ガット弦の銘器で聴く至福のモーツァルト
9日、今日は早朝からフォルテピアノで都心のホールへ出動。日曜なのでいつもの渋滞は無く予定より相当早く現地に到着。それではと朝から時間つぶしに近所の護国神社の骨董市を見学へ。
骨董市のガラクタの中に手頃なフォルテピアノ用短足台を発見。早速購入を決めるも関西人の性、値切り交渉を開始し店主と激しくバトル、最後に値引きする代わりに色々なオマケをつけてもらって幕。オマケの広重の浮世絵の外人向けのポストカードが中々素晴らしい!このポストカードをイタリア人のマエストロに贈呈すると結構喜ばれました。(タダだったのは内緒)
今日は先日伊国水都バロックオーケストラのリーダーで来日のVn奏者カルミ氏の唯一のソロリサイタル。オールモーツァルトプログラムで共演はスイス在住のフォルテピアノの矢野泰世。先日のオーケストラとのヴィヴァルディプログラムではイタリア人ならではの躍動感溢れる演奏を聴かせてくれたマエストロ、今回はフォルテピアノとの共演で明るく滋味溢れるモーツァルトを披露。その驚異のヴァイオリン演奏の源は、ヴァイオリンの最高峰「ストラディ」の1732年製「バイヨン」にガット弦を張ったという何とも贅沢な銘器の音色。その芯のある透明感溢れる音色とその艶やかさには驚嘆!
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