奏者Nさんの楽器が到着しこちらもメンテナンス。結局珍しくエテンヌ氏のポジティフオルガンが3台も一箇所に結集する事に。

2008年12月 3日 (水)

抱腹絶倒!ヴィヴァルディ IN蒲田

15 3日、昨日に引き続き大田区蒲田のホールでラフォソテーヌの音劇「ヴェニスの夜」公演の本番。昨日に比べると乾燥が激しくオルガンとチェンバロの2台合わせは中々厳しい環境、本格的な冬到来を実感。

7 芸達者なメンバー(今回はゲスト2人を加えて総勢6人)の強力なアンサンブルをベースに、コスプレ演奏あり、爆笑コントあり、客席乱入ありと盛り沢山のヴィヴァルディプログラム。日本古楽界屈指の演奏ながら誰が聴いても楽しめるという彼らならではの充実した2時間。そのエンタテイメント振りには脱帽!

2008年12月 2日 (火)

またもやハードル高し、2台調律

Photo 2日、今日は大田区のホールで明日本番のラフォソテーヌ公演のリハーサル。先週に続いてチェンバロとポジティフオルガンの2台出動。幸い今回は2段積みは無し(助かった!)、しかし照明が暗転からフルまで変化が激しい事!先週に続きチェンバロ・ポジティフオルガンにとって厳しい環境になる様子。

8 今回のラフォソテーヌ公演、相変わらず充実した演奏と楽しい演出で「見せます!聴かせます!笑っていただきます!」と盛り沢山のステージになる様子。お聴き逃しなく!会場の大田区のホール、1500席の大ホールながら古楽器アンサンブルの演奏が後ろまでしっかりと聴こえビックリでした。主催公演で古楽器は初めてだとか。舞台のサイズが可変で小編成でも充分に聴こえる音響の良さが素晴らしい!

2008年12月 1日 (月)

メンテな1日

64 師走1日、長旅から戻り朝からスタジオの楽器のご機嫌伺い。午後からの大人数のリハーサルに備えてチェンバロとポジティフオルガンを準備。スタジオは乾燥期なので除湿器イラズで大助かりながら加湿器の投入のタイミングが中々難しいですゾ。午前中は都内を雑務でウロウロ。

Photo 昼から先日追突された車の修理の相談で車屋へ。あまり面倒な修理にならないようでホッ。(かすり傷程度でした) その後オイル交換と珍しく洗車。車のメンテの次は我が身の番とばかりに八王子に鍼治療へ。長旅の疲れで軽い腰痛発生、慌てて診断していただくと今回の腰痛はいつものような過労でもなく暴飲暴食からくる内蔵のトラブルでもなく、珍しく胃の不調が原因だろうとの事。そう言えばフェリー乗船前にたらふく食べた安い回転寿司のネタが怪しいとの結論に。その手のお店は漁港に近いからといって新鮮な魚を出している訳ではなかったですね。

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