フォルテピアノ&チェンバロ デュオ
13日、朝からジャーマンチェンバロとシュタインモデルのフォルテピアノを持ってご近所のホールに出動。今日は目白駅前商店街組合のお仲間のジャーマンと計3台の楽器が登場する珍しいフォルテピアノ&チェンバロのデュオコンサート。出演は東西ドイツ出身の2人のチェンバロ・フォルテピアノ奏者。
フォルテピアノとチェンバロの3台すべてでの4手の連弾を始めチェンバロ2台の連弾、チェンバロとフォルテピアノの連弾を2人でポジション交代という計7通りの組合せで演奏という何とも贅沢なプログラム。3台の楽器の配列も慎重に2人で相談、結局後ろからケネディジャーマン・カルスベックジャーマン・シュタインフォルテピアノという組合せ。
アンドレアスとクリスティーヌの2人の丁々発止の演奏のやり取りには大興奮。実力派2人が同じ楽器を料理するとここまで音が変わるのかとその色合いの違いにまずはビックリ!楽器を鳴らせる演奏家でもそれぞれの音は本当に個性豊か! また今回実は目白商店街組合の売れっ子ジャーマンモデル2台の初めての共演、これがまた同じオランダ製のチェンバロながらそれぞれの個性が激突し火花を散らしていた様子。(どんな風に聴こえたのか興味深々です) 今回もうひとつの注目はフォルテピアノとチェンバロの共演。これも実は元々ピッチが違う楽器同士なので同時に演奏は大変でした。(2台のチェンバロの共演でも大騒動なのに・・・) 幸い3台の楽器の調律を上手く合わす事が出来て調律師としては一安心。2人の演奏もエキサイティングながら調律師にとってもスリリングなコンサートでした!
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